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※このブログの内容は2008年3月から2012年2月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。1995年に熊本に生まれたポータルサイト・ロゼッタストーン。
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代表取締役社長 西田親生
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2009/05/15
トピックス
斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」(2)
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【斉藤】
鍋洗いですよ。・・・今みたいに下処理をして来ないでしょ。毎日、失神ですよ。(笑)・・・魚生きたまま、鯉は生きたまま、カエルも生きたままですから。
【西田】
笑
【斉藤】
カエルの首を切って皮を剥くんですよ。今とは全然違いますよ。鍋洗ってて、草履履いて・・・足下を見ると、首の無い皮の無いカエルが乗ってて動いているんですよ。・・・失神ですよ。(大笑)
【西田】
料理人として修業する中でのエピソードは何かありますか??
【斉藤】
僕はですね。札幌に6年の生活が、今の自分の人間形成になったのかなと思います。その1年間は朝の7時にホテルに入って、夜の9時まで仕事して。また10時に自分の店に帰って、午前2時までやってレジ締めて・・・寝るのが4時過ぎで、毎日2時間の睡眠を1年間続けたんです。だから、今も寝ないんです・・・。
その1年間が私の性格も体格も全部変えてしまった。寝なくてもへっとも思ってないし。21歳、22歳でとんでもない事が経験ができたんです。一方は職人、一方は経営者としてやってましたね。
札幌「すすきの」で、お店やってましたね。一番勉強になりました。・・・青春ですね。毎晩遊んでいたし、キャバレーに毎日通ってましたね。楽しかったね。指名して2000円から3000円、初任給が13000円くらいだったんじゃないですか。毎晩、どんちゃん騒ぎしてましたよ。
わたしの場合は職人として30000円いくらもらって、通常の初任給の3倍もらっていましたから。
【西田】
単純計算で、1ヶ月の給与で、10回分キャバレー行けますね。(笑)
【斉藤】
いやぁ、お店閉めてから毎晩ですから、もっと行ってますね。毎晩行ってましたね。その当時のクラブの女性たちは、今もママさんでクラブやってますよ。今も1年に1回くらい行きますけど、そのおばちゃんの店に行っています。・・・出張料理が面白いです。
【西田】
所謂、ケータリングですね?
【斉藤】
そうです。岡山(西大寺観音院)までトラックで、法事のケータリング行きました。座禅場で、1800人分のケータリングですよ。池袋の四川飯店から第2陣で行きましたよ。ドラム缶で即席の中華釜作って、火を消せない無いからコークス使って、かわりばんこで寝ずに火を見てましたよ。
【西田】
ドラム缶の上に鉄鍋が乗ってるんですか?
【斉藤】
そうそう。・・・品物も皿もトラックで来るんですけど・・・裸の喧嘩まつりもパトカー先導で5台でしたから、ばーっと見に行きましたね。そして、麻雀好きだから、皆で麻雀してて・・・お腹空いたので、夜鳴きそば買いにやらせたんですけど、若い子が箸が持って来なかった。・・・それを手で食べるには熱くて食べれないので、結局、麻雀の点棒でそば食べて、これが面白かったね。(笑)
実はボス(陳建民)の「さすらいの麻婆豆腐」っていう本に書かれてましたね。・・・36年前、1800人のケータリングを東京から岡山に行ったんですから、凄いですよね。
【西田】
当時ケータリングが無い頃ですからね。
【斉藤】
そうですよ。ホテルじゃないんだから。1800人だし。鯉のあんかけ、鯉でも180本ですから。仕入れは現地仕入れなんですよ。お寺の本堂の土間ですから、2月寒いんですよ。
・・・つづく
【斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」】
◎出演:斉藤隆士/聞き手:西田親生
◎写真撮影:西田親生/ビデオ撮影:清崎 誠
◎収録日時:平成21年5月12日午後2時〜午後3時
◎収録会場:熊本ホテルキャッスル11階 レストラン「トゥール ド シャトー」
【熊本ホテルキャッスル】
http://www.hotel-castle.co.jp/
■
登録2009/05/15 07:11:14 更新2009/05/30 17:14:25
2009/05/14
トピックス
斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」(1)
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■
熊本ホテルキャッスル「トゥール ド シャトー」から望む熊本城
5月12日の午後1時半に熊本ホテルキャッスル11階、リニューアルした「ツール ド シャトー」に足を運んだ。勿論、5月19日に黄綬褒章受章という吉報を聞き、同ホテル社長斉藤隆士氏単独取材の為に足を運んだのだ。
同氏と個別に会うのは久し振りのこと。また、外からの電話に応対する同氏。常にアクティブに動き、はつらつとしている。ゴルフでこんがりと日焼けしている万年青年・斉藤隆士氏の語りが楽しみになってきた。
先ずは、「中国料理に目覚めたきっかけ」を聞くことにした。・・・全く、事前打ち合わせのない、ぶっつけ本番の生収録。意表を突く様な語りから始まったのだ。
■
取材寸前に携帯が鳴り応対する斉藤隆士氏
【西田】
斉藤さんと出逢って30年近く経つのですが、斉藤さんが「中国料理に目覚めたきっかけ」をお聞かせ下さい。
【斉藤】
目覚めたというよりはね、昭和30年代ですから、日本が高度成長する前なので、食もない貧しい国だったでしょ。自分は大分竹田の出身で田舎者だったし・・・。
本当は、17歳(高校3年生)の頃に家出したんですよ!(笑)・・・家が嫌になって、兄の居る東京へ行ってしまったんです。・・・兄が料理長をしていた神保町にある日本一の餃子屋さんの「おけい」というところで、三ヶ月間バイトしたきっかけで。・・・餃子も食べた事が無かったので、カルチャーショックだったんですね。大分に帰るつもりが・・・就職難だったし、手っ取り早く食べれるのは料理人だと思い、その世界に入ることになったんです。
それで兄の紹介で当時の「四川飯店(陳建民)」に入ることになったんですよね。たまたま空きがあったので、やっぱり運だし出逢いですよね。
【西田】
その時会った陳建民さんはどのような人でしたか?
【斉藤】
うーん、無口で眼力が強い人だったですね。・・・14人の調理人の内、2人が日本人でしたよ。48年前のことですが、厨房は全部中国語で会話がなされてました。見習いとしては、言葉が通じない事が逆に楽だったですね。
【西田】
眼力の強い陳建民さんに会いました・・・そこで最初に斉藤さんがしたことは?
【斉藤】
最初にしたことは、「鍋洗い」ですよ。
・・・つづく
■
2000年3月22日ハワイ・オアフ島で(写真右が当時の斉藤氏、左が筆者)
【斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」】
◎出演:斉藤隆士/聞き手:西田親生
◎写真撮影:西田親生/ビデオ撮影:清崎 誠
◎収録日時:平成21年5月12日午後2時〜午後3時
◎収録会場:熊本ホテルキャッスル11階 レストラン「トゥール ド シャトー」
【熊本ホテルキャッスル】
http://www.hotel-castle.co.jp/
■
登録2009/05/14 08:32:41 更新2009/05/30 17:13:07
2009/05/13
トピックス
斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」予告
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■
斉藤隆士氏
斉藤隆士氏に黄綬褒章授与の話があったのがつい先日。前祝いも兼ねて、本日午後から同氏を訪ね取材を行い、実に興味深い話を聞く事が出来た。
同氏は現在熊本ホテルキャッスルの代表取締役社長で、三年前には「現代の名工」にも選ばれ、日本中国料理協会の副会長も務めた中国料理界の重鎮だ。
■
熊本城/左から本丸御殿、大天守、小天守
人気番組だった「料理の鉄人」では、鉄人・陳建一と「エビチリ対決」で話題となり、その時作った「鉄人シャーレン」は同ホテル地階の四川料理「桃花源」で食す事ができる。
「出逢いと運が良かった人生」と語る同氏。さてさて、話の展開はどうなるのか?・・・ロゼッタストーンでは同ブログにて連載し、近日中にビデオ収録したものを「PODCASTLIFE」やYouTubeにアップして行く予定だ。
■
熊本城遠景
【斉藤隆士が語る「
我が人生は、出逢いと運。
」】
◎出演:斉藤隆士/聞き手:西田親生
◎写真撮影:西田親生/ビデオ撮影:清崎 誠
◎収録日時:平成21年5月12日午後2時〜午後3時
◎収録会場:熊本ホテルキャッスル11階 レストラン「トゥール ド シャトー」
【熊本ホテルキャッスル】
http://www.hotel-castle.co.jp/
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登録2009/05/13 01:31:12 更新2009/05/30 17:12:27
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© 1995 D&L Research Inc.
計0780738 / 今日00355 / 昨日00374
【斉藤】
鍋洗いですよ。・・・今みたいに下処理をして来ないでしょ。毎日、失神ですよ。(笑)・・・魚生きたまま、鯉は生きたまま、カエルも生きたままですから。
【西田】
笑
【斉藤】
カエルの首を切って皮を剥くんですよ。今とは全然違いますよ。鍋洗ってて、草履履いて・・・足下を見ると、首の無い皮の無いカエルが乗ってて動いているんですよ。・・・失神ですよ。(大笑)
【西田】
料理人として修業する中でのエピソードは何かありますか??
【斉藤】
僕はですね。札幌に6年の生活が、今の自分の人間形成になったのかなと思います。その1年間は朝の7時にホテルに入って、夜の9時まで仕事して。また10時に自分の店に帰って、午前2時までやってレジ締めて・・・寝るのが4時過ぎで、毎日2時間の睡眠を1年間続けたんです。だから、今も寝ないんです・・・。
その1年間が私の性格も体格も全部変えてしまった。寝なくてもへっとも思ってないし。21歳、22歳でとんでもない事が経験ができたんです。一方は職人、一方は経営者としてやってましたね。
札幌「すすきの」で、お店やってましたね。一番勉強になりました。・・・青春ですね。毎晩遊んでいたし、キャバレーに毎日通ってましたね。楽しかったね。指名して2000円から3000円、初任給が13000円くらいだったんじゃないですか。毎晩、どんちゃん騒ぎしてましたよ。
わたしの場合は職人として30000円いくらもらって、通常の初任給の3倍もらっていましたから。
【西田】
単純計算で、1ヶ月の給与で、10回分キャバレー行けますね。(笑)
【斉藤】
いやぁ、お店閉めてから毎晩ですから、もっと行ってますね。毎晩行ってましたね。その当時のクラブの女性たちは、今もママさんでクラブやってますよ。今も1年に1回くらい行きますけど、そのおばちゃんの店に行っています。・・・出張料理が面白いです。
【西田】
所謂、ケータリングですね?
【斉藤】
そうです。岡山(西大寺観音院)までトラックで、法事のケータリング行きました。座禅場で、1800人分のケータリングですよ。池袋の四川飯店から第2陣で行きましたよ。ドラム缶で即席の中華釜作って、火を消せない無いからコークス使って、かわりばんこで寝ずに火を見てましたよ。
【西田】
ドラム缶の上に鉄鍋が乗ってるんですか?
【斉藤】
そうそう。・・・品物も皿もトラックで来るんですけど・・・裸の喧嘩まつりもパトカー先導で5台でしたから、ばーっと見に行きましたね。そして、麻雀好きだから、皆で麻雀してて・・・お腹空いたので、夜鳴きそば買いにやらせたんですけど、若い子が箸が持って来なかった。・・・それを手で食べるには熱くて食べれないので、結局、麻雀の点棒でそば食べて、これが面白かったね。(笑)
実はボス(陳建民)の「さすらいの麻婆豆腐」っていう本に書かれてましたね。・・・36年前、1800人のケータリングを東京から岡山に行ったんですから、凄いですよね。
【西田】
当時ケータリングが無い頃ですからね。
【斉藤】
そうですよ。ホテルじゃないんだから。1800人だし。鯉のあんかけ、鯉でも180本ですから。仕入れは現地仕入れなんですよ。お寺の本堂の土間ですから、2月寒いんですよ。
・・・つづく
【斉藤隆士が語る「我が人生は、出逢いと運。」】
◎出演:斉藤隆士/聞き手:西田親生
◎写真撮影:西田親生/ビデオ撮影:清崎 誠
◎収録日時:平成21年5月12日午後2時〜午後3時
◎収録会場:熊本ホテルキャッスル11階 レストラン「トゥール ド シャトー」
【熊本ホテルキャッスル】
http://www.hotel-castle.co.jp/