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洗脳ツールと化した「新興宗教」に毒されるな!・・・教祖が神であるはずがない。気付かねば、全財産を奪われる。

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 『政教分離の原則』とは何ぞや。言葉は立派そうに見えるが、実態は、『政教癒着の現実』となっている。洒落にもならない。国家転覆を狙った『オウム真理教サリン事件』の教訓が、未だに活かされていない。

 筆者が知る中でも、新興宗教に噛まれた人間が何人もいる。有名な俳優(故人)、その他、経営者や公務員も多かった。また、遠縁にあたる人間で、妙な数珠を首に掛け、似非仏教に酔心、迷走していた人物もいた。

 新興宗教の教祖や似非仏教の生臭坊主などは、心が弱り切っている人の心の隙間に入り込み、いとも簡単に洗脳してしまう。また、怪しいセラピストや占い師なども、SNS上で多く暗躍しているが、興味本位で何気に接触してしまい、抜けることができなくなった無知なる人もいる。

 所謂、新興宗教自体を洗脳ツールとして、霊感商法を強行しているだけの話である。或る日、或る人が、急に「その方角と色が悪い」、「◯◯教祖がダメだというからダメだ」、「お布施が僅かだから事故に遭った」、「献金が少ないから不幸が続く」など、何の科学的根拠もなく、恐怖心だけを植え付けて煽り、癌細胞のように信者の心を蝕み、財産を奪って行く。

 「貴方から恐ろしいほど悪い波動を感じる」、「これから先、良からぬことが起きる予兆がある」、「人を刺したり殺したりした先祖の霊が彷徨っている」、「貴方の心に宿る悪き先祖との因縁を浄化する必要がある」と。

 筆者は、何のことやら、全く根拠もなく、非現実的で全然面白くないお伽噺に閉口してしまう。ドキドキするような推理小説を読むのは楽しいが、上述のような、馬鹿げたお伽噺を聞かされると、往復ビンタを打ちたくなるほど、不快感ばかりが募る。

 Clubhouseやその他SNSの中で暗躍する輩たち。その輩は、マインドコントロールが上手そうに見えるが、語る言葉の整合性や所作、日頃の挙動をチェックすると、面白いように「恥ずかしさの境界線」を逸脱し、民度の低い下世話なことをポロポロと話している。失笑物である。

 例えば、こんなことがClubhouseの部屋内で起こった。自称占い師と言う年配女性が、「貴方の体は電磁波で侵されています。自宅の水道の蛇口はアースになるので、その蛇口に手を添えて、お風呂に入る前に、定期的に電磁波をリセットするように!」と語り出した。

 筆者は、その女性が何処の誰だか知らないけれども、Clubhouseで語るお馬鹿なおばさんの虚言に、何度も吹き出してしまった。そろそろブロック掛けて追い出そうとも思ったが、一つだけ質問して様子を見ることにした。

 「お話を聞きましたが、今の水道管は全て金属製ですか?塩化ビニール製のものが多いよね。それって、地面へのアースになるんですか?高層マンションの場合、どうなんだろ!?」と聞くと、その自称占い師はモゴモゴと「私の先生の言ったことをそのまま伝えましたが、私が騙されたんですかね?」と、自分の先生の悪口に変わり、「私が騙されたんだ!」と怒り始めた。

 まあ、自称占い師が、その先生に何百万円支払ったのか知らないが、結局は、自称占い師は操り人形として、何の根拠もなく、つまらぬ事を日々吹聴して回っているのだろうと。何とも情けない話だが、この程度に頭の弱い人が、教祖的な人物を「この人だ!」と思い込み、激しく心酔した相手が悪ければ、死ぬまで騙されたまま、お布施や献金を何百万、何千万と貢ぐに違いない。

 しかし、新興宗教だけではなく、歴史ある寺の中にも、強かで、お布施なをぼったくる生臭坊主が案外多いことを知るべきだ。

 通夜、葬儀に足を運んだ生臭坊主。大した仕事もせず、喪主への請求額が半端ではない。喪主は葬儀場から10万程度が妥当な金額と聞かされ、それを坊主に問えば50万に跳ね上がる。それに加え、戒名代を50万プラスと言って請求する。こんな坊主がいる寺は、先祖から長年檀家であったとしても、さっさと他の寺へ移った方が賢明だ。

 まあ、色々な輩が世の中で暗躍しているのは周知の事実。よって、そのような馬鹿げたトラップに嵌まらぬには、真偽を見抜く眼を持つことである。人の言葉に左右されてフラフラするような人間は、ダメダメ。もっと、自分自身を信じて、真偽の程を見極めること。他力本願な人間は罠に嵌まりやすいので、自力本願を日々徹底せよということだ。

 今からでも遅くないので、友人から紹介された怪しげな輩が教祖していたり、または、ぼったくりを続ける生臭坊主などがいれば、さっさと絶縁せよ。そうなれば、必ずや、今までの負のスパイラルから解放され、不安のない幸せが転がり込んでくるに違いない。幸は自分で引き寄せねば、誰も運んでくれるものではないのだから。

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▼筆者が今から以下のように、読者の方々へ重要な言葉を投げ掛けたい。そこで少しでも心が動けば、筆者の教えを学び、日々励行しなさい。きっと人生は変わります・・・。

「私が全てをお教えしよう。貴方は生まれてから現在に至るまで、心の浄化ができていない。先祖の因縁が心に宿り、今までの人生を無駄にしている。私の言葉を信じなさい。神が必ず救ってくれます。私は、その神の伝道師なのです。私を信じなさい。眼を瞑り、人差し指を額中央に近づけて、ゾワゾワしませんか!?もし、ゾワゾワするのならば、先祖の因縁が貴方の脳の細胞核に宿っていることになります。因縁を断ち切って、浄化しなさい!早く浄化しなければ、貴方の人生は悪しき先祖の因縁に毒され、深い闇に包まれてしまいます!私が神に代わって、その因縁を断ち切るお手伝いを致します。」
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 以上を読んで、心がちょっとでもピクッと動くようでは、残念ながら、読者の方々への筆者の警鐘が伝わっていないことになる。また、読んでクスクス笑える人は、新興宗教や似非仏教などから騙されることは一切ないと確信する次第。しかし、ハニートラップだけは、呉々も御用心あれ。これは、新興宗教のトラップよりも、遥かに癖が悪い。


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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/24 12:00 am

寂しく辛い時こそ、脇を固めよ。特に、熟年ハニートラップは、恐ろしや。

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 年齢が65歳を過ぎると年金受給者となり、現役を退いている人間が独身、且つ、親戚付き合いもなければ、日々寂しさが募り、孤独感に苛まれる人も少なくはない。

 こうした「寂しさの限界」を感じる人の前に突如現れるのが、熟年ハニートラップである。それも、以前顔見知りではあるが、親交を深めてきた人間でもなく、余生幾許も無いお人好しをターゲットとして、遺族年金目当て、自宅などの財産目当てで近寄る人物が後を絶たない。

 時折、ニュースで流れる凄惨な事件を目にすることがあるが、「後妻業」と豪語し、何人もの男性に毒を飲ませ、殺人を繰り返した鬼畜のような高齢女性を思い出したのだった。熊本県内の事件でも、タイに逃亡していた女性詐欺師の存在もあった。

 或る人が如何に孤独であるにせよ、下手をすれば、今まで平穏無事に生活してきた人に、トラップ爆弾が落ちてくることもある。愛もなければ、互いの意思疎通もない段階で、御伽話のような妄想ばかりが突っ走り、見えざる悪魔の手によって吊り上げられてしまう。

<妻を亡くした68歳男性への塾年ハニートラップ>

 或る男性が68歳で最愛の妻を亡くし、途方に暮れていた時のこと。まだ一周忌の弔いも終わっていない頃に、スッと男性の前に現れた50代の女性。

 その女性には二人の子供がいたが、子供たちは既に社会人となり、一人暮らしであったようだ。ところが、一回り以上の年齢の違いはどうでも良いことだが、突如、求婚してきたと言う。

 この男性は元上級国家公務員であったので、年金は想定外に高額であった。次第に、その男性の自宅へ通い詰める女性。世話をするジェスチャーを繰り返し、日々再婚の話を持ち込み、とうとう1ヶ月も経たぬまに、入籍に漕ぎ着けたのである。

 それから、男性の自宅へは、毎週のように、その女性の子供たちが押しかけ、あたかも自分達の実家のように占有し、男性はその枠から外されてしまった。よって、男性は一室に篭り、余計に孤独感を抱くようになったと言う。  

 或る日、その状況を心配した男性の息子が自宅を訪れ、その女性が作った料理を味見すると、とんでもなく塩気が強く、食べられなかったと言う。栄養士の免許を持っているのであれば、この塩気はなかろうと・・・。

 ここで邪推してしまうのが、男性が高血圧にでもなれば、命は縮まるに違いない。万が一、早死にでもすれば、その女性には遺族年金が支給され、自宅は自分のものになるとの目論みだったのかも知れない。恐ろしや、である。

 しかし、ここで化けの皮が剥がれる。男性と女性二人が買い物へ行く途中、男性が貧血を起こし、バス停のベンチで横たわっていると言う連絡が、男性の息子にあった。救急車も呼ばず、男性をベンチに寝かせる女性。

 この時は、どうにか男性は気を取り戻し、タクシーを呼んで自宅へ帰ったとのこと。どう考えても、急に貧血で体調を悪くしたのであれば、先ずは救急車である。それから、男性の息子へ連絡すれば良い話。それが切っ掛けで、再婚した男性と女性に亀裂が入った。

 入籍から2年ほどで、離婚に至った男性。協議離婚になったようだが、男性は女性に対して、或る程度の金銭を渡し、ケジメをつけたに違いない。しかし、これまでの経緯を振り返ると、腑に落ぬことばかりが頭に浮かぶ。

 これは後日分かったことだが、この女性は、男性が現役時代、それも若い頃に、同じ職場で臨時職員として働いていたと言う。勿論、浮いた話は無かったが、その女性はあちこちの別の男性へ色気を振りまいていたという過去があった。

 突然男性の前に現れたのは、その辺の事情を知り尽くしているからこそであり、男性の余生に爆弾ぶら下げ、楽して遺族年金やら財産やらを合法的に取得する目論みだったと邪推せざるを得なくなってしまう。

 いやはや、熟年ハニートラップの怖さを目の当たりにして、腰を抜かした筆者であった。

<私と子供をセットで守って欲しい!?>

 蛇足ながら、最近の話であるが、これまた50代の女性の話。

 或る日、60代男性に連絡があり、相談事があると言う。その男性は一度は断ったものの、二度目に「では、お会いしてお話をお聞きしましょう!」と・・・。

 相談事を聞こうとするや否や、その女性が唐突に「結婚して下さい?」と開口一番に言ったらしい。男性は豆鉄砲を喰らった気持ちとなり、頭の中は「???」となったと言う。

 その男性は、女性を以前から知ってはいるものの、全くお付き合いしたこともなく、関心の枠の外に属する人物だと明かしてくれた。

 「結婚して下さい!」と言われ、「俺も捨てたもんじゃないな!」と一瞬心地良さを感じたものの、その次の言葉に唖然とした男性。

 「私と子供をセットで守って下さい。その覚悟がおありならば、結婚して下さい!」と言い放つ女性。

 男性は非礼極まりない言葉に戸惑い、「もう一度、仰っていただけますか?良く、聞き取れなかったので!」と。

 それから男性は自宅に戻り、狐に摘まれたような会話内容を検証したと言う。男性は独身でもあり、余生を考えれば、良きパートナーに恵まれるのは理想ではあるものの、「私と子供をセット」と「覚悟」という言葉に、違和感以外何も感じなかったとのこと。当然である。

 早々に、男性は女性へ丁重な断りの連絡をして、絶縁したとのこと。前述のように極超音速入籍とならず良かったが、この話を何度聞いても、ハニートラップとしか言いようがない。失うものがない女性の厚顔無恥なる目論みとは、悍ましさやさもしさしか伝わってこない。

 勿論、女性に限らず、逆の場合も多々あろうけれども、心の隙間を狙いすまして舞い降りるデビルには、一生遭遇したくはないものである。

 何も捨てるものがない人間は、何をしでかすか分からない。自己中心で身勝手なシナリオを作り、第三者の人生の歯車を狂わすようでは、一生涯、幸せを手に入れることは不可能であろうと思うばかり。

 愛のない、策略だらけのハニートラップ。恐ろしや、恐ろしや、である。

※ハニートラップや詐欺行為を平然と遣れる人間は、男女に限らず、極々一部の悪人である。

<追記>
 後者の塾年ハニートラップは、「家賃がゼロになる」、「子供の教育費を出してくれる」、「食費や光熱費がゼロになる」、「死に別れすると高額遺族年金がくる」、「自宅を自分のものにできる」、「車もいただける」と言うようなものばかりが、その女性の頭に充満しているのだろうと。「他人の人生乗っ取り野郎」、「罰あたり野郎」としか言いようがない。


▼美しい薔薇には棘がある
baranitogeari


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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/8 12:00 am

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