昨日、マクロ撮影したこれらの写真を、Facebookグループにアップしてみると、間髪を入れず、ギリシャの女性から、ギリシャでは「κουκουνάρι (koukounari)」と呼ぶと、書き込みがあった。筆者がギリシャ語が読めないと思ったのか、ちゃんと読み方まで教えてくれた。
マクロ撮影は、想定外に難しい。明るいレンズだからと、何でもかんでも開放で撮影してしまうと、何が写っているのかが分かりにくい。逆に、できるだけ絞って写したいけれども、絞りすぎるとシャッタースピードが遅くなり、シャッターブレを起こしたりする。
こんなに大きな松ぼっくりを見たのは、中学生の頃以来だが、じっと見ていると、この幾何学模様が何とも美しく、見入ってしまう。日頃から、みずみずしい花々を撮影するのと違い、バサバサと乾ききった被写体を、カメラファインダーで覗くと、全く異質なものに見えてしまう。例えば、整然と並んだ天津甘栗栗のようにも。雨天の時など、マクロレンズを使って、手元にある小物を被写体として写してみるのも、たまには良いのかと・・・。
先般、行きつけのガソリンスタンドのスタッフの一人が、唐突に話し掛けて来た。「最近、カメラに嵌って、先週など一人で宮崎県にある新田原基地まで行って、飛行機を撮影して来ました。レンズの底なし沼もちらちら見れるのですが、こんなにカメラが楽しいものだとは思ってもいませんでした!」と、自分の仕事も忘れてしまったかのように、機関銃のように話していたのだった。
いやはや、一眼レフを一度手に入れると、必ずやレンズの底なし沼が待っているのは間違いのないことだが、一生続けられる趣味としてのカメラは、皆さんにオススメしたいものである。なぜなら、日頃から仏頂面だったガソリンスタンドの彼の顔が、別人のような満面の笑みに変わってしまうのだから・・・。
ちなみに、これらの写真を見て、何枚目で松ぼっくりと認識されたのだろうか???
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
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