ロゼッタストーンBLOGニュース|グルメ|料理|レストラン|旅行|ホテル|旅館|CAR|美容|マイホーム|鉄板焼|中国料理|痩身|健康
HOME
 
※このブログの内容は2008年3月から2012年2月までの情報です。現在の情報とは異なる場合があります。
PROFILE
ロゼッタストーンのオフィシャルBLOGです。1995年に熊本に生まれたポータルサイト・ロゼッタストーン。
※文責:西田親生

製作著作
ディー・アンド・エルリサーチ(株)
マルチメディア事業部


THE ROSETTA STONE

RECENT INFORMATION
ロゼッタストーンBLOG NEWSのURLが変わります!
第3回「西田親生の満閑全席」が午後9時から放送!
本日、正午から第4回「先見塾」開催!
ロゼッタストーン月例研修会開催さる!
先見塾、毎月第1・3水曜日に開催決定!
D&L本社からロゼッタストーン紹介!!
号外!本日午後9時から特番「満漢全席」!!
新・熊本弁呪文講座 20110128
現実世界と仮想現実世界の同時放送!!
HD映像が撮れるデジタルカメラ!
昭和の風(1)
新・熊本弁呪文講座 第3弾スタート!
ティーカップデジカメ、ミノックス。
CATEGORY
先見塾 (1)
USTREAM TV (76)
トピックス (129)
コラム・雑感 (106)
メディア融合 (42)
ホテル・旅館・宿 (83)
食楽人☆☆☆ (168)
樋場正人の世界 (10)
鉄板焼・ステーキ (56)
PODCASTLIFE (14)
SecondLife (175)
手抜き料理 (13)
CALENDAR
2024 年 03 月
S M T W T F S
         
01
 
02
 
03
 
04
 
05
 
06
 
07
 
08
 
09
 
10
 
11
 
12
 
13
 
14
 
15
 
16
 
17
 
18
 
19
 
20
 
21
 
22
 
23
 
24
 
25
 
26
 
27
 
28
 
29
 
30
 
31
 
           
前月 TOP 翌月

ARCHIVES
2012/02 (1)
2011/02 (6)
2011/01 (21)
2010/12 (19)
2010/11 (27)
2010/10 (26)
2010/09 (19)
2010/08 (23)
2010/07 (26)
2010/06 (25)
2010/05 (24)
2010/04 (25)
2010/03 (27)
2010/02 (29)
2010/01 (45)
2009/12 (30)
2009/11 (36)
2009/10 (29)
2009/09 (28)
2009/08 (37)
2009/07 (29)
2009/06 (23)
2009/05 (39)
2009/04 (50)
2009/03 (68)
2009/02 (39)
2009/01 (19)
2008/12 (6)
2008/11 (4)
2008/10 (6)
2008/09 (7)
2008/08 (16)
2008/07 (12)
2008/06 (8)
2008/05 (9)
2008/04 (13)
2008/03 (22)

ディー・アンド・エルリサーチ株式会社
お問い合わせ

2010/02/25 コラム・雑感
殿様商売では観光立県はできない!
この記事をつぶやく twitter
殿様商売では観光立県はできない!
◎イメージ映像/ホテルオークラ福岡 カフェテラス カメリア

殿様商売では観光立県はできない!

 熊本市は昔は九州最大の街として栄え、政治と経済の中心であり、国の出先機関の殆どが熊本市内に拠点を置き、軍事拠点としても九州の要であった訳だ。しかし、現在その事を知る人は数少ない。

 筆者がネットを手掛けたのは1995年。各中小企業が紙媒体や電波媒体だけに依存していた時代から、グローバルスタンダードであるネット世界に突入した時でもある。

 当時ポータルサイトの構築を開始し、何とか観光立県の牽引役としてネット事業が県内津々浦々に浸透するように東奔西走していた頃を懐かしく思う。

 それから光陰矢の如し・・・既に15年が経過した。観光立県の草の根運動をネットを介して押し進めようとしても上手く進まない。ネット環境を中小企業へ啓発しようとしてもなかなか受け入れられない時期が続いた。

 試行錯誤の時を経て現在に至って居るのであるが、今も尚しっくりと来ない。自治体を中心としてピンポイントでのイベント展開や大きな箱物を建設しての観光誘致などは確かに有るのは有るのだが・・・地場に安定してお金が落ちて来ない。お金が落ちないと顔色が悪くなる。顔色が悪いと、挨拶もしなくなる・・・。

 そこには大きな二つの要因が有るのではないかと、日々危惧している筆者である。

 一つは・・・行政主導型は良いのだが、予算を付けたり削ったりで継続性に乏しい。予算が有ればやる、予算が枯渇すれば途中で簡単に手を引くというような悪循環。

 もう一つは熊本県内全域における観光施設の受け入れ体勢に大きな問題があるのではないか。シェアリングという概念を理解出来ない人たちが、自分本位の儲け主義だけに走り、公の場で無責任極まりない発言をしている。

 1円でも落として頂くお客を本当に大切にしているのだろうか!?分厚い札束だけを持ち込む人だけに目が向いているのだろうか!?筆者が観光施設の人間であるのならば、何代にもわたって家族ぐるみで足を運んでくれる方々や杖をついて何十年も通ってくれる老人を最優遇したい。

 城下町であるところに多い気質なのかどうか分からないが、筆者は父が転勤族であった為に、あちこちの土の匂いをかいで来た。それからいつの間にか故郷である熊本の良い所も悪い処もより鮮明に見えるようになった。他所の土地柄と熊本のそれと比較が簡単にできてしまうという事なのだ。

 どうも城下町の気質はプライドが高い。それ自体が悪いとは思ってはいないのだが、それがそのまま殿様商売に繋がっているのが実に怖い現象である。「誰々がお泊まりになった宿です!」(お泊まりになったVIPと自分が同格と思い込んでる)と豪語していても、いつの間にか買収されて以前の経営者の姿が見えなくなっている。・・・泊まりに利用されるお客にとって、そんな事は全く関係の無い事なのだ。

 「井の中の蛙大海を知らず」と言うように、他県で成功してるところの真似をすれば同じように簡単に成功すると思い込んでいる。施設のハードに大金を投入すれば高額商品として売れると思い込んでいる。○○検定が流行すると、それに乗じて同じものが沢山出版される。どこに軸が有り、その軸が何なのかさっぱり検討もつかなくなっている。

 それでは県内外のお客様の心を引きつけるには、余りに安直で工夫が無さ過ぎるのではないか。「俺が!俺が!」の人が多く、小さな団体でも横槍船頭さんが沢山居る。自分の都合に悪いと思えば即反対。自分に有利な展開だと思えば、先んじて「いざ鎌倉!」的な挙動が実に稚拙で情けない。利己主義の集団だ!

 公共の利益あってこそ、個々の企業への利益も増えると言うもの。要らぬ世話かも知れないが、本気で熊本が観光立県を目指すのであれば、一から出直して数百年も続いている殿様商売を自ら払拭することから始めなければならない。

 旧態依然とした悪い慣習が多く残っている。笑顔も無く、挨拶も無く、それで観光立県とはこれ如何に!?・・・人と会えば、そこに居ない第三者の悪口が挨拶替わり。これも如何なものかと愕然としてしまう。

 筆者も商人(あきんど)の端くれだが、笑顔、挨拶、そして感謝の念だけは忘れたく無いもの。お世話になればお返しをする心を持って、難攻不落の殿様商売の牙城を切り崩して行きたいものである。・・・しかし、その牙城が万が一崩れなければ、熊本の将来は無いと言っても過言ではない。

 末筆ながら・・・ホテルの各スタッフが一所懸命サービス精神を表に出して頑張っているホテルに「ホテルオークラ福岡」がある。博多に根付いてまだ10年の新参者と思われがちの大手ホテルなのだが、やはり同ホテルの「心」は他の追随を許さぬ程の素晴らしさを持っている。しっかりした軸を持ち、「日々変化、日々進化。」をしているホテルとして、一押ししたい処でもある。

▼ホテルオークラ福岡からの眺望(博多)


【ホテルオークラ福岡】
 http://www.fuk.hotelokura.co.jp/

? 登録2010/02/25 00:00:58  更新2010/02/25 03:08:41   

<< 前の記事 次の記事 >>




松島観光ホテル岬亭
  © 1995 D&L Research Inc.