２月８日（火）正午から、ロゼッタストーン月例研修会が、熊本ホテルキャッスル地階 四川料理 桃花源で開催された。

　今回のテーマは、「論理思考」と「直筆」について。突然の内容に面食らったメンバーだったが、今回も写真上のような飲茶を楽しみながらの研修会。

　特に「直筆」については、最近殆どがキーボード入力で、デジタル処理された文字がプリントアウトされ、それが文書として一般社会で通用している。

　しかし、アナログを最重視する筆者なので、「直筆」の大切さと「上手になる秘訣」をちょろんとお教えした次第。

　参加メンバーに「御霊前／御佛前」などを書かせ、その人物の「直筆」の癖や性格等をチェックした次第。

　中には万年筆を初めて握ったという若手のメンバーも居たが、デジタル社会において「論理思考」が欠落した人間が増えて来ているのは確かな事。

　今回の内容は、次回の「先見塾」への一つの大きなヒントとなったようだ。

【先見塾に関する記事】
　http://www.dandl.co.jp/blog/index.php?R=1030

　上２つ（松島観光ホテル岬亭と水前寺東濱屋）のインフォマーシャルはフルハイビジョン映像を高額１眼レフデジカメで撮影したものを、また下（D&L TVや食会）はiPhone4を使用して撮影したものスクリーンショットで静止画としてアップしたものだ。

　筆者は本格的な取材の場合は１眼レフデジカメを、また熊ブラ（熊本ぶらぶら）する場合は主にiPhone4を使用している。

　勿論、撮影された動画のクオリティはかなりの格差が出るのは仕方ないが、瞬時に手元から取り出し撮影する場合は、iPhone4が断然スピーディーに対応できるので重宝している。

　また、色んな効果（古い８ミリビデオ風、シネマ風、セピア・・・・）を与えるアプリを使用したり、撮影したものをその場で二次的にエフェクト掛けたり出来るのは、iPhone4の卓越したところでもある。

　これからも高機能、高画質のデジタルカメラ及びビデオカメラが世に出てくるのだろうが、そろそろ3Dカメラにも着手したくなる今日この頃だ！！

【D&L TV 公式サイト】
　http://www.dandl.tv/

◆松島観光ホテル岬亭インフォマーシャル（１眼レフデジカメ使用）


◆水前寺東濱屋インフォマーシャル（１眼レフデジカメ使用）


◆D&L TV 夜食会（iPhone4使用）


　

　戦争を知らない子供として産声をあげた筆者。明治、大正、太平洋戦争前夜、戦時、戦後の復興期と、勿論記憶には全く無い。しかし、写真アルバムを紐解くと、モノトーン、セピア・・貧しいが、心は豊かといった時代、それが古き良き時代の代名詞なんだろうと想像は膨らむ。

　手元にある沢山の写真集。父（８４歳）の趣味の一つがカメラだったので、昔の写真が数多く残っている。驚いたのは、昭和２９年には、アマチュアだったにも関わらず、既にドイツのアグファカラーのフィルムを使って、天然色撮影をしている事だ。

　http://blog.livedoor.jp/united3arrows/archives/23496722.html

　写真（上）は昭和１７年に満州で撮影された家族写真。又、その右は昭和２９年某写真館で撮影されたものだ。この写真の女性（記念に地髪を結って撮影したもの）に父が何度も何度も通い詰めたという話を聞いて、吹き出した事を思い出した。・・・あの苦虫を潰したような怖い顔をしている父の鼻の下は、当時どれくらい伸びきっていたのだろうか。

　冗談はさておき、先ほどのアグファカラーで撮影されたものは、熊本市内の鶴屋百貨店屋上のビアガーデン、「キングコング」や「眠りなき街」などの看板が見える映画館、そしてジュースや珈琲等を売っている商店のようだ。・・・映画館や商店が現在のどの当たりにあるのか不明だが、近日中に何とか現在の場所を特定したいと思う。

　※父が使用していたカメラは、１９５０年代製造「Leica IIIf」ではないかと思われる。
　http://photography-on-the.net/forum/showthread.php?t=849784
　http://koujiyacamera.hamazo.tv/e2159319.html

　今回はネガを探し出すのが面倒なので、アルバムにある写真をデジタルカメラを用いて直撮りし、デジタル化した上でアップしたのだが、アナログな世界の宝物は、早期にネガを全て探し出し、デジタル化をしなければならない。特に、８ミリビデオで撮影された物も沢山あり、そのデジタル化に少々頭を痛めそうな感じだ。

　これから不定期だが「昭和の風」シリーズをブログニュースとして取り上げ、こっそりと父の作品！？を、自分の手で残してあげたいと・・・。しかし、１５年前に他界した母は、このインターネットという世界を知らずして世を去った為に、このデジタル化の歓びを味わってもらえないのが少々残念でたまらない。