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2008/08/29 コラム・雑感
珈琲の想い出!
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珈琲の想い出!

 珈琲に目覚めて30年近くが経ってしまった。学生時代に初めて見た手動型「ミル」。手で回してガリガリと珈琲豆を粉にして行く。取っ手の根元に付いている調整ネジを、右に回せばパウダー状の粉になり、左に回せば少々粗めの粒になって行く。珈琲豆やたてる珈琲の種類によって、挽き具合を調整するのである。

 ※左は、イメージ写真。

 初めて十数種類の珈琲豆を見たときは、何が何だか分からなかったが・・・珈琲専門店に通い詰めて、色んな種類の珈琲にチャレンジしてみた。先ずは、モカマタリから始まり、ブラジル、キリマンジャロ、フレンチロースト、ブルーマウンテン、グァテマラの豆が定番となり、またダッチ珈琲やカイゼル珈琲、ターキッシュ珈琲など世界の珈琲を試飲していった。いつの間にか喫茶店に行くのが日課となり、その日の珈琲を決めて毎日飲みに行ったほどである。

 残念ながら他界され今は店構えも無くなったのだが、25年前に足を運んだ老夫婦が経営する画廊喫茶には驚いたものだった。自家焙煎として1杯の珈琲が当時500円だった。筆者は当時新聞社に勤務しており、その画廊喫茶のお客は何故か新聞社の重役や最大手カーディーラーの社長さんらが多かった。昼食後に足を運ぶと、カウンターの重役の隣で珈琲を静かに飲まざるを得なかった。

 その老夫婦から孫のように気に入られた筆者は、レストランでもないのに・・・おばあちゃんが筆者だけに、「焼きビーフン作ったので食べなさい!」と、2人前ほどの焼きビーフンを作ってくれる。勿論、お金をとられることもない。・・・と言うか、そこは珈琲専門店なので、軽食などの料理メニューが一切無かったのである。

 実に想い出深い1杯500円の珈琲。自家焙煎で可成り濃厚な珈琲だったので、1杯を1時間ほどかけてチェイサー(水)を間に挟んで飲んでいた。勿論、昼休み時間はとうに過ぎている。重役達から何ら注意もなく、たまに甘えて仕事をサボタージュさせて頂いた。

 おばあちゃんは重役達にも「○○ちゃん」と呼び、親しげに子供扱いである。当時の500円はサラリーマンにとっては凄く高い1杯の珈琲だったが、お陰で重役達からも可愛がられ、色んな有益な話をして貰ったような気がする。・・・その画廊喫茶には7〜8年ほど通ったが、ビルが転売される事になり、高齢であった老夫婦も隠居生活をせざるを得なったのである。

 良き時代「昭和」が、音もたてずに少しずつ消え始めた頃でもあった。

【筆者が好きな珈琲の飲み方】

■ターキッシュ珈琲:豆ごと一緒に入れる珈琲で、上澄みを楽しむもの。
■カイゼル珈琲:卵の黄身を珈琲に浮かべて飲むもの。
登録2008/08/29 18:48:11  更新2008/10/06 06:04:06   

コラム・雑感
上を向いて歩いていたら・・・
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上を向いて歩いていたら・・・

 夏休み直前の日曜日だった。小学校1年2組のクラスメイトと一緒に恩師の家に遊びに行く事になった。実は筆者が夏休みに入り別の小学校へ転校する事が決まり、そのお別れ会であった。

 恩師の家は木造平屋建て。土間もあり、昔ながらの伝統的な農家の造り。土間を上がり、座敷で昼ご飯をご馳走になっていた。恩師が「みんな、夏休みにはお父様のご都合で転校するんだよ。寂しくなりますね。ご飯も食べたことだし、皆で川沿いを散歩しながら話しましょう!」と、全員を川の方へ連れ出した。

 マシュマロみたいな真っ白な雲がふんわりと浮かんでいて、風一つ無い好い天気だった。土手を走る細い路は耕耘機の車輪が作ったような溝が二本延々と続いている。先頭を恩師が歩き、その後ろから5人のクラスメイト達がついて行く。筆者は最後尾をちんたらと、何か考えながら歩いていた。

 その時、突然大きな烏がこちらに向かって飛んで来るのが見えた。真っ白な雲と真っ黒な烏のコントラストが何とも言えないくらい印象的で、いつの間にか筆者の眼はその烏をずっと追尾していた。

 烏は一瞬のうちに飛び去って、だんだん点のように小さくなって行く。もう見えなくなるかなと思い、少しでも高いところから見ようと思いジャンプしてみた。・・・・その瞬間ゴロンゴロンという音が耳の周りに聞こえた。そしてグルグルと目が回っている自分がいた。

 何が起こったのか、全く理解できなかった。とっさに立ち上がったが、そこは土手の路ではなく、水の音がチャプチャプと聞こえる川岸だった。どうしてここに座っているのだろう?どうして両手の肘や手のひらが痛いのだろう?・・・

 土手の上方を見ると、先ほどまで筆者の目の前を歩いていた恩師たちの姿が見えないくらい離れているではないか。きっと筆者は大きな烏に夢中になり、足を滑らして土手を転げ落ちたのだろうと、ある程度時間が経って分かった。

 あまりにも情けない自分が恥ずかしく、必死で土手を登り恩師達の方に向かって走って行った。・・・恩師が筆者を見るなり、「あら、何していたの?泥んこになって、また虫でも追っていたんでしょう!!」と。ゴロンゴロンと転がったのを、誰も気付いていなかったらしい。少し辛くもあり、悲しくもあった。

 肘や肩に、時間が経つにつれじわじわと痛みが走る。また元の路をUターンして恩師の家に到着した。一人井戸の水を汲んで手足をこっそり洗っている筆者。不思議に思ったのか、恩師が近づいて来て、「まあまあ、怪我しているじゃない!どうして怪我していると正直に言わないの?」と心配そうな目をして、赤チンキを沢山塗ってくれた。赤チンキを塗られた所はズキズキして余計痛かった。

 それから3時のおやつを頂き帰途についたのだが、自宅に帰って鏡を見ると、顔にも赤チンキが丸々と付けられている。何とも映画の「キョンシー」か、熊本の「おてもやん」のような形相であった。よくもまあ、こんな姿での街中を歩けたものだと・・・これまた情けなかった。

 それからというもの、歩くときは必ず前後、上下、左右をよく見て歩くようになった筆者である。
登録2008/08/29 05:55:53  更新2008/10/06 06:04:19   

2008/08/28 コラム・雑感
「人文字ぐるぐる」との戦い!
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「人文字ぐるぐる」との戦い!

 熊本名物といえば、馬刺、球磨焼酎、辛レンコン、熊本ラーメンが皆さんご存知の熊本定番であろう。

 しかし、地味な存在であり、熊本でも若い人は殆ど口にしなくなったものに「人文字ぐるぐる」というものがある。ニラとネギの間ようなもので、その形状が「人」に見えることから「人文字」と言う。非常に細く上品な食材(青もの)で、それを湯がき冷まして「酢ミソ」に付けて食べるものだ。

 ある日、和食専門店に足を運んだときの事。地魚料理会席にしようか、赤牛の和風ステーキ会席にしようか、豆腐会席にしようか・・・色々と迷った末に、少々値がはっても「一品料理」を沢山注文した方が良いと考え、馬刺、辛レンコン、赤牛の和風ステーキなどを次から次へと頼んでいった。

 しかし何か健康に良さそうな青物が欲しくなった。再度、メニューを見ることにした。・・・あの懐かしい「人文字ぐるぐる」という単品があった。「幼い頃に、祖母や母が良く作ってくれていたな!」と、「人文字ぐるぐる」をオーダーすることにした。

 10分ほどして運ばれてきた「人文字ぐるぐる」。どうも昔のイメージと違い、少々大きく固そうである。それにしても小皿に4本〜5本。違和感を持ちながら、1本口に含んでみた。

 香りや味は昔と同じだ。しかし食感が異なる。繊維が固く、なかなか歯で噛み切れなかった。何度も噛んでいる内に、左上顎奥歯に「人文字ぐるぐる」の先が挟まってしまったらしい。噛み切れず呑み込もうとすると、片方の先だけが喉から食道に向かって入って行く。

 「あ、どうしよう!?」・・・左上顎奥歯から食道の方まで1本の「人文字ぐるぐる」が繋がっている。切ろうとしても噛み切れない。だんだんと窒息するような感じがしたので、慌ててトイレに駆け込んだ。・・・「ぜ〜ぜ〜はあ〜はあ〜、危ない危ない!」・・・あとは想像にお任せするが。

 折角オーダーした「人文字ぐるぐる」だったが、僅か1本との格闘で死ぬかと思ったので、後は食べずに残してしまった。もっと繊維が細くて上品な「人文字ぐるぐる」のはずだったのだが・・・。
登録2008/08/28 05:37:27  更新2008/10/06 06:04:28   

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