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雨の泰勝寺・・・

▼以下写真は、5月24日に撮影したもの。
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 泰勝寺は、雨が似合う名刹の一つである。シトシトと降り続く小雨の中を、雨に濡れぬようにカメラを脇に抱え、大木の幹横に潜り込み、撮影をして行く。今は、緑一色の新緑に包まれ、濁った池の水も、木々の枝葉が映り込み、全てが絵画の世界へと・・・。

 時に藪蚊の攻撃を受ける時もあるが、それは強烈な虫除けスプレーにて事前防御。しかし、敵もさる者、腕の一部にスプレーが掛かっていないと、ピンポイントで一本槍を突き刺してくる。今回は、満遍なく振りかけていたからか、無傷での生還となった。

 熊本地震以後、今年の3月一杯までクローズドとなっていたが、やっと庭内を歩くことができるようになった。猛暑が続く中、このように小雨が降り注げば、顔いっぱいに冷んやりとしたミストが降りかかるように心地よい。(内心、カメラやレンズ表面が気になるのだが!)

 ちなみに、泰勝寺は、京都嵯峨野路のミニ版のようなところである。駐車場も無料(入園料あり)で広いので、是非、一度はこの庭内を散策されても宜しかろうと。・・・次回は、すこぶる地味ではあるが、苔庭をしっかりと虫目線で捉えてみたい。


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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/5 12:00 am

野生の鴨たち・・・

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 熊本地震から9ヶ月経つが、泰勝寺は未だ八割以上が立ち入り禁止規制のままである。昨年の今頃は、青い鳥・ルリビタキの撮影に成功したが、今回もまた八割規制が解除されず、溜池の手前から真鴨たちを眺めるだけに終わった。

 鴨たちは、何やら溜池の淵近くに集まり、時折、数羽が土手に飛び出しては、枯葉の中に潜む虫や木の実を食べている。しばらく突いているかと思うと、すぐに溜池に着水し戻るのだ。

 歩いて近づくと、彼らはじわっと逆方向へと遠のいて行く。こちらが蹲み込んでカメラを構えてじっとしていると、また、じわじわと元の場所に戻ってくる。やはり野生の鴨たちには、彼らなりの「距離感」があり、人間との許容半径は10mくらいが限界ではなかろうか。

 人間社会では、この「距離感」が全く理解できない人も居る。「距離感」と言う概念さえ頭にない人間は、そのSNSの呟きを見ても、上から目線で常に主役を演じる横着者も居て、読むに耐えない。特に「先生」と呼ばれたい輩の、全てを包括するような「距離感」には閉口するばかり。・・・単なる身の程知らずということになる。

 「距離感」とは、自らの防衛本能におけるテリトリー死守の範疇でもあり、逆に、相手のテリトリーを土足で踏み込まぬセキュリティー認識でもある。よって、心地よい人生を歩むか否かは、その「距離感」の塩梅によってくる。

 情けないが、SNSなどの出逢い系で事件事故が絶えない時代になっているけれども、これもまた、迂闊にも「距離感」の認識のなさが一つの要因となっている。野生の鴨でさえできることが、現代の日本人にできないとは、これ如何に!?・・・平和ボケもそろそろ払拭しなければ、どんなに念じても、良き時代は戻ってくるはずがない。

 
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▼取材ランチ・・・熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏
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▼取材風景(70-200mm f2.8のレンズを使用)
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/17 02:44 am

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