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救いようのない人間・・・

▼写真はイメージ
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 ここ1年を振り返ると、思いの外、姑息な人をあちこちで見掛けた。常に自己中心的で、自分大好き、自分サイドさえ潤えば良いとする人である。それも、日頃の素行や言動が軽く、責任転嫁の雨霰。緻密な思考回路が無いようで、文章(特に長文)をまともに解読できず、一攫千金を狙うだけの、さもしい人間であった。よって、我々が望む共存共栄の輪の中には、絶対に入れない人種なのだろうと。

 正直なところ、会話をするだけでも、意味のない言葉が単なる雑音として耳に入るだけで、どっと疲れてしまう。それは、夢のような儲け話だったり、小銭稼ぎの自慢話だったり、自宅や車の自慢話だったりと、聞いても何の価値もない、浅知恵だけが練り込まれた稚拙な会話内容である。

 それを自分なりに一端の大人と思い込んでいるのが厄介。学歴には一切関係のない話だが、幼少の頃の育ちの悪さや、しっかりとした躾を受けていないのも大きな要因であり、歪みきった性格や悪玉友人たちにも感化されているに違いない。尤も、うっかり八兵衛のような慌て者が、時折、ツキノワグマのように落ち着き無くウロウロしている中で、他人の助言に対して急にキレたりする。大人の格好をした小学生である。これを、「こどな」と呼ぶが、自分の「心」をコントロールできない、悲しい人なのだ。

 筆者も若かりし頃、短気で損したことが多々あった。そこで、近しい人たちが指摘してくれたり、先輩の厳しい助言を受けたり、両親との話し合いの中で、じわじわと自分自身の立ち位置や身の丈が見えてくるようになり、最近では、瞬間湯沸かし器のように激怒爆発することは無くなった。

 ただ、今でも人として筋の通らぬことは許さず、とことん軌道修正へと持ち込むような「世直し侍」的なところを内に秘めてはいるが、どんなに心配して言っても聞く耳を持たぬ人は、如何に情熱を持って接したとしても、歪んで解釈されるばかりで、もうお腹いっぱいとなってしまう。こんな親父に育てられなくて良かったと、姑息な人たちを見ては、「本人も可哀想だが、子供はもっと可哀想!」と独り言を呟くばかりとなる。

 最近は、嘘の上に嘘を塗りまくる超虚言癖の新種も現れた。とことん自分大好きなようで、言葉の端々には「愉快犯」的な性格が見え隠れしており、ただニヤニヤ笑いながら、嘘をつく始末。その嘘により人様が右往左往するところに快感を持つのだろうが、筆者にとっては、なかなか珍しい新種だったので、一部始終、様子を伺ってみた。・・・結局、全てが間抜けな道化師に見えてしまい、その矯正については、いかなる手法を講じようが、困難であると判断した次第。先般、「民度」について記事を書いたけれども、その「民度」についての概念さえないのだから、致し方ない。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/5/18 11:39 pm

野良猫の所作が美しい!

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 久しぶりに足を運んだ八景水谷公園。時刻は午後4時を過ぎ、空模様も怪しくなってきた。よって、30分のステイで撮影することにした。周囲は暗いが、この程度の暗さでは、今のデジカメは影響なく撮影できるところが、有難い。

 最初に出逢ったのが野良猫だった。それも、肥満気味の猫だった。妊娠しているのかと心配すると、ジャンプする瞬間にオスと分かり、それは要らぬ世話となった。筆者が猫と会う前に、近所のお婆ちゃんがその猫に沢山餌をやっていたようで、猫は会釈程度のご挨拶で憚りへと。

 10メートルほど距離をおいて見ていると、何とも気の抜けた愛らしい格好で側溝を跨ぎ、用を足していた。野良猫と言えども、自分の憚りの場所を決めているようだ。それを終えると、何気に後ろ足で砂を掛ける仕草をしたり、爪先に汚れが付くのが嫌いなのか、入念にアフターケアをしている。

 そこで、ふと思い出したことがあった。本日のランチタイムの時のこと。どこの元議員?か知らないが、数人の年老いた元議員団が、昼から酒を飲み、食事を済ませ、入れ替わり立ち替わりトイレに行っていたが、他の客が食事中と言うのに、大声で尾篭な言葉を発しているのだ。すこぶる、食事が不味くなった。

 この程度が地方議員なのだろうと、情けなくもあり、また、文化レベルの低さに閉口したのだった。目一杯偉そうな文言を並べ立ててはいるが、全くその重みさえ感じない。虚栄、虚言が似合う、老人だった。デリカシーのなさは天下一品。トイレのドアの開け閉めなど、全ての所作が汚な過ぎる。・・・選んだのはその住民なので、自業自得ってことになる。

 一匹の野良猫でさえ、自分の周囲を気遣い、少しでも汚れのないように努めている上品な仕草が、ずっと、その議員達よりも美しかった。「美しく老いる心がなければ、このような不潔な老人になるんだぞ!」と自分に言い聞かせたのであった。まあ、文化レベルの低い老人になるのは、もともと、育ちや躾の問題もあるのだが・・・。(ちなみに、躾は身を美しくと書く)


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/12/15 12:00 am

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