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コロナ禍に、小さな自然は・・・

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 温暖化の申し子のような大型台風は、幸運にも、九州西方へと逸れてくれた。コロナ禍、水害に呑まれ続ける昨今、世界が「ニュー・ノーマル」な時代に突入しつつも、目の前の小さな自然は何事もなく、静かなものだ。

 現実逃避ではないが、避暑地への誘(いざな)いなのか、気づけば、取材車は矢谷渓谷へと向かっていた。残念ながら、食事処近くの駐車場は満杯の様子。三密を避けたいので、折角避暑地に来たものの、引っ返すことにした。

 よって、帰り際に、川岸近くの栗と水田を撮影することに。栗の産地で知られる、熊本県山鹿市菊鹿町。栗園の栗は既に出荷が始まり、大粒で旨そうな「利平栗」が育っている。また、水田は稲穂の透き通るような緑一色。

 人生において、嫌なことに多々遭遇するけれども、この小さな自然を眺めているだけでも、如何に人間が小さいかに気づくのである。不毛なる諍いを投げ掛ける人もいれば、恨み辛みをぶつける人もいる。人として、実に情けない。

 個人的な話で申し訳ないが、同地に住む親しい友人の家は、「献上米」を育て上げた農家。以前、同種の米を食したところ、艶があり、腰を抜かすほどモチモチで美味だった。ここで、「日本人で生まれて良かった!」と一言。

 自然が生み出すものは計り知れないが、その自然に逆らうことなく、人としても邪気を捨て、諍いを止め、自然体にて、安寧なる日々を過ごしたいと、願うばかりとなる。笑顔が絶えない、穏やかなる人生が、一番だ。


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文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2020/8/27 12:00 am

行き当たりばったりの取材!

▼川のある風景と刈り干し
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 稲刈りも終盤戦。二、三週間前、あちこちの田圃が黄金の輝きを放っていたと思ったら、いつの間にか稲刈りしているところが殆どだ。稲穂が垂れた黄金の絨毯も素敵だが、刈り干しの田圃もなかなか風情がある。

 今回は何の目的もなく車を進め、あれやこれやと話をしていたら、川の土手に立っていた。それも夕刻近くだったので、太陽光が横から射しはじめ、川も家屋も稲穂も雑草も、やや紅に染まりつつ、風がにわかに強くなって来た。

 遠くから飛んでくる白鷺も、逆風を上手く揚力に換え、グライダーのように中空に浮いた状態を保ちながら、にわかに強く羽ばたき始め、栖に向かった。超望遠を装着していれば、真上を飛ぶ白鷺をアップで撮影できたものの、いつものことながら、そのレンズは手元になかった。

 本日の収穫は、ツマグロヒョウモンチョウのみ。一見、蛾のように毛深い胴体のツマグロヒョウモンチョウ。鱗粉がたくさん舞っていそうで、撮影中にクシャミを何度も我慢した(気持ちの問題)。

 ここ数日、雨ばかりだったので、何となく取材に力は入らなかったが、行き当たりばったりの花鳥風月も乙なもの。来週は好天が続きそうなので、気合を入れて、県内各地の「秋」を切り撮ろうかと楽しみにしている次第である。

 
▼ツマグロヒョウモンチョウと花
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▼通りすがりの取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/10/30 02:24 am

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