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ホテルは、カルチャー発信基地。

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 日本の食文化・・・特に洋食文化が全国津々浦々へ浸透したのは、帝国ホテルとNHKが大きく貢献している。・・・ちなみに、帝国ホテルは120年の歴史と伝統を誇り、日本初の西洋式ホテルとして1890年(明治23年)に開業した。

 明治維新以来、欧米文化を積極的に取り入れ、カルチャーの洪水のように、ちょんまげだった日本がにわかに進化していった。・・・帝国ホテルは、日本のホテルのホテルとして、明治、大正、昭和、平成とカルチャー発信基地となり、その時代、その時代の魁となり、日本人のライフスタイル、ビジネススタイルにも大きな影響を与えて来たのである。

 田舎では、一般的にシティホテルとなると、祝賀会や結婚式以外は足を運ぶことが殆ど無いと言う人が多い。・・・それは、ホテル利用の大きな勘違いである。・・・ホテルはパブリックスペースとして、日頃からホテルを利用する事で、時代の魁を常に身体で感じることが重要であり、その価値が増すものだ。

 筆者は、日頃から熊本ホテルキャッスルやホテル日航熊本を利用している。熊本全日空ホテル ニュースカイも素敵なホテルではあるが、筆者のオフィスから少々遠いので、立地的になかなか利用できないのが辛い。同ホテル現社長には、30年以上も前から世話になっているものの、なかなかお会い出来ていない。

 何故、ホテルへ足繁げく通うのか!?・・・第一に、安心安全な食を求めるからである。第二に、熊本の経済界の重鎮や現在アグレッシブに活躍している人達が常に集まっている。第三に、仕事の打ち合わせや会食なども、ホテルに依頼すれば、ほぼ間違いなく、しっかりと手配をしてくれる。

 「ホテルを利用したら高いでしょ!?」と批判する人も多い。・・・あの大きな空間で・・・心地良い照明と空気清浄を考えれば、その時空間をお安くお借りできるだけでも、大変お得だと考える筆者が居る。冷たく美味しい水を飲み干すと、直ぐに新しくお冷やを持って来てくれる。お腹がグルグルと鳴れば、さっと料理を作ってくれるのだ。

 仮に、20坪程度のオフィスを借りるとなると、立地的に良いビルの一角を選べば、月額20万円の賃貸料、光熱費、月極駐車料金、オフィス清掃、ゴミ出し・・・などなど、1ヶ月間に相当額の費用が発生する。

 若き頃は、仕事の打ち合わせの為に、喫茶店などを利用したこともあるが、余りにも狭い空間なので、話す内容が筒抜けとなり、セキュリティーが約束されない。下手をすると、マル秘プロジェクトの詳細情報が、競合する人間に漏洩する可能性も多々ある事になる。また、異性との二人会議ともなると、妙な噂が立ったり、相手に誤解を招くこともある訳で、今は殆ど使う事は無い。

 まあ、あれこれ言っていると切りは無い。・・・畢竟、しっかりとしたシティホテルの利用は必須であり、日々変化、日々進化する食文化やブライダル様式、ファッションなど・・・ただ、そこに居るだけで、大変勉強になるのである。


▼熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏のシェフたち
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▼日々変化、日々進化する・・・ダイニングキッチン九曜杏のキュイジーヌ(cuisine)
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▼我が家より寛ぎやすい、熊本ホテルキャッスル。
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                             

  • posted by Chikao Nishida at 2014/3/1 01:44 am

ダブルフォアグラとどっさりトリュフ

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 ここ数年の写真データの整理中に、「お任せ!」と言った時に、サーブされた料理の写真が見つかった。しかし、レストラン内が暗いので、やっとノーフラッシュで撮影したものだが、三枚目の写真など、フォーカスが甘く失敗作である。

 折角の素敵な料理をこの程度で撮影するのは、大変非礼な事。・・・見れば見るほど、自分のスキルの無さに呆れてしまう。画質劣化ギリギリまでISOを上げて、シャッタースピードを手振れの無い処まで、引き上げるべきだったと反省してしまった。

 撮影の反省はどうでも良いことだが、料理写真を見ると、その「お任せ!」がマネージャーの判断なのか、上質の黒毛和牛のステーキにダブルフォアグラ、どっさりのトリュフである。・・・今でも或る日の事を鮮明に覚えているが、「お任せ!」と言えば、こちらの好みをしっかりと把握しているマネージャーや料理長の「お遊び」が透け透けだ。しかし、こんな「お遊び」の遣り取りを楽しみながら、ライトアップされた熊本城を眼前に食すのは、この上なき幸せと言うものかと・・・。

 当時の料理長は、現在、ホテル全体の料理を見る立場となり偉くなったが、彼との十数年に及ぶ「お遊び」は凄かった。・・・「スーパーディナー」と題した晩餐会も実に楽しかった。そこで、サーブされたブルターニュ産のブルーオマールの食感も昨日のように覚えている。その他、カナダ産のドングリを食べて育ったイノシシの脂も、2003年に初体験となったハモン・イベリコも最高だった。

 さて、最近は粗食に耐えた食生活をしているが、そろそろアイドリング状態から立ち上がり、食文化探究のスイッチを再点火しようかと思う、今日この頃である。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/2/19 12:00 am

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