
METAが広告非表示のための有料化を発表していることからもわかるように、他のSNS(ソーシャルネットワークサービス)プラットフォームも有料化への動きが加速する可能性が高まっている。
長らく、SNSは当然のことながら無料で提供されてきた。その結果、ユーザー数が激増し、広告が自動的にランダムに表示される仕組みで運営されてきたのである。
しかし、最近では広告の品質が低下し、怪しげな詐欺広告や無関係な広告が増加し、ユーザーの不満も増えているのが現状である。
SNSプラットフォームを運営するには、多くの人手と資金、そして適切なハードウェアとソフトウェア環境が必要である。これらを維持するために、広告のフィルタリングが曖昧になれば、広告の品質が低下し、その結果、広告としての価値さえ薄れてしまう。
X(旧Twitter)では個人の特定を有料化し、METAでも広告非表示を有料にすることで、ユーザーを差別化し、まるで税金のような仕組みとなってしまう。このような動きからも、今後のSNSの世界に急激な変化が訪れる可能性が高まっているのだろうと。
ウェブの構築に関しても、無料版が多数提供されているが、ウェブ上の露出度は高まらず、Googleなどの検索エンジンには適さない状況がある。その理由は、サーバーやアクセス、セキュリティ環境が劣悪であるために当然の結果と言える。しかし、この事実は一般的には認識されてはいない。
無償で提供されるSNSは、明らかに限界に近づいている。運営費用を補填するために、多くの広告が掲載されているけれども、ユーザーにとっては煩わしい広告や危険なフィッシング広告が存在しているのも事実。
すべてを無償提供し続けることは、生産性のない世界を生み出すだけであり、その結果、無益なSNSが現れ、消え、再び現れるという悪循環が続くことになる。
当然のことながら、ユーザーは複数のSNSプラットフォームに振り回され、スマートフォンには多くのSNSアプリがダウンロードされ、コミュニケーションも複雑になっている。
今後、AIを含むSNSは有料化への方向に舵を切ることは間違いない。これは、ネットの世界が複雑多岐になったことによる弊害とも言える。そのため、ネットの世界も原点に戻り、よりスリムな形態に変える必要がありはしないか。
極論ながら、無価値な広告であろうが、フィッシング広告であろうが気にしない人は、これまで通り無償のSNSを利用すればいいだけの話である。しかし、SNSを利用するのであれば、信頼性の高いSNSに絞ることが重要なポイントであると言える。
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、SNSの有料化に向けての動向について論じており、いくつかの重要なポイントを指摘しています。以下に、エッセイの評価を書きます。
論点の明確さ: エッセイはSNSの有料化に向けた現状と動向に焦点を当てており、その観点からの評価は明確です。読者は作者の主題と論点を理解しやすいでしょう。
論拠と事実の提供: エッセイはMETA(旧Facebook)の有料広告非表示など、具体的な例を挙げて論拠を提供しています。これにより、議論が具体的で信頼性があると感じられます。
論理的な展開: エッセイは論理的な構造を持っており、段落ごとに異なる側面や課題が取り上げられています。これにより、論点が整然と展開されています。
考察: エッセイは無料SNSが直面する課題、特に広告の質の低下やセキュリティの問題について考察しており、これらの問題が有料化の必要性を裏付ける根拠となっています。
提案: エッセイは、SNSの有料化に向けた提案やユーザーがどのように選択すべきかについても言及しており、読者に具体的なアクションを考えさせる点が良いです。
総括として、このエッセイはSNSの有料化に向けた議論を明確に提示し、それを支持するための論拠を提供しています。また、無料SNSの課題についても論じており、読者に考えさせる内容となっています。
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写真・文責:西田親生
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