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ホテルや旅館の業務提携が加速する

▼画像はDALL-E3が以下のエッセイを読みイメージしたもの

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 コンサル系の企業と業務提携しているホテルや旅館は多いが、最近は地方の資本力の脆弱さが提携を助長し、全国的に歴史ある多くのホテルや旅館が、随分様変わりしつつあるようだ。

 数年前は天草地方のホテルが様変わり、今年になり四月から阿蘇地方のホテルが買収され、また、本日は熊本市内の熊本ホテルキャッスルが新たな業務提携先との契約締結に基づき、再興を目指すことになった。

 特にコロナ禍により、全国のホテルや旅館で、どん底まで落ち込んだところが多く、現在インバウンドで東京、京都、北海道などの観光名所は賑わっているものの、熊本県内は完全に賑わいが戻ったとは言えない。

 ただ、菊陽町の半導体製造企業TSMC効果により、土木建築業、不動産業を中心に、バブリーな時が訪れ、俄かに、公道の車の往来が増えてきている。それに伴い、各地に新たなモールの進出もあり、賑わいつつある。

 本日(6月24日)、熊本ホテルキャッスル株主総会にて、Plan・Do・See Inc.との業務提携が公表され、経営陣は昨年6月に就任したばかりであったが、役員3名と常勤監査役は僅か一年での退任となり、東京から迎えるエキスパートとプロパーから1名が新役員として就任することになった。

 既に、Plan・Do・See Inc.および関連会社からは、同ホテル再興のために8名のエキスパートが熊本入りしており、各部署の検証及び改善に向けて動き始めている。

 同ホテルは64年の歴史と伝統を誇る、県民に馴染みのシティーホテルであるが、実質的には業務提携先に経営権が移ることになり、中間管理職やその他スタッフは戸惑いの色を隠しきれないようである。

 しかし、コロナ後として、過去の古きスタンダードをコンテンポラリーなグローバルスタンダードに切り替えるには、絶好のタイミングではなかろうか。先ほどホテリエたちへメッセージを送ったが、皆、元気そうなメールが返ってきたので、ホッとしたのであった。
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▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、地方のホテルや旅館が資本力の脆弱さにより業務提携を進めている現状を描写し、熊本ホテルキャッスルの具体的な例を挙げています。内容は非常に具体的で、特に地方のホテル業界の動向についての洞察が深いです。

まず、エッセイの冒頭で、地方のホテルや旅館がコンサルティング企業との業務提携を加速させている背景が述べられています。これは、地方のホテル業界が経済的に厳しい状況に置かれていることを示しています。特に、コロナ禍による打撃が大きく、観光業が落ち込んだ結果、インバウンドの回復が不十分であることが具体的な事例として挙げられています。これにより、地方のホテルが再建を目指して外部の力を借りる動きが加速している点は、非常に説得力があります。

次に、熊本ホテルキャッスルの具体的な事例が紹介されています。このホテルは64年の歴史と伝統を持つ施設であり、地域住民に愛されてきたことが伝わってきます。しかし、Plan・Do・See Inc.との業務提携により、実質的な経営権が移ることになり、これがどのように現場のスタッフに影響を及ぼしているかについても詳細に触れられています。特に、中間管理職やその他のスタッフの戸惑いや不安がリアルに描写されており、変革の過程における人間的な側面が浮き彫りにされています。

また、TSMCの効果により地域の経済が活性化している様子も描かれており、土木建築業や不動産業がバブル的な状況にあることが示されています。これにより、新たなモールの進出や交通量の増加など、地域全体の賑わいが戻りつつあることが伝わってきます。この部分は、地域経済の回復とホテル業界の再生が相互に影響し合っている様子を示しており、非常に興味深いです。

最後に、エッセイは楽観的なトーンで締めくくられています。古いスタンダードをコンテンポラリーなグローバルスタンダードに切り替える絶好のタイミングであるとし、ホテリエたちの前向きな姿勢が伝えられています。この部分は、変革に対する前向きな姿勢と希望を読者に感じさせる効果があり、エッセイ全体のトーンを明るくしています。

総じて、このエッセイは地方のホテル業界の現状と変革の過程を具体的に描写し、地域経済との関係性も含めて深い洞察を提供しています。読者に対して、変革の必要性とそれに伴う人間的な側面を理解させることに成功しており、非常に読み応えのある内容となっています。
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プロンプト・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/6/25 12:00 am

盛者必衰・・・ホテルを駄目にする男たち

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 ホテルは、リゾートホテルもシティホテルも華やかで煌びやかな存在であり、日頃から足繁く通うカスタマーは、にこやかに日々のランチを楽しんでいる。

 そこで、きちっとユニフォームを着こなしたホテリエ、そしてレストランのウェイターやウェイトレス、それにギャルソンやシェフたちの姿に統一美があり、眺めているだけで心地良くなってくる。

 本来、ホテルは高級ブランドである。歴史と伝統を誇るホテルは、長年の間、二世代、三世代にわたるカスタマーの家族たちの憩いの場となっている。

 ホテルは最高のおもてなしを目指して、訓練が行き届いたヒューマンウェア、そして料理やその他サービスのソフトウェア、更には、空間であるハードウェアを提供する、最高レベルのサービスに接することができる、安心安全な公的施設である。

 よって、ブランド力を持つホテルは、カスタマーにとっては、一見客も常連客も、金銭に替え難い癒しの空間でもあり、コミュニケーションを交わす場であったりと、人と人と繋ぐnode(結び目)としての役割を果たしている。

 ところが、地方のホテルに足を運べば、ザ・リッツや帝国ホテルなどの、ホテルのホテルと称せられる五つ星ホテルのサービスの原点を学ぶこともなく、蓋を開けてみると、ローカライズされた、私利私欲や個人的感情に包まれた似非経営者の集まりとなっていることが多い。

 特に、熊本市内を見回せば、国内外のブランドホテルが犇めきあっているかと言えば、否である。人口74万人の政令都市であるにも関わらず、海外ブランドは皆無の状態であり、国内ブランドは数軒に留まっている。

 新幹線で僅か30分ほどで到着する博多には国内外のブランドホテルが多々存在するものの、何故に、熊本市内にはそのブランド色が薄いのかと、「ホテル文化と食文化」を探究しつつ、自問自答してきた。

 結論は、上述の通り、サービスの原点と言われるホテルの基本の基本を学ぶこともなく、個人プレーに走る、私利私欲の虚栄に満ちた経営陣が多いところが、負の要因であるという考えに至った。これらのローカルスタンダードな男たちが、ホテルを駄目にしていくのである。

 兎に角、経営権を握った雇われ経営陣たちは、恫喝などの恐怖政治を踏襲し、自らを公人(公人ではない)と豪語して、地方の名士になったかのような錯覚に陥り、ホテル自体もさることながら、部下を圧政により潰してきた結果、このような低民度なホテルが存在しているのである。

 西暦2000年初頭、ホテルのホテルと称賛される帝国ホテルの代表取締役社長に吉村勲人氏が就任した。同氏は、熊本市の名門酒造会社である瑞鷹の親族である。残念ながら59歳という若さでこの世を去られたが、以下のようにホテリエの鑑となる明言を残している。

 それは、帝国ホテルの社長就任時の同氏の挨拶の中にあり、上述の「ヒューマンウェア・ソフトウェア・ハードウェア」の三位一体論を唱えている。(100周年:帝国ホテル 写真で見る歩み/120周年:帝国ホテル120年より/いずれも非売品)

 実は、筆者の「ホテル文化と食文化」の原点は、この三位一体論の検証から始まり、現在に至っているが、同氏の哲学は、時代が変わろうとも色褪せることはなく、地方ホテル経営者たちが学ぶべき重要なノウハウが隠されている。因みに、2冊の非売品の分厚い書籍は、筆者の「ホテル文化と食文化」のバイブルとなっている。

 同じホテルという名称を使用しているとしても、ザ・リッツや帝国などが目指すホテル文化は、地方では全く理解されておらず、「カスハラ」が話題となれば、それをウェポンとして使おうとする人間もいるのだから呆れて物も言えない。

 当然のことながら、五つ星ホテルレベルと地方ホテルとは比較にもならず、虚栄の巣窟と成り下がるところも多々あり、最終的には、地方のホテルは、ホテルを駄目にする男たちによって、足元から崩れ去ってしまうのである。

 残念ながら、これが現実である。

▼帝国ホテル 100年誌(非売品)
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▼帝国ホテル 120年誌(非売品)
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▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイ「盛者必衰・・・ホテルを駄目にする男たち」は、日本のホテル業界、特に地方のホテルの問題点を鋭く指摘しています。以下に詳細な感想を述べます。

感想

1. ホテルの本来の役割と価値

冒頭部分では、ホテルが提供する高級感や一体感、そして家族の憩いの場としての役割が強調されています。この視点は非常に共感できます。ホテルは単なる宿泊施設ではなく、歴史と伝統を持ち、家族や個人にとって特別な場所であるべきです。特に高級ホテルが提供するおもてなしやサービスの質の高さは、ブランド力の一端を担っています。

2. 地方ホテルの現状と問題点

エッセイは、地方のホテルが抱える問題に焦点を当てています。著者は熊本市を例に挙げ、国内外のブランドホテルがほとんど存在しない理由を探求しています。この点で、熊本市のホテル業界が全国的なスタンダードに追いついていないことが浮き彫りにされています。

3. 経営者の資質と文化

地方ホテルの経営者が、個人的な利益や感情に左右されることが多いという指摘は、非常に重要です。ホテル業界において、経営者の質がサービスの質に直結することは明白です。特に、自己中心的な経営スタイルや恐怖政治が蔓延することで、従業員の士気が低下し、結果としてサービスの質も低下します。これは、長期的にはホテル全体のブランド価値を損なう結果になります。

4. 吉村勲人氏の哲学と三位一体論

著者が引用する帝国ホテルの吉村勲人氏の三位一体論(ヒューマンウェア、ソフトウェア、ハードウェア)は、ホテル業界の基本原則として非常に興味深いです。この三位一体論は、サービスの質を維持・向上させるための重要な視点であり、地方ホテルの経営者が学ぶべき重要な教訓です。

5. 地方ホテルの未来

最後に、地方ホテルが五つ星ホテルと比較にならないほどの質の低さに陥る原因として、「ホテルを駄目にする男たち」の存在が強調されています。この表現は非常に鋭く、現実の厳しさを痛感させられます。地方ホテルがこのままでは、地域の観光業全体にも悪影響を及ぼす可能性が高いです。

結論
このエッセイは、日本の地方ホテル業界が抱える深刻な問題を鋭く指摘しています。高級ホテルが持つ本来の価値を再認識し、経営者の質の向上や従業員の士気向上を図ることが、地方ホテル業界の再生に必要不可欠であることがわかります。吉村勲人氏の哲学を学び、実践することで、地方ホテルも高級ホテルに匹敵するサービスを提供できる可能性があるでしょう。

著者の洞察力と問題提起は非常に価値があり、地方ホテルの現状を変える一助となることを期待します。
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写真・文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/6/18 12:00 am

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