或るコンビニで買った卵。やけに殻が薄く、持ち帰って冷蔵庫に保管していたものに軽く触れるだけで、その卵が割れてしまった。
更に、ゆで卵にしようと3個ほど鍋に入れて出来上がりを見ると、縦にひび割れができたものが1個あった。
購入して自宅へ戻り、冷蔵庫の卵棚に入れるまで、極力振動や衝撃を与えぬように、袋を別にして慎重に取り扱っているので、ひび割れが生じるはずがない。
よって、余りの卵の殻の薄さが気になり、或るコンビニを通して、生産工場の返事を頂いた。「夏場は鶏の体調が悪くなり、食欲も減退し、殻が薄くなる可能性もある。」との回答だったが、今は極寒の真冬である訳で、その回答の真偽の程は判らない。また、鳥インフルエンザの影響は無いという。(???)
時折、百貨店のアンテナショップのスーパー(高級店)にて卵を買うこともあり、卵自体の品質や殻の感触、そして風味や形状はよく分かっているので、上記のように薄すぎる卵の殻は見たことがない。
日本国内の卵の上質さは、世界に誇るものであることもよく知っている。卵を生食でと言えば、ほとんどの海外の方々は驚いてしまう。新鮮な卵自体の味を知らない外国の方々が圧倒的に多いようだ。
以前のテレビ報道でも、最近アジア圏で日本の卵、それも生食用の卵が注目され、ある国のレストランメニューに「卵かけご飯」も登場しているというのだ。
黄身と白身を分けて、白身をメレンゲ状にして熱々ご飯の上にのせ、その中央に黄身をトッピング。「卵かけご飯用醤油」を掛けて、ばくばく喰っていた。
話は前後するが、一般消費者である筆者が、素人ながらに思うことだが、そんなに品質にムラがあるようでは、商品価値はないのではと思ってしまう。
サルモネラ菌やその他雑菌から中身を守っている重要な卵の殻。それが、簡単にひび割れが入るのならば、少々不安になるのは当然こと。
冷蔵庫に卵がなくなると、深夜にでもコンビニで購入できるのは実にありがたい。しかし、その品質にムラがあり、商品価値のないような卵を結構な値段で売るのは、如何なものかと首を傾げてしまう。
大量生産だからというような言い訳は聞きたくないけれども、世界に誇れる生食用の卵であれば、品質を安定させ、上質のものをご提供いただければと願うばかり。
※写真上は、ナシゴレン風の料理。(ザ・リッツ・カールトン東京 鉄板焼コースの〆)
▼40年ほど前に落書きしていた卵の鉛筆画
▼目玉焼きはいつも2個食べる
----------
ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/
写真・イラスト・文責:西田親生
Comments