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2009/09/26
コラム・雑感
勘違い、履き違い。
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ここ2ヶ月の間に、70歳前後の経済界では重鎮とも言える二人の失言を目の当たりにして、愕然とした筆者であった。
一つは、ある人の祝賀パーティーに関する会話の中で、「まあ、言っちゃ悪いけどあの人の職業は一般的に身分が低いからね・・・」。そして、もう一つは「私にとっちゃ、向こうは業者だからね・・・」である。
先ず、「身分が低い」という軽率且つ稚拙な発言だが、まあ日本人らしい職業差別の典型だ。自分を棚にあげて平気で罵っている。その年代は日本の高度成長期に汗まみれになって働いて来た世代でもあり、人の心の痛みを知り尽くしているものと思っていたが、その方はそうではなかったようだ。実に残念でもあり、またその方に対して過大評価している筆者も見る目がないと思った次第。
また、「業者」と発した方もかなり屈曲した考え方をお持ちのようだ。「業者」という言葉の定義は、商工業を営む者、同じ種類の事業や商売をしている人ということである。しかし、ちまたでは「業者」と言えば、「出入り業者」という意味合いを表に出して、そこで優劣や身分の上下を言いたそうにしか見えない。
前者の「身分が低い」という事に関しては、人間性に問題があるようなので評価のしようがなく、言語道断である。また後者については、商工業に従事している者は皆同じ「業者」なのだが、少しでも自分が江戸時代の庄屋の身分を形作って、お山の大将になりたいのか知らないが、これも大変稚拙な物事の考え方であると思われる。
筆者は昔から異業種交流会の中で口を酸っぱくして言って来たのはこういう事なのだ。・・・「自分にとっては相手を業者と見下す人が居るが、その業者の方々が宴会や家族連れで食事に足を運んで来たら、大切なお客様になりはしないか!」、「その時、日頃業者と言って見下していた人は、どういった態度をとるのだろうか?」。
色んな業界や協会団体を見回しても、皆が商工業を営む人であるにも関わらず、自分の属する会社や団体以外に対して「業者」と見下す傾向にあるのが不思議でたまらない。この世の中、「GIVE & GET」なのだが勘違い、履き違いが多過ぎる。・・・このような稚拙な考えを払拭させない限り、霞ヶ関や地方自治体の「予算」に対する誤った考えや多発している「公金横領」などの事件が無くなるはずもない。
フラットな思考を持つ事で、世の中の事象が正確に把握できるのではなかろうか。世の中は常に持ちつ持たれつで動いているのである。差別をしたがる人、見下しを趣味としている人は、その仮面を剥がすだけでその本人が楽になるのだが・・・。清らかな水が流れる川の如く、「自然体」が一番の様な気がしてならない筆者である。
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登録2009/09/26 13:49:34 更新2009/09/26 13:49:34
2009/09/25
コラム・雑感
公道使用許可の難しさ!
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◎マレーシア/ランカウィの鍾乳洞とコウモリ
新聞社関連の企画業務に従事していた頃、伝統芸能からハイテクまで幅広く企画書を数多く書いていた。当時、皆が鉛筆や万年筆で筆耕していた頃、既に自前のパソコンを持ち込み、数倍の速さで企画書を書く事に快感を覚えていた時代である。
人を集めるにはどのような「客寄せパンダ」があるのか。読者は今何を求め、そして何を学びたいのか。意表を突く様なイベントとはどういうものなのか。入浴中であろうが、レストルームに居ようが、辺り構わず頭の中はブレーンストーミング状態であった。
しかし、企画という物は全てが全て成功するとは限らない。イベントにしてもセミナーにしても、常に物足りなさを感じつつ、納得の行かないまま次の仕事に移らなければならなかったのだ。
以前、一つの大きな仕掛けを県警に持ち込んだ事があった。それは大掛かりなイベント開催の為に、各所の公道使用許可を取らねばならかった。しかし、なかなか警察側の牙城は固かった。
実は、熊本県八代市から阿蘇方面までの世界最大級の国際トライアスロン大会を構想していたのである。八代外港で泳がせ、鏡県道を通り国道三号線から当時の中央町を自転車で抜け、当時の久木野村でマラソンに。そして阿蘇外輪山(南北25km、東西18km、周囲128q)を1周するといった大規模なスポーツ・イベントだ。
ここでネックとなるのが、国道三号線を横断する時どうすれば警察側を説得できるか。交通量の多い国道の自転車による横断は危険極まりなく、そのポイントを数百人のアスリートが走るには事故の危険性が高過ぎるのである。
それでも何度も足を運ぶ筆者に、県警担当官二人(警視と警部)は次第に背を向けて苦笑いをするほどであった。それでも食いついてまた足を運ぶ。
2回目の交渉の日に、筆者が「国道三号線のアスリート横断についてですが、アスリートが歩道橋を担いで歩くという事で、そこは許可願いますか?」と聞いてみた。担当官は意表を突かれたようで、暫く黙っていたが・・・「それは、事故回避に繋がり問題はなさそうですね。」と答えた。
それから幾度も警察側との押し問答が続く。また、担当官が地図を指しながら「そこは路線バスが通っているので、日頃お年寄りがバスに乗っています。そのバス停のところから次のところまでを交通規制するには問題が有る!」と言う。
すかさず、「では、1台の路線バスにその時間帯で何人ほどのお年寄りが乗られていますか?交通規制をして頂きたいので、その間をサポーターでお年寄りを背負って運んだら駄目ですか?」と押してみた。・・・担当官は無言だったが、駄目とは言わなかった。
このように一つ一つの詰めを行い、ほぼ全体像が見えて来た頃に再度担当官の所へ足を運んだ。これで全て公道使用許可が得られるのかと思いルンルンの筆者であったのだが・・・何とその日の朝刊に「宮古島でトライアスロン練習中に珊瑚礁で波に呑まれ二人死亡」という記事が載っているではないか。
最終詰めの段階に、担当官が「こういった死亡事故もあり、大変危険なものです。今回はその壮大な企画ではあるようですが、国際大会で事故があってはなりません。諦めてもらえませんか!?」と一言。1年近く構想を練って来た筆者の企画が白紙になったのである。糸が切れた凧のように、頭の中の緊張感が一瞬で消えてしまった。
今思い起こせば、その警備に警察官や警備員、サポーターがが2000人ほど必要となる。世界最大級の国際大会は夢幻となったのかと、肩を落として帰社したことを昨日のように思い出す。・・・そんな時、写真のコウモリのように気合でぶら下がって、逆転の発想で再度挑戦したいと意気込んでいた若かりし頃に苦笑いである。
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登録2009/09/25 02:32:39 更新2009/09/25 02:43:15
2009/09/23
コラム・雑感
セカンドライフは言葉の壁を破る!
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◎JALリゾート シーホークホテル福岡から見た福岡タワー(資料映像)
◎資料映像
日本語は世界でも難しい言語に属する。漢字、平仮名、片仮名、変体仮名、そしてローマ字まで操る日本人。文盲率もすこぶる低い有能な民族なのだ。
表意文字などは漢字をボーッと眺めているだけでも意味が分かってしまう。古代エジプトの象形文字のようだが、実に面白い。
しかし、これだけの言語を操りながら、アルファベットとなると引いてしまう人が多く、英語圏の人とのコミュニケーションに慌てて何でも「YES.」と言って作り笑いとともに誤摩化してしまう。
ところが他国の人は、しっかり話し合う事により意思の疎通を図り、納得行くまで会話を続けるのだ。僅か26文字というアルファベットには漢字のような深い意味合いを一瞬で表す機能がない。同じ単語でもニュアンスが違ったりするので、誤解を招かないように何度も確認をとるのである。
日本人はアバウトな表現や解釈であっても、相手に自分の気持ちや考え方が伝わっていると思い込んでしまう傾向に有るのではないか。日本人らしいコミュニケーション手法に「腹芸」というものがあるが、これもまた外国人には理解しがたいものの一つのようだ。
昨夜、英国から1人の女性が熊本ジャパン(三次元仮想現実世界セカンドライフ)に降り立った。メンバーになるにはどうすれば良いのか、メンバーになった場合にどのような特権や義務、制約が生じるのかの質問が飛び交った。
そして私が日本人だと分かると、寿司や天婦羅などの日本の食べ物を知る限り並べて、正確な読み方などを聞いてくるのである。「様」は「さん」より敬意を表する時に使うのか、「寿司」レストランがあるが元祖日本の「寿司」とどう違うのかなど、またまた質問攻めである。
更に、第2次世界大戦において何故アメリカは日本に原爆(原子爆弾/atomic bomb)を広島と長崎に投下したのか、そして戦後焼け野原になった日本がどうして世界第2位の経済大国になったのかなど、歴史的な質問に移った。
たぶん、彼女の祖父、祖母がドイツ系でカナダに移民して、微かに子供の頃に聞かされた記憶を元に話したのであろうが、キーボードを叩く指がつりそうになるほど長時間のチャットとなってしまった。
相手の母国語を知りたがる彼女。ローマ字で書いて教えてくれと言う。ヨーロッパを見ると、日本国内の県単位程度に仕切られ、どの国の言葉が入り乱れても会話が成り立っている。たぶん、東京の方が東北弁、関西弁、九州弁、沖縄弁を聞いているかのような感じではなかろうか。
ドイツ語やスウェーデン語の「ウムラウト」など変則的な母音もあるが、その他はアルファベットで殆ど表記できる。日本の教育は文法に固執する為に、固い文章を会話に入れる癖が付きやすい。僅か26文字しかないアルファベットをもっと気楽に単語を中心に会話に臨むと、ちゃんと相手は理解しようと耳を傾けてくれる。
目配せやボディランゲージから始まった会話。記録する為に生まれた文字。色んな国の人々との会話は、すこぶる見聞を広めるのに役立ち、また海外から見た日本がどのように外国人の目に映っているのかも理解できるのである。
三次元仮想現実世界のセカンドライフは、言葉の壁を打ち破る絶好の場所でもある。英語音痴と豪語するよりも、単語で勝負されては如何だろうか!?
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登録2009/09/23 00:02:38 更新2009/09/23 00:02:38
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計0819917 / 今日00365 / 昨日00838
ここ2ヶ月の間に、70歳前後の経済界では重鎮とも言える二人の失言を目の当たりにして、愕然とした筆者であった。
一つは、ある人の祝賀パーティーに関する会話の中で、「まあ、言っちゃ悪いけどあの人の職業は一般的に身分が低いからね・・・」。そして、もう一つは「私にとっちゃ、向こうは業者だからね・・・」である。
先ず、「身分が低い」という軽率且つ稚拙な発言だが、まあ日本人らしい職業差別の典型だ。自分を棚にあげて平気で罵っている。その年代は日本の高度成長期に汗まみれになって働いて来た世代でもあり、人の心の痛みを知り尽くしているものと思っていたが、その方はそうではなかったようだ。実に残念でもあり、またその方に対して過大評価している筆者も見る目がないと思った次第。
また、「業者」と発した方もかなり屈曲した考え方をお持ちのようだ。「業者」という言葉の定義は、商工業を営む者、同じ種類の事業や商売をしている人ということである。しかし、ちまたでは「業者」と言えば、「出入り業者」という意味合いを表に出して、そこで優劣や身分の上下を言いたそうにしか見えない。
前者の「身分が低い」という事に関しては、人間性に問題があるようなので評価のしようがなく、言語道断である。また後者については、商工業に従事している者は皆同じ「業者」なのだが、少しでも自分が江戸時代の庄屋の身分を形作って、お山の大将になりたいのか知らないが、これも大変稚拙な物事の考え方であると思われる。
筆者は昔から異業種交流会の中で口を酸っぱくして言って来たのはこういう事なのだ。・・・「自分にとっては相手を業者と見下す人が居るが、その業者の方々が宴会や家族連れで食事に足を運んで来たら、大切なお客様になりはしないか!」、「その時、日頃業者と言って見下していた人は、どういった態度をとるのだろうか?」。
色んな業界や協会団体を見回しても、皆が商工業を営む人であるにも関わらず、自分の属する会社や団体以外に対して「業者」と見下す傾向にあるのが不思議でたまらない。この世の中、「GIVE & GET」なのだが勘違い、履き違いが多過ぎる。・・・このような稚拙な考えを払拭させない限り、霞ヶ関や地方自治体の「予算」に対する誤った考えや多発している「公金横領」などの事件が無くなるはずもない。
フラットな思考を持つ事で、世の中の事象が正確に把握できるのではなかろうか。世の中は常に持ちつ持たれつで動いているのである。差別をしたがる人、見下しを趣味としている人は、その仮面を剥がすだけでその本人が楽になるのだが・・・。清らかな水が流れる川の如く、「自然体」が一番の様な気がしてならない筆者である。