
MINIは、60周年。小さくて、頑丈で、走りまくり、油も溢れるという、世話焼かせの、世界で一番可愛い車である。筆者のミニ歴は、ROVER MINI MAYFAIRから始まり、BMWに変わってMINI COOPER S、そしてMINI CROSSOVER Sと乗り継いだ。
思い出すと、ROVER MINI MAYFAIRは厄介だった。クッションがゴムまりなので、オフロードを走ると、何度も天井に頭をぶつける。一度だけ、熊本市内から上天草市までROVER MINI MAYFAIRで走ったことがあるが、帰りはトラックに積んで帰りたくなった。
ところが、MINIをBMWが作るようになり、名前はMINIだが、十分でっかいサイズの普通車に変わってしまった。特に5ドアが出て以来・・・。しかし、昔ながらのキュートさが変わらないところが、流石にMINIである。
そんなこんなで、最近のMINIを拝見しようと足を運べば、剛性の高い新型のMINIが、展示場にデーンと置かれている。次から次へと、ユーザーが玄関から入ってくる。購入が決まったのか、まるで家族の一員が増えたかのような笑顔である。
今回、プロトタイプからのデザインを移行したのか、MINI COOPER Sのテールが、何とユニオンジャックのデザインとなっている。以前、雑誌で見ていたものが、既に採用されている。「僕はイギリスだよ!」と豪語する、ドイツの車。
どんなに高級車が前に出ようと一所懸命背伸びをしても、MINIに勝る車はない。それほど、MINIには昔のパソコンであれば、APPLE社のMACINTOSHのようなイメージと物語があるのだろうと。




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