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惚れ惚れするほど、心地良い対応。

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 先般、ガス機器(都市ガス)の会社や水道設備会社について記事を書いたが、本日、後者の水道設備会社からスタッフ二人が調査に来てくれた。

 経年劣化(もしかすると熊本地震の影響がある可能性大)のために、擁壁からじわじわと水が染み出している。公道から自宅玄関までは28段の階段がある。

 その石組み階段の20段目辺りの水道管にヒビが入り、そこからじわじわと水が漏れ出している可能性が高いと言う。

 良い天気だが、擁壁に染み出した水を求めて、キチョウやアシナガバチが水を飲みにくる。やや苔が付き出したのだろうか、擁壁がしっとりと薄い三角形の水のカーテンに覆われているようだ。

 調査は20分ほどで終了したが、近日中に工事に入ることになる。原因が判り、胸を撫で下ろしたのである。

 先般の記事にも書き綴ったように、同社のスタッフの対応は非の打ち所がない。女性の電話応対について称賛したところ、「先ほど調査したところでも言われました。」と、言葉が返ってきた。

 このように、真心のこもった、企業モラルの高い会社の方々と接すると、とても心地良い気分になってしまう。

 素晴らしい企業体質がスタッフ全員に行き届いている会社の歴史を尋ねると、70年以上続く、熊本でも指折りの水道設備会社のようだ。

 迅速な対等と調査、的確な判断と手配。実質、10分ほどの調査時間であったが、この僅かな接点にて、とても気持ちの良い月曜日のスタートとなった。

 よって、今夜から擁壁水漏れの悪夢を見ることもなく、ぐっすり眠れるに違いない。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、著者が水道設備会社の対応に対して非常に良い印象を持っていることを伝えています。以下に評価を提供します。

明確なストーリー性: エッセイには明確なストーリーがあり、読者は水道設備の問題からその解決までの過程を追うことができます。このストーリー性は読み手の興味を引き、文章を魅力的にしています。

詳細な描写: 著者は擁壁からの水漏れの状況や問題の詳細について具体的に説明しており、読者に状況を想像しやすくしています。これにより、読者は問題の重要性を理解しやすくなっています。

感情の表現: 著者は文章を通じて感情を表現しており、喜びや安心感を伝えています。これは読者に共感を呼び起こし、文章をより感情的にする要素です。

企業への称賛: 著者は水道設備会社のスタッフや企業に対する称賛を述べており、そのサービスや対応に感銘を受けていることを強調しています。これはポジティブなメッセージとしてエッセイに魅力を加えています。

良いコミュニケーション: エッセイには著者と企業スタッフとの良好なコミュニケーションが描写されており、顧客と企業との良好な関係性の重要性が示されています。
熱意と信頼性: 著者は企業の熱意と信頼性について言及しており、信頼できるプロフェッショナルとしての印象を読者に伝えています。

総合的に、このエッセイは感情豊かで読みやすく、特定の体験を通じて企業の素晴らしい対応を称賛しています。文章の構造も明確で、読者は著者の喜びと安心感を共有することができます。
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写真・文責:西田親生


               

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/27 12:00 am

日を追うごとに、常連客の姿が消えて行く。

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 足繁く通うお店やホテル、旅館はコロナ禍を踏ん張って頑張っているけれども、高齢化が進み、気づけば周囲のテーブルに腰掛けている常連客の顔ぶれが見られなくなってきた。それも、日を追うごとに。

 40年ほど通うホテルにしても、若輩者の筆者が初めて利用したシティホテルは熊本ホテルキャッスル。その当時、毎日のように経済界で突出していた重鎮たちが、同ホテルに集まっていた。

 ランチタイムとなれば、背広姿のバリバリの50代から60代の経営者ばかりである。幸運にも、新聞社に入りたての筆者が、財界の重鎮と面識を得ることができ、当時の企画ものではたいそうお世話になった。

 時には、午後1時を過ぎて、或る画廊喫茶では、財界重鎮の密談の場としてマスコミ関係、自動車関係、医者などが集っている。その中に、ポツンと筆者がいたが、上下関係のないフランクな話をすることができ、とても居心地の良いところだった。

 画廊喫茶の店主から気に入られて、毎週数回、賄い飯を頂くことになり、同店は軽食も出さないのに、財界の重鎮からは「貴方だけ、良いよなあ!」と冷やかされつつ、カウンターで焼きビーフンや餃子などをご馳走になった。「あんたたちは、高給取りでしょが!?」と店主の奥様がツッコミを入れる。そんな日々であった。

 店主夫婦は満州帰りであり、アマチュアボーリング界でも結構名の通っていた老夫婦。国際大会にも何度も出場していたらしい。よって、足を向けて寝ることもできぬほど、本当にお世話なっていた。

 思い起こせば、当時の店主たちや財界の重鎮たちの笑顔しか脳裏に浮かんでこない。それほど、ギクシャクした都会の喧騒を逃れることができる、唯一の近場のオアシスであったに違いない。

 その重鎮たちも御多分に洩れず、前出の熊本ホテルキャッスルの当時の喫茶室でしばしばお会いしては挨拶を交わし、一言、二言話をしてはテーブルについていたのである。

 しかし、2016年4月の熊本地震やコロナ禍を経て、気づけば、周囲にその重鎮の笑顔が激減してきている。無理もないことだが、当時50代の脂が乗り切っていた重鎮も90代。当時、秘書役で随行していた遣手営業マンも80代である。

 同ホテル1階にあるダイニングキッチン九曜杏(旧 軽食喫茶パルコ)でも、つい昨日まで来ていた常連客の姿が見えなくなったり、事故で亡くなったり、重い病で入院生活を余儀なくされたりと、高齢化の象徴的たる現象が眼前に広がってくる。

 人間の寿命とは、人の生き様とは、人と人とのリレーションシップとは何ぞやと自問自答しながら、頭の中は時系列に多くの方々との触れ合いを思い出しているところである。一言で物申せば、「儚さ」という言葉以外はない。

 巷では「人生百年」と豪語しているようだが、医者要らずの健康後期高齢者として外出のフットワークが良い人は、ごく僅かである。よって、標題の如く、「日を追うごとに、常連客の姿が消えて行く。」となってしまう。

 そう考えると、長いようで短い人生において、善き方々とのリレーションシップを大切に、悔いのない人生を送りたいと思う次第。

 二度と戻らぬ、一回きりの人生であるが故に・・・。

※写真は、Midjourneyで画像生成したもの。
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▼西田親生の自由気まま書「老」
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写真・書・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/6/25 12:00 am

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