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※このブログの内容は2008年3月から2012年2月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
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ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。1995年に熊本に生まれたポータルサイト・ロゼッタストーン。
※文責:西田親生
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2010/02/25
コラム・雑感
殿様商売では観光立県はできない!
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◎イメージ映像/ホテルオークラ福岡 カフェテラス カメリア
熊本市は昔は九州最大の街として栄え、政治と経済の中心であり、国の出先機関の殆どが熊本市内に拠点を置き、軍事拠点としても九州の要であった訳だ。しかし、現在その事を知る人は数少ない。
筆者がネットを手掛けたのは1995年。各中小企業が紙媒体や電波媒体だけに依存していた時代から、グローバルスタンダードであるネット世界に突入した時でもある。
当時ポータルサイトの構築を開始し、何とか観光立県の牽引役としてネット事業が県内津々浦々に浸透するように東奔西走していた頃を懐かしく思う。
それから光陰矢の如し・・・既に15年が経過した。観光立県の草の根運動をネットを介して押し進めようとしても上手く進まない。ネット環境を中小企業へ啓発しようとしてもなかなか受け入れられない時期が続いた。
試行錯誤の時を経て現在に至って居るのであるが、今も尚しっくりと来ない。自治体を中心としてピンポイントでのイベント展開や大きな箱物を建設しての観光誘致などは確かに有るのは有るのだが・・・地場に安定してお金が落ちて来ない。お金が落ちないと顔色が悪くなる。顔色が悪いと、挨拶もしなくなる・・・。
そこには大きな二つの要因が有るのではないかと、日々危惧している筆者である。
一つは・・・行政主導型は良いのだが、予算を付けたり削ったりで継続性に乏しい。予算が有ればやる、予算が枯渇すれば途中で簡単に手を引くというような悪循環。
もう一つは熊本県内全域における観光施設の受け入れ体勢に大きな問題があるのではないか。シェアリングという概念を理解出来ない人たちが、自分本位の儲け主義だけに走り、公の場で無責任極まりない発言をしている。
1円でも落として頂くお客を本当に大切にしているのだろうか!?分厚い札束だけを持ち込む人だけに目が向いているのだろうか!?筆者が観光施設の人間であるのならば、何代にもわたって家族ぐるみで足を運んでくれる方々や杖をついて何十年も通ってくれる老人を最優遇したい。
城下町であるところに多い気質なのかどうか分からないが、筆者は父が転勤族であった為に、あちこちの土の匂いをかいで来た。それからいつの間にか故郷である熊本の良い所も悪い処もより鮮明に見えるようになった。他所の土地柄と熊本のそれと比較が簡単にできてしまうという事なのだ。
どうも城下町の気質はプライドが高い。それ自体が悪いとは思ってはいないのだが、それがそのまま殿様商売に繋がっているのが実に怖い現象である。「誰々がお泊まりになった宿です!」(お泊まりになったVIPと自分が同格と思い込んでる)と豪語していても、いつの間にか買収されて以前の経営者の姿が見えなくなっている。・・・泊まりに利用されるお客にとって、そんな事は全く関係の無い事なのだ。
「井の中の蛙大海を知らず」と言うように、他県で成功してるところの真似をすれば同じように簡単に成功すると思い込んでいる。施設のハードに大金を投入すれば高額商品として売れると思い込んでいる。○○検定が流行すると、それに乗じて同じものが沢山出版される。どこに軸が有り、その軸が何なのかさっぱり検討もつかなくなっている。
それでは県内外のお客様の心を引きつけるには、余りに安直で工夫が無さ過ぎるのではないか。「俺が!俺が!」の人が多く、小さな団体でも横槍船頭さんが沢山居る。自分の都合に悪いと思えば即反対。自分に有利な展開だと思えば、先んじて「いざ鎌倉!」的な挙動が実に稚拙で情けない。利己主義の集団だ!
公共の利益あってこそ、個々の企業への利益も増えると言うもの。要らぬ世話かも知れないが、本気で熊本が観光立県を目指すのであれば、一から出直して数百年も続いている殿様商売を自ら払拭することから始めなければならない。
旧態依然とした悪い慣習が多く残っている。笑顔も無く、挨拶も無く、それで観光立県とはこれ如何に!?・・・人と会えば、そこに居ない第三者の悪口が挨拶替わり。これも如何なものかと愕然としてしまう。
筆者も商人(あきんど)の端くれだが、笑顔、挨拶、そして感謝の念だけは忘れたく無いもの。お世話になればお返しをする心を持って、難攻不落の殿様商売の牙城を切り崩して行きたいものである。・・・しかし、その牙城が万が一崩れなければ、熊本の将来は無いと言っても過言ではない。
末筆ながら・・・ホテルの各スタッフが一所懸命サービス精神を表に出して頑張っているホテルに「ホテルオークラ福岡」がある。博多に根付いてまだ10年の新参者と思われがちの大手ホテルなのだが、やはり同ホテルの「心」は他の追随を許さぬ程の素晴らしさを持っている。しっかりした軸を持ち、「日々変化、日々進化。」をしているホテルとして、一押ししたい処でもある。
▼ホテルオークラ福岡からの眺望(博多)
【ホテルオークラ福岡】
http://www.fuk.hotelokura.co.jp/
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登録2010/02/25 00:00:58 更新2010/02/25 03:08:41
2010/02/24
コラム・雑感
余生幾ばくも無い??
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或る日、54歳になる男性からこんな話を聞いた。「私は今54歳なんですが、今から79歳まで仮に25年間生きるとしても、僅か9125日しか残っていないんですよ。」と。
なるほど、昨年出された統計によると、日本人の平均寿命は女性86.05歳で24年連続の世界一で、男性も過去最高の79.29歳らしい。
10分間の砂時計に例えると、あと3分弱の細かい粒の砂が上の方に残っているという事なのである。見ているだけでどんどんと砂は下へ落ちて行く。
耳を近づければシャラシャラシャラシャラという命の音が聞こえるのであろうか。考えようでは実に虚しくも見え、誰だって余生に対して不安感が襲ってきそうな感じを受けてしまう。
1円玉を1日とした場合・・・人が生まれた時に数億個の1円玉を与えられるのであれば、残りの9125個は実に儚いものかも知れない。しかし、日本人男性に与えられた1円玉は僅か29000個足らずではないか。
だったら残っているアルミの1円玉(直径2cm)を1枚ずつ丁寧に磨きながら、なみなみと水が入った器の水面に浮かべる表面張力の実験をした方がずっと楽しくなりそうだ。
蝉や蜻蛉の一生と比較すれば、人間は贅沢すぎるくらいに長い人生を楽しめるものなのである。勿論、「ノミ、ウツ、カウ」で失敗しない限り・・・。
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登録2010/02/24 00:00:47 更新2010/02/24 00:00:47
2010/02/23
コラム・雑感
話して分かる人、分からない人。
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◎イメージ映像
人と人とのコミュニケーションの中で、日頃生じ易いのが「誤解」によるトラブルだ。
そこには色んなファクターがあるのだが、話して分かる人と話しても分からない人が、モーゼの十戒の海のように真っ二つに分かれてしまう。
話して分かる人は、先ず聞く耳を持っている。自分が思い込んでいたり、勘違いしていた事を振り返り、自分自身に原因がある事に気付くと速やかに軌道修正できる人なのである。実にクレバーな人間だ。
しかし、話しても分からない人は、人の話の核心まで意識が届いていない事が多い。そんな人間ほど相手が理解に苦しむ程の下手な外国語を呟いている。会話にしても人との絆にしても、短絡的で常に表層的な部分で勝手な解釈やとんでもない結論を出してしまうのである。これは、粘着型の厄介な人間に多い。
軽い乗りの人も、話して分からない部類に属する。乗り易く、乗せられ易く、自分のスタンスも流動的であり軸が常に揺らいでいる。軸が揺らぐと、今日言う事と明日言う事は全く変わってくる。しかし、本人は気付いていない。学習能力の無さを露呈しているだけなのだ。
数の論理を考えて、各種団体や企業等も従業員数や構成員が多ければ、そのピラミッドの頂点に立つ人物は「自分は偉い!」と思い込んでしまう節がある。これもまた稚拙さの表れであるが、虚栄という殻に入り込んだ姑息で小心者が多い。実に情けない。
また、現代の日本人の心は病んでいると良く言われる。それは最近になって病んでいるのではなく、しっかりとしたヒューマンコミュニケーションが単に取れていないだけの話である。聞く耳を持ち合わせのない人物をピラミッドの頂点に持ち上げるから、そういった事態が生じて来るのだ。
聞く耳を持つという事は、反面すこぶる勇気の要る事でもある。時には自己否定に繋がる事もあり、プライドの高い人間であればあるほど精神的に凹んで深刻な状況に陥る可能性もあるのだ。しかし、その時点で真摯に受け止め自分の過ちを軌道修正できるのならば、何の問題も生じない。・・・平穏無事な生活に戻ってしまう。
今の世の中は紙媒体主導型の時代とは異なり、日々煩いくらいにF1マシンのカーボンディスクのように真っ赤になって火花を散らしながら光の速さで情報が飛び交っている。スタンダードな人間の頭脳の許容範囲を既に超えてしまった感がある。
そんな時ほど、人の話を良く聞き、今の自分を振り返る事が大切ではないかと筆者は考える。最近は毎週のように若い人たちと勉強会で共有する時間を持っているのだが、若者のリアクションや考え方、話す言葉に耳を傾けている。
耳を傾ける事により、今まで知り得なかった人の悩みや考え方の違いなどが良く見えるようになる。やはり大人として「話して分かる人」にならねばならないと自分に言い聞かせている筆者なのだが、なかなか「言うは易し、行うは難し。」だ。
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登録2010/02/23 01:29:18 更新2010/02/23 08:01:34
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© 1995 D&L Research Inc.
計0754192 / 今日00395 / 昨日00679
◎イメージ映像/ホテルオークラ福岡 カフェテラス カメリア
熊本市は昔は九州最大の街として栄え、政治と経済の中心であり、国の出先機関の殆どが熊本市内に拠点を置き、軍事拠点としても九州の要であった訳だ。しかし、現在その事を知る人は数少ない。
筆者がネットを手掛けたのは1995年。各中小企業が紙媒体や電波媒体だけに依存していた時代から、グローバルスタンダードであるネット世界に突入した時でもある。
当時ポータルサイトの構築を開始し、何とか観光立県の牽引役としてネット事業が県内津々浦々に浸透するように東奔西走していた頃を懐かしく思う。
それから光陰矢の如し・・・既に15年が経過した。観光立県の草の根運動をネットを介して押し進めようとしても上手く進まない。ネット環境を中小企業へ啓発しようとしてもなかなか受け入れられない時期が続いた。
試行錯誤の時を経て現在に至って居るのであるが、今も尚しっくりと来ない。自治体を中心としてピンポイントでのイベント展開や大きな箱物を建設しての観光誘致などは確かに有るのは有るのだが・・・地場に安定してお金が落ちて来ない。お金が落ちないと顔色が悪くなる。顔色が悪いと、挨拶もしなくなる・・・。
そこには大きな二つの要因が有るのではないかと、日々危惧している筆者である。
一つは・・・行政主導型は良いのだが、予算を付けたり削ったりで継続性に乏しい。予算が有ればやる、予算が枯渇すれば途中で簡単に手を引くというような悪循環。
もう一つは熊本県内全域における観光施設の受け入れ体勢に大きな問題があるのではないか。シェアリングという概念を理解出来ない人たちが、自分本位の儲け主義だけに走り、公の場で無責任極まりない発言をしている。
1円でも落として頂くお客を本当に大切にしているのだろうか!?分厚い札束だけを持ち込む人だけに目が向いているのだろうか!?筆者が観光施設の人間であるのならば、何代にもわたって家族ぐるみで足を運んでくれる方々や杖をついて何十年も通ってくれる老人を最優遇したい。
城下町であるところに多い気質なのかどうか分からないが、筆者は父が転勤族であった為に、あちこちの土の匂いをかいで来た。それからいつの間にか故郷である熊本の良い所も悪い処もより鮮明に見えるようになった。他所の土地柄と熊本のそれと比較が簡単にできてしまうという事なのだ。
どうも城下町の気質はプライドが高い。それ自体が悪いとは思ってはいないのだが、それがそのまま殿様商売に繋がっているのが実に怖い現象である。「誰々がお泊まりになった宿です!」(お泊まりになったVIPと自分が同格と思い込んでる)と豪語していても、いつの間にか買収されて以前の経営者の姿が見えなくなっている。・・・泊まりに利用されるお客にとって、そんな事は全く関係の無い事なのだ。
「井の中の蛙大海を知らず」と言うように、他県で成功してるところの真似をすれば同じように簡単に成功すると思い込んでいる。施設のハードに大金を投入すれば高額商品として売れると思い込んでいる。○○検定が流行すると、それに乗じて同じものが沢山出版される。どこに軸が有り、その軸が何なのかさっぱり検討もつかなくなっている。
それでは県内外のお客様の心を引きつけるには、余りに安直で工夫が無さ過ぎるのではないか。「俺が!俺が!」の人が多く、小さな団体でも横槍船頭さんが沢山居る。自分の都合に悪いと思えば即反対。自分に有利な展開だと思えば、先んじて「いざ鎌倉!」的な挙動が実に稚拙で情けない。利己主義の集団だ!
公共の利益あってこそ、個々の企業への利益も増えると言うもの。要らぬ世話かも知れないが、本気で熊本が観光立県を目指すのであれば、一から出直して数百年も続いている殿様商売を自ら払拭することから始めなければならない。
旧態依然とした悪い慣習が多く残っている。笑顔も無く、挨拶も無く、それで観光立県とはこれ如何に!?・・・人と会えば、そこに居ない第三者の悪口が挨拶替わり。これも如何なものかと愕然としてしまう。
筆者も商人(あきんど)の端くれだが、笑顔、挨拶、そして感謝の念だけは忘れたく無いもの。お世話になればお返しをする心を持って、難攻不落の殿様商売の牙城を切り崩して行きたいものである。・・・しかし、その牙城が万が一崩れなければ、熊本の将来は無いと言っても過言ではない。
末筆ながら・・・ホテルの各スタッフが一所懸命サービス精神を表に出して頑張っているホテルに「ホテルオークラ福岡」がある。博多に根付いてまだ10年の新参者と思われがちの大手ホテルなのだが、やはり同ホテルの「心」は他の追随を許さぬ程の素晴らしさを持っている。しっかりした軸を持ち、「日々変化、日々進化。」をしているホテルとして、一押ししたい処でもある。
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