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溝に捨てた大枚は戻らない。

◎記事と写真は関係ありません

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 或る人にネットの話をすると、「友達に頼んでます。まあ、プロじゃないけど、義理もあるので、ずっと友達に頼んでるんです!」と。人それぞれに都合があろうし、それはどうでも良い事だが、それが何年も続けば、ネット上では露出もなく、公式サイトを保有している価値も無くなっている。

 或るコンテンツプロバイダは、最初(最初の契約)は安く見せておいて、後出しジャンケンのように、段々と「あれも、これも!」が必要不可欠と押し付け、気づけば過去数年間に数百万円も支払ったという話を聞いた事があった。高級車が買えるほどの金銭を溝(ドブ)に捨てている訳だ。

 最初からネット世界について話をせずに、そこで契約の正当性を強調しながら、「あれも、これも!」の後出しジャンケンである。その人の話を聞けば、WEBサイトのみならず、後からブログ(1ヶ月に1回の更新)が付いたり、オンラインショップの構築と運営などなど。

 WEBに掲載されている写真は、全てその経営者の家族がスマホで撮影したようなものばかり。フォントもブランディングを狙っているようなフォントではなく、幼稚園児や保育園児が喜ぶような、アットホームな可愛い文字ばかり。それで、ブランディングを狙っているのか!?

 写真1枚から、テキストの入れ替えまで、細かく料金を書いてあると言う。根っから悪質プロバイダとは言えないが、素人経営者との契約にしては、不親切なものに感じる。ネット事業について経営者が確と調べた上で契約すべきものなので、自業自得としか言いようがない。

 そこで、「では、ベクトルを変えて、新たにSEOもしっかりと、ブランディングも想定内に、再出発したらどうですか!?」と尋ねると、ここ数年間で溝に捨てた大枚が惜しくなったのか、何とも煮えきれぬ様子で、そのまま惰性で動くばかり。全く、改善の余地はない。

 冷静に考えれば、ここ数年間で溝に捨てた大枚が戻るはずもなく、期待できないオンライショップでカバーできるはずもなく、全く価値のないネット戦略へと導かれている。家族経営であるが故に、家族に大枚を溝に捨てたことががバレれば肩身の狭い思いをするから、意地でも継続している節もある。

 商用ネットが日本上陸したのは1994年の秋であったが、それから四半世紀過ぎても、上述のような似非ネット事業に騙され、担がれている田舎の経営者がいることが、ICTを本業とする筆者としては、非常に恥ずかしくて仕方がない。しかし、「ネットは何も役に立たん!」と逆ギレするのがオチである。

 何とも納得し難いエンディングとなる・・・。


▼そろそろ終わりを迎えるサザンカの花々
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写真・文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/11 12:00 am

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