株式会社 清崎音響システム

     

最近の記事
カテゴリー
プロフィール
カレンダー

2011 年 12 月
S M T W T F S
       
01
 
02
 
03
 
04
 
05
06
 
07
 
08
 
09
 
10
 
11
 
12
13
 
14
15
 
16
 
17
 
18
 
19
20
 
21
 
22
 
23
 
24
 
25
 
26
27
 
28
 
29
 
30
 
31
 
前月 BLOG TOP 翌月

コメント
最近の画像

組配は一旦終了しました。
組配は一旦終了しました。

Photo Gallery 2011/12

過去記事


twitter twitter Facebook YouTube


携帯サイト 携帯電話のアクセサリーに付属している「バーコードリーダー」で左のQRコードをスキャンすると携帯専用サイトのURLがゲットできます。
 ※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。


計0539258 / 今日0164 / 昨日0687

2011/12/05 昇降機
デルタコントローラ
デルタコントローラ
積載荷重5,300kg

エレベータの法定検査に立ち会いました。相変わらずデカイです。
お化けみたいなエレベータばかりを扱うこの製造メーカさんから
本社の技術者さんも同席されておりましたが
曰く「5dから」だそうです。なので「これは小さい方ですよ〜」だと・・・
まぁ、50dエレベータなんて化け物を造る会社さんですからね。

荷物用なので実際に人間だけで乗ることはいけませんが
50kg位の体重の方だと100人以上乗れます。あの物置より乗れます。
積載質量だけでの判断ですが、50dだと1,000人乗れます。
その辺のライブハウスよりキャパがあります。

世界一大きい、その50dエレベータはトレーラをそのまま乗せるそうです!!!
さらに同じ施設には30dタイプもあるそうな・・・訳が分かりません。

デルタコントローラ
久しぶりに、機械室に入り制御盤を見ましたが・・・

デルタコントローラ
デルコン!

デルタコントローラ
ブッハー・ハイドロリックス電子制御弁のコントロール・カード

デルコンに変更されてる!
(なぜ変更になったのか!?理由は割愛します・・・)

割愛してはならない電子制御弁の撮影を、し損ねました。

このエレベータは油圧式エレベータ(間接式)です。簡単に言うと上昇時はタンクにある油をシリンダに送り込んで(プランジャを)伸ばす。下降時は油を抜く事で縮める(カゴの自重で下がる)。
間接式なので、この動作に滑車とワイヤ・ロープを芸術的に介してカゴを動かします。(ロープ交換が大変なんだなぁ〜)

油の流量を変化させることで始動・停止を行うのですが、変化の付け方が「流量制御弁方式 」と「インバータ方式」の2つ有ります。この機種は前者方式で、デルコンによって流量を監視し弁の開け閉めを制御してます。ですから、低速・高速関係無しにコンプレッサのモータは100%の回転速度で回ります。なので消費電力量は半端無いはずです。
インバータ方式にすれば消費電力的には優れますが、モータの容量が半端無く大きいので、それなりのインバータを用いないとなりませんし、この機種はモータが2台あるので流量制御を採用しているのでしょうね。

もっと言えば、5dクラスでも機械室レスのロープ式が一般的になってますので油圧エレベータの活躍の場は減る方向ではないでしょうかね。
ギヤレス・モータ機械室レスの10dエレベータも有るそうですよ〜!

デルタコントローラ
シーケンサ

デルタコントローラ
リレー

登録2011/12/05 11:53:34  更新2011/12/05 11:59:19  コメント (6)