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2011/12/05
昇降機
デルタコントローラ
積載荷重5,300kg
エレベータの法定検査に立ち会いました。相変わらずデカイです。
お化けみたいなエレベータばかりを扱うこの製造メーカさんから
本社の技術者さんも同席されておりましたが
曰く「5dから」だそうです。なので「これは小さい方ですよ〜」だと・・・
まぁ、50dエレベータなんて化け物を造る会社さんですからね。
荷物用なので実際に人間だけで乗ることはいけませんが
50kg位の体重の方だと100人以上乗れます。あの物置より乗れます。
積載質量だけでの判断ですが、50dだと1,000人乗れます。
その辺のライブハウスよりキャパがあります。
世界一大きい、その50dエレベータはトレーラをそのまま乗せるそうです!!!
さらに同じ施設には30dタイプもあるそうな・・・訳が分かりません。
久しぶりに、機械室に入り制御盤を見ましたが・・・
デルコン!
ブッハー・ハイドロリックス電子制御弁のコントロール・カード
デルコンに変更されてる!
(なぜ変更になったのか!?理由は割愛します・・・)
割愛してはならない電子制御弁の撮影を、し損ねました。
このエレベータは油圧式エレベータ(間接式)です。簡単に言うと上昇時はタンクにある油をシリンダに送り込んで(プランジャを)伸ばす。下降時は油を抜く事で縮める(カゴの自重で下がる)。
間接式なので、この動作に滑車とワイヤ・ロープを芸術的に介してカゴを動かします。(ロープ交換が大変なんだなぁ〜)
油の流量を変化させることで始動・停止を行うのですが、変化の付け方が「流量制御弁方式 」と「インバータ方式」の2つ有ります。この機種は前者方式で、デルコンによって流量を監視し弁の開け閉めを制御してます。ですから、低速・高速関係無しにコンプレッサのモータは100%の回転速度で回ります。なので消費電力量は半端無いはずです。
インバータ方式にすれば消費電力的には優れますが、モータの容量が半端無く大きいので、それなりのインバータを用いないとなりませんし、この機種はモータが2台あるので流量制御を採用しているのでしょうね。
もっと言えば、5dクラスでも機械室レスのロープ式が一般的になってますので油圧エレベータの活躍の場は減る方向ではないでしょうかね。
ギヤレス・モータ機械室レスの10dエレベータも有るそうですよ〜!
シーケンサ
リレー
■
登録2011/12/05 11:53:34 更新2011/12/05 11:59:19
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積載荷重5,300kg
エレベータの法定検査に立ち会いました。相変わらずデカイです。
お化けみたいなエレベータばかりを扱うこの製造メーカさんから
本社の技術者さんも同席されておりましたが
曰く「5dから」だそうです。なので「これは小さい方ですよ〜」だと・・・
まぁ、50dエレベータなんて化け物を造る会社さんですからね。
荷物用なので実際に人間だけで乗ることはいけませんが
50kg位の体重の方だと100人以上乗れます。あの物置より乗れます。
積載質量だけでの判断ですが、50dだと1,000人乗れます。
その辺のライブハウスよりキャパがあります。
世界一大きい、その50dエレベータはトレーラをそのまま乗せるそうです!!!
さらに同じ施設には30dタイプもあるそうな・・・訳が分かりません。
久しぶりに、機械室に入り制御盤を見ましたが・・・
デルコン!
ブッハー・ハイドロリックス電子制御弁のコントロール・カード
デルコンに変更されてる!
(なぜ変更になったのか!?理由は割愛します・・・)
割愛してはならない電子制御弁の撮影を、し損ねました。
このエレベータは油圧式エレベータ(間接式)です。簡単に言うと上昇時はタンクにある油をシリンダに送り込んで(プランジャを)伸ばす。下降時は油を抜く事で縮める(カゴの自重で下がる)。
間接式なので、この動作に滑車とワイヤ・ロープを芸術的に介してカゴを動かします。(ロープ交換が大変なんだなぁ〜)
油の流量を変化させることで始動・停止を行うのですが、変化の付け方が「流量制御弁方式 」と「インバータ方式」の2つ有ります。この機種は前者方式で、デルコンによって流量を監視し弁の開け閉めを制御してます。ですから、低速・高速関係無しにコンプレッサのモータは100%の回転速度で回ります。なので消費電力量は半端無いはずです。
インバータ方式にすれば消費電力的には優れますが、モータの容量が半端無く大きいので、それなりのインバータを用いないとなりませんし、この機種はモータが2台あるので流量制御を採用しているのでしょうね。
もっと言えば、5dクラスでも機械室レスのロープ式が一般的になってますので油圧エレベータの活躍の場は減る方向ではないでしょうかね。
ギヤレス・モータ機械室レスの10dエレベータも有るそうですよ〜!
シーケンサ
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