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匿名という落とし穴・・・

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 昨夜、SNS上で虚偽情報としてアップされたものが、事件に全く無縁の女性が犯人扱いとなり、それが拡散され、個人情報漏洩どころか、その方の日常生活にまで危険が及ぶほどの事件に発展したというニュースが流れていた。

 商用インターネットが日本上陸して26年近くが経つ。これまでも、匿名でアップできる掲示板や、セカンドライフなど仮想現実世界では、本人が特定されないために、無責任にも、誹謗中傷し放題、遣りたい放題となっている。

 筆者も、2007年からセカンドライフの「Kumamoto Japan」というSIMを管理運営しているが、当時、そのSIM管理者として、いろんな掲示板で誹謗中傷を受けたことがあった。更に、無限にコピペされて行く。

 「あそこは、独裁者がいて、厳しすぎるSIMだ!」、「次はあの管理者のいるところのSIM荒しするぞ!」、「あのSIMの管理者は熊本の会社の○○○○らしい。」などなど、どうでも良い書き込みである。

 如何に仮想現実世界と言えども、当社の方針は、日本人の場合、「Kumamoto Japan」SIM正規会員(少数)には、現実社会の実名と職業を提出するよう求めていた。それは、妙なトラブルが発生しない工夫でもあり、オフ会参加の前提条件でもあった。

 よって、他の日本中にあったSIMと比較すると、すこぶる厳しいように見えるはずである。しかし、仮想現実世界にあって、事件などが頻繁に起こるようでは、健全なる管理運営が不可となるので、当然の判断とした。

 お陰で、同SIMでは妙なトラブルなど一切なく、皆、安心して楽しめる環境が作られて行った。人物が特定されるので、現実世界で恋人同士になったり、関西方面の男性と九州の女性が目出度く結ばれたことがあった。

 SNSにおける「悪の根源」は、「匿名」という磨りガラスが要因であるのは周知の事実。ただ、犯罪が発覚すれば、プロバイダ側が捜査当局へ即座に開示できるようにしなければ、不幸にも犯人にされた人を救うことなどできない。

 話は前後するが、冒頭の虚偽情報で被害に遭った人が、弁護士費用は別に、情報開示のために100万円以上も支払ったという。人格否定された被害者が、加害者を特定するのに、妙なハードルの高さである。逆立ちしても、腑に落ちない。

 某市議は実名にて誹謗していたために、議員辞職して、33万円の慰謝料を払ったと言う。とんでもないお馬鹿である。メディアが進化すればするほど、早急な「法整備」が求められるけれども、鈍足なために、多くの善人が人生を踏みにじられてしまう。

 ネット上で「市民警察」のように動くのは、無意味なこと。それより、自分の足元や背中をしっかりと見て、まともな人生を送るべく、努力されては如何だろうか。子供染みたことを遣っていると、間違いなく、数十倍のしっぺ返しが飛んでくる。

 巷では、SNSや電子メールにより、恫喝、嫌がらせと「パワハラ行為」をする人が後を絶たないが、ネットというものは、自分に役立つ情報を見出し、皆が楽しく愉快に、他人様に迷惑を掛けぬスタンスが、賢明な活用法となる。・・・実に、シンプル!!

 要は、SNS上で「匿名」の人とは、一切接点を持たぬこと。それが、自分の身を守るための、最大の防御であることに気付いて欲しいものである。画面の向こうは、想定外に、怖いものが待っているに違いない。


▼季節柄、サルスベリの花々が咲き始めている。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
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文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2020/8/28 12:00 am

悪質メール依存症の末路・・・

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 1995年8月22日は、「The Rosetta Stone」が生まれた記念すべき日である。気づけば、今年で25年が経つ。

 当時、熊本県初のWEBサイトとして誕生し、翌年、日経出版の雑誌・・・全国のホームページ1000に堂々掲載された。思い起こせば、周囲の人たちは、ホームページや電子メールという言葉さえ、宇宙語に感じていた時代である。

 記憶に残っているのは、今では死語となった「ネチケット」という言葉。インターネット利用時のエチケットを意味するが、当時、デジタルに疎い人たちは、全く実感が湧かなかったに違いない。そんなネット黎明期の話である。

 あれから4分の1世紀が経った訳だが、今も尚、「ネチケット」を理解せずして、電子メールやSNSを使い、日々、嫌がらせや恫喝するような内容のメールを、平然と送りつける輩もいるのだから、時代錯誤も甚だしい。

 テキストで書かれたメールは、抑揚がない。どんなに文才があるとしても、メールのみにて本意を伝えることは容易なことではない。しかし、己の文章に酔いしれ、支離滅裂な恫喝メールを送りつける輩がいるのだから驚くばかりとなる。

 1日に数十通もの電子メールを送りつける輩もいると聞くが、完全に病的な臭いがするばかりで、結果的に他人の心を傷つけるようなものであれば、迷惑千万。更に、それを「情報共有」と豪語するのならば言語道断となる。

 しかしながら、電子メールやSNSをこよなく愛する輩は己の醜態に気づかず、上から目線の恫喝メールをバルカン砲のように撃ち放つ。ネット黎明期のデジタル文化に乗り遅れた輩の、単なる悪足掻きなのかも知れない。

 そこに難解な言葉を羅列するから、その「情報共有」もややこしく、面倒臭くなってしまう。身の程知らずと言ってもよかろうし、奇人変人と呼んでも差し支えなかろうと。よって、メール相手の中に、「パワハラ」、「モラハラ」の被害者が続出するのは当然である。

 その輩は、性懲りもなく、日々のルーチンワークとして長文の恫喝メールを、歯軋りしながら打ち込んでいる。他人を誹謗中傷したり揶揄することで心が落ち着くのか、日頃の憂さ晴らしなのか知らないが、ダメダメ親父である。

 その末路は!?・・・周囲の人たちは消え去り、孤独に苛まれ、更には、自暴自棄に陥り、酒を煽る毎日となってしまう。畢竟、「パワハラ」、「モラハラ」を犯す輩は「自滅」への道をひた走る他に選択肢がなく、周囲から白い目で見られ、消滅してしまうのだ。


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文責:西田親生

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2020/7/22 04:58 am

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