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遣るか否か、それが問題なのだが・・・

▼ディー・アンド・エル社20周年記念基調講演の模様(2010年)

kafuka



 仕事に関して、直ぐさま「やりましょ!やりましょ!」と、根拠もなく言い放つ人が居る。自分自身に一切リスクを背負わず、滑舌の良い言葉だけが先行して他人に仕事を投げつける。その場に居るオーディエンスからすれば、如何にも威勢良く歯切れ良く聞こえる訳で、無知な人達にとっては、すこぶる好印象を与えるに違いない。しかし、じっくりと冷静に検証すると、全てがちぐはぐのパッチワーク。・・・一足飛びでは出来ないものを、如何にも簡単可能なもののように言い切る、法螺吹きな人間も多々居る。

 勿論、動かねば、遣るか遣らぬか、遣れるのか否か・・・それは分からない。しかし、両極端で単細胞な人間のプロジェクトプランニングの方向性は、白黒、所謂、遣るか否かの2パターンしか頭には無い。だから、安易に無責任なゴーサインを出すのだろうと推察する次第。自腹を切らずして、他人の懐狙いで出張費やリサーチ料などをどんどんと請求するコンサルたちの醜態ぶりに、閉口するばかりである。成功報酬が大原則であるけれども、そんな事はお構いなし。途中でで頓挫しよう潰れようが、日々の経費ばかりをぼったくるだけで、さっさと去って行くのが関の山である。

 ポジティブに遣るを選ぶのか、ネガティブに最初から動かぬのかを決めるのではなく、写真上の集合のベン図のように、可能と不可能の重なる部分を、重要な思慮のエリアとして、じっくりと課題の検証を行わねばならない。単純に右左脳をちゃぷちゃぷと揺さぶるのではなく、中間思考回路を働かせ、十分なリサーチ、十分な計画性、十分なパンパワー、十分な施設、十分な素材と・・・所謂、ヒューマンウェア、ソフトウェア、ハードウェアの三位一体の体勢が完全に揃い、初めて、そのプロジェクトが可能なのか否かを判断できることになる。

 「やろう!やろう!」と声を大にして言うのは簡単な事。誰だって出来る。しかしながら、可能性大の根拠ありきで、初動をしない限り、後々、何が足りない、何が無い、何が邪魔する・・・と、初手からトラブルの続出となるだけの話となってしまう。一人がどんなに旗を振りまくろうが、動くのは人間。脆弱なヒューマンウェアを牛耳ったつもりで遣っていても、最終的には非力な自分だけが孤立して、何も具現化できないまま、全てのプロジェクトが頓挫することになる。・・・ただ、無駄な時間、無駄な経費だけが過去に残されてしまうだけでなく、大きな責任問題に発展する可能性さえあるので、何事も軽々しく請け負うものでもなく、また、無作為に安易に業務を依頼するものでもない。

 特に地方の旅館、ホテルなどの立て直しの為に、舞い降りてくる都市部からのコンサルには要注意と言ったところであろうか。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/1 01:24 am

光と影を追い求めて・・・

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 取材前になると、子供がオモチャを貰ったように、機材のクリーニングや操作性を確認しながら弄りまくる自分が居る。気付けば既に数時間は経っている。日頃の業務よりも遙かにルーチンワークのようになっているカメラの世界。・・・何とも心地良い。

 カメラは決して嘘をつかない。レンズはそのものズバリを切り取ってくれる。・・・それが、心地良い。しかし、最新デジカメには、本体の中にエフェクタなどの機能を盛り込んでいるものが増えているが、それは一過性の面白みであり、芸術性には程遠い機能として、余り触れようとはしない。リアリティの追究こそ自分のテーマであると言い聞かせながらファインダーを覗く。ボケやアングルで楽しむのは良いが、余りにも演出過多であったり、テーマが何なのか分からないような絵面には興味が無い。

 人間関係についても同じ事が言える。2007年に日本上陸した仮想現実世界SecondLife。世界数千万の人々が入り込んでくるメタバースの世界だが、そこにはバーチャルとリアルな世界の狭間にあり、現実逃避をする人間、虚栄を張る人間、詐欺をしまくる人間と・・・リアルな世界と同様に、多重人格的なアバターがあちこちで出没していた。

 下手をすると、その妄想の世界をビジュアル化することで、現実離れしたストーリーに陶酔し、仮想現実の世界にどっぷりと浸かる人達も増えてきたものの、パソコンをOFFにすれば、瞬時にリアル世界に後戻りしてしまうのである。勿論、夢幻の理想郷を構築するのも一つの創造性としては価値あるものだろう。しかし、現実は現実。その現実から逃避してしまっては、生身の自分自身は宙に浮いたままの状態だ。・・・結果的には、現実逃避瞬間移動を繰り返す、空しい日々となってしまうのである。

 筆者にとってのカメラという存在は、記憶に残す為のツールである。且つ、記録に残すものを選別して、可能ならば・・・光と影をとことん追い求めた芸術作品が創造できればと考えている次第。何も意識的に癒やし系を撮りまくったり、他人様へのサプライズ映像を追い求めようとは思わない。・・・所謂、自己満足の世界ではあるが、自分のスキルや能力がどの程度で、その限界をいつ知ることになるのか?・・・それが、筆者なりのカメラライフであると・・・。


▼秋
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▼ロータスガーデン(KKR熊本)
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▼博多駅夜景
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▼先見塾 淀川司朗塾生
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/9/28 10:27 pm

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