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八景水谷公園のカイツブリ・・・

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 黄色に黒眼(くろまなこ)。遠目ではとっても可愛いが、ズームで拡大して見ると、デビルのような怖い目をしている、カイツブリ。漢字では「鳰(かいつぶり)」と書く。ガタイは小さいが、かなり気が強い野鳥であるようだ。

 本日も簡単なランチを済ませ、曇り空を仰ぎながら、再び八景水谷公園へ足を運ぶことにした。毎日続く「ICTスキルアップ研修会」のレクチャーを行い、研修生へ情熱をぶつけて、頭の中は次の教材のことでグルグル回っている。

 よって、野鳥の撮影にてストレス解消と思いつつ、持ち込んだのはデカくて重い一眼レフと超望遠レンズ。重量は赤ちゃんの重さほどあり、それを手持ちにて公園歩道を歩き回り、蹲居(そんきょ)の姿勢にて撮影しなければならない。

 すばしっこいカイツブリのダイブは、瞬きする暇もないほど、一瞬にして入水する。この一眼レフでは、1秒間に10コマほどの撮影能力しかないので、カイツブリが入水するまで、例えば半秒掛かるとすると、4〜5枚ほど撮影できれば御の字。

 予想通り、何度か連写をしてみるが、4枚ほどしか撮れていない。それでも、カイツブリの体の上の水玉を見て、その撥水力の凄さに驚き、最後の尻尾が見えなくなるまでの一瞬間を撮影できるだけでも、心の中は異常に燃えてくるのである。

 ただ、水面から無数の小魚が跳ねるのが気になるので、カイツブリの撮影の合間に、ガムシャラにランダムに水面エリアを選び撮影に専念。今回は、2000分の1秒のシャッター速度で、1枚だけ小魚の頭を捉えることができた。残念無念。

 僅か数センチの小魚をカイツブリやカワセミが狙っているところを捉えたいが、三脚や折りたたみ椅子を持参してまで撮影に傾注する時間はない。笑ってしまったのは、ランダムなガムシャラ撮影にて、SDメモリが「Full」となってしまったことである。

 勿論、予備のSDカードもあるけれども、下手な鉄砲数撃てば当たるとはならなかったのが悔しいところであった。野鳥を追い出すと切りがなく、気づけばジャケットの中はサウナ状態。寒空の下、このままでは風邪を引くので、さっさと退散することに。

 可能であれば、1秒間に120コマ撮れる、化け物ミラーレス一眼レフが欲しいものである!!!(苦笑)


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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/15 12:00 am

犬鷲夫婦のランチタイム・・・

▼メスの犬鷲らしきもの

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 今回の取材先は、菊池川沿い(熊本県山鹿市/山鹿大橋より数百メートル上流域)。以前、「午後4時半のミサゴ」とあだ名を付けたミサゴが飛来していたところである。

 到着したのは、午後4時前。土手を走行中に、先ず目に留まったのは、真っ白な大鷺。約100メートル先のところで、魚獲りをしていた。川沿いの駐車場に到着するや否や、大きな翼を持った茶色の大物が上空を旋回していた。

 「午後4時半のミサゴ」が目的だが、犬鷲のようだ。英語ではゴールンデンイーグルと格好いいが、正直なところ、肉眼でその顔を確認したことは皆無。飛び回っていた犬鷲は、上空から川の対岸の大木へ向かった。

 超望遠レンズにて撮影するチャンス。しかし、三脚に超望遠レンズを装着したカメラでなければ、手持ち撮影では、ファインダーから犬鷲の姿が見えたり消えたりして、段々と首や肩、腕が痺れれくる。

 それでも、無音シャッターにて連写で対応。初めて、大木の上で捕らえた魚を食している犬鷲の姿を撮影することができた。右側がオスで、魚を突いているのがメスのようだが、思いの外、猛禽類にしてはなかなかの美人のようだ。

 菊池市の竜門ダムで遭遇した犬鷲は、高いところから、こちらのレンズ目掛けて攻撃的な動きをしたが、今回の犬鷲はランチタイムのようで、穏やかである。それから、また別の犬鷲も飛来したが、すぐに立ち去って行った。

 それから30分後に、「午後4時半のミサゴ」らしきミサゴが一羽目の前を川下から川上へと飛んで行った。それから数分が経過し、今度は川上から川下へ二羽のミサゴが、水面スレスレの低空飛行にて去って行き、撮影の好機を逸した。

 以前よりも、大型の野鳥が多く飛来しているようで、犬鷲やミサゴが飛び交うと、鴨軍団がピーピーと警戒の声を放っている。大鷺は威風堂々とマイペースにて、水面に何度も顔を突っ込み、魚を追っている。

 今日の菊池川は水量は多かったが、水流は大河の如くゆったりとしており、水もすこぶる澄んでいる。野鳥にとっては、このような良い水質の川では、旨い魚を獲り放題であろうかと。しかし、あのメスの犬鷲はまだ魚を突いている。

 食べている魚の種類は特定できないが、多分、ニゴイではないか。美しい川に棲息するニゴイを背越しで食べている訳で、なかなか贅沢なるランチタイムを、この犬鷲夫婦は楽しでいるようであった。


▼オスの犬鷲らしきもの
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▼中央の小さな白い点が大鷺(菊池川)
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▼大鷺
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▼大鷺
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▼大鷺
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▼菊池川対岸の土手を散歩する人と阿蘇中岳の噴煙(右側)
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※撮影機材:Nikon COOLPIX P1000
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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/12/11 12:00 am

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