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「Clubhouse」は、第2の「Second Life」!?

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 1月23日に日本初上陸した新型SNS「Clubhouse」に入り込み、2週間余り。2007年に日本上陸を果たした仮想現実世界「Second Life」と同じ様な匂いがするのであった。「Second Life」の機能を大幅に端折り、必要最小限の機能だけを搭載した、コミュニケーションツールとなっている。

 当時、高速グラフィックボード搭載のマシンと高速通信にて接続できた仮想現実世界「Second Life」は、リアル世界からバーチャル世界へ瞬時にワープ。仮想現実世界に自分のアバターを作り、文字チャットは勿論だが、直接肉声にて会話ができ、仮想現実世界で物作りや自宅建設なども可能であった。

 実寸大の夢の様な仮想現実世界に、誰しも寝食忘れるほど、虜になった。特筆すべきは、仮想通貨(リンデン・ダラー)の存在である。物販やら土地の売買などの商売ができ、儲けは現実世界のドルへの換金をも可能だった。因みに、或る米国女性は、不動産事業をスタートさせ、数ヶ月間で1億円を稼いでいる。

 ただ、仮想現実世界「Second Life」は、思いの外敷居が高く、高速マシン(高速グラフィックエンジンほか)を保有し、高速通信環境下でなければ、安定して繋ぐことができないのが、最大の欠点だった。しかし、アバターが集まり、コミュニティを形成し、オフ会などが全国各地で盛んに開催されていたのである。

 爆発的な人気を博した仮想現実世界が、僅か数年間でじわじわと衰退し、現在も存在してはいるものの、国内のスポンサー企業は立ち去った。また、海外には根強いファンが「Second Life」を日々楽しんではいるものの、日本国内では皆無に等しいと言っても過言では無く、SIMは閑散としているのが現状となる。

 上述のように、地球規模にて人気を博した「Second Life」だが、2010年頃を境に、Facebook、Twitterなどの新たなSNSが台頭し、インターネット世界が様変わりすることになる。更に、皆さんが日頃から利用しているInstagramやLineも、SNS本流の時代に乗じて現在に至っている訳である。

 よって、本格的なSNS時代となり約10年が経つが、今回の新型SNS「Clubhouse」が日本初上陸し、スマホという万能マシンを片手に、高速通信環境下にて気軽に参加し、ラジオ感覚で人々の会話に耳を傾けたり、直接語り合ったりが可能となれば、正しく、第2の「Second LIfe」の到来であろうかと・・・。

 現在はアイドリング期間中でもあるけれども、これから課金制など「Clubhouse」の仕様が変わってくれば、よりビジネスライクに活用できるウェポンとしての存在が確立され、これをベースに、新たなビジネスモデルか次から次へと登場することになりはしないかと、期待が膨らむばかりとなる。

 
▼熊本ホテルキャッスル桃花源のランチ
 深夜の「Clubuhouse」で会話をしていると急に血糖値が下がり、すこぶる腹が減ることが多い。
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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2021/2/14 12:00 am

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