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悪しき慣習にメスを入れよ!

◎記事と写真は関係ありません

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 報道で見られる教育委員会や学校側の「虐めの事実は認められなかった!」の虚偽会見。毎回同じことの繰り返しである。自分達の進退ばかりに気を取られた茶番劇であるが、教育者として恥ずかしさの境界線を逸脱した会見に虫唾が走る。そして、外部からの突き上げやマスコミ報道が激しさを増してくると、一変して非を認め、一同が頭を下げて謝罪する。

 これが一部の教育者の醜態である。聖職と言われ敬愛されるべき教職である人たちが、子供の命を粗末に扱い、自分の首の皮一枚のみを死守する情けない光景であるが、それを見ている親御さんたちは、どのような気持ちで見るのだろうか。特に、被害に遭った子供や自殺に追いやられた子供を持つ親御さんたちの憤りは、計り知れないものがある。

 また、教師自らが子供を虐めたり(筆者も体験がる)、職員室内での差別や嫌がらせ、虐めなどの事件も起きている。あくまでも教育者として、子供たちのお手本になり、世のため人のためになるように育てるのが仕事。何を血迷っているのか、範たるものが微塵もない。重ねて、未成年者をホテルに連れ込み猥褻行為に至ったりと、常軌を逸している愚か者も少なくはない。

 最近の教職における事件を顧みると、遵法精神が欠落している低民度の人間の存在が目障りで仕方がない。教職の質の低下は、全てを歪め、子供たちの心に深い傷を残すばかりで、まさしく反面教師の標本のようで絶句してしまうばかり。いくら教師不足と雖も、闇雲に増員するだけでは、司法試験と同様に、低レベルの資格者を産み出すだけの話となる。

 公立学校であれば、教師は公務員として身分保障がなされている。上記のような刑事事件が多発するようでは洒落にもならず、子供の教育や進路を任せることが怖くなってしまう。「サラリーマン化した教師」と揶揄されるのは、労働条件ばかりに目が向いているのが要因と言える。その前に、自らが教師として重責を果たす心構えがあるか否かが重要ではなかろうか。

 今も尚、縦割り社会の象徴的な教職の役職制度。実にナンセンスなものであり、子供教育に何の役割も果たしていない。以前も触れたことだが、修学旅行などでも子供たちと同じ料理を同じ時間帯で供にすればいいものを、何故に旅程表に「ミーティング」という名目にて、豪勢な伊勢海老や鯛の刺身や蟹などが振る舞われ、酒を呑んでいたのだろうか。

 自分達の慰安旅行と化した「ミーティング」の存在及びその実態を知れば、その経費の出所は何処なのか、乗務員の宿泊費や食事代はどうなっているのか精査する必要がある。万が一、子供たちの修学旅行費用の一部がそれらに流れているとなれば、本末転倒としか言いようがない。それに加えて、添乗員の宿泊費や食事代の明細はどうなっているのだろうか!?

 旅行業法によれば、エージェントを介して団体旅行を組み立てる場合に、確か15%を広告代理店のように上乗せしていることになる。本来ならば、その15%の利益の中から添乗員の経費を、送迎及び観光バス料金の中から乗務員の経費を賄うのが当然のように思われるが、どうも、その辺の仕組みやらマネーフローが気になって仕方がないのである。

 窯元巡りや土産物店での休憩では、必ず、裏口から添乗員や随行している教師への手土産が沢山準備されている。添乗員やツアーガイドへは俗に言う「R」(リベート)が支払われる仕組みのようだが、全ては修学旅行代金を負担する家庭に重くのしかかるだけの話となる。聖職であるのならば、そのような手土産は受け取ってはならない。

 諄いようだが、修学旅行実施前には「視察」なるものが存在すると聞いたことがある。それはエージェントからの接待なのか否か知る由もないが、何となくきな臭いシステムであると思うばかり。要は、子供たちの命を預かる旅行であれば、安心安全なる社会勉強のために旅程表を企画すべきではなかろうか。海外と異なり、日本人は極めて団体旅行大好き国民なので、尚更のことである。

 昔の話であるが、新聞社の関連会社に観光事業部なるものが存在した。内偵という特命にてそれを進めると、想定外に「R」の存在があり、一般企業と同様の出張手当に、添乗日当というものが付加されていた。所謂、二重取りである。当時の本社役員へ自ら添乗して調査した内偵詳細報告書を提出すると、即刻、添乗日当の廃止、「R」の個人への流れを断ち(「R」は原則として受け取らない)、会社にプールすることに決まった。

 当時、多分に観光事業部の人たち、特に添乗業務担当者に恨まれたかも知れない。実は、中途採用で同事業部を牛耳っていた責任者やその仲間たちが激昂していると聞いたが、新聞社としては、個人への「R」など、一般的な観光事業者であり得るような悪しき慣習を認める訳には行かない。よって、その内偵はマスコミとして常識の範疇にて、今でも企業内浄化に役立ったと自負している次第。

 蛇足ながらの、第2弾。これも十数年前の話だが、某全国組織の顧問を仰せつかった時のこと。東京で同組織の支部長の婚礼があると言うので、熊本から東京へ飛び、その宴を楽しませていただいた。その他、全国各地の資格試験や店舗取材などを協力することになったが、全て自腹であり、2年間にて数百万円の持ち出しとなった。ところが、婚礼に関しても会長やら副会長などは、組織から金銭を引き出し、当然のように公私混同を繰り返した。

 それを突くと、慌てふためいた会長らが筆者外しに躍起となる。顧問の任期は2年おきに更新となっているが、ギリギリになって緊急理事会なるものを開催し、筆者のみの更新を阻んだことがあった。「横領」が罷り通るような組織だったので、どうでも良かったが、人は実権を握ると理不尽なる行動をしがちだと苦笑いしたものである。もし、筆者が突いた事が、逆に合法的であり正当ならば、そこまで理事への根回しにバタバタ騒ぐ必要もないはずだ。

 気の毒なことに、それに関わっていた会長補佐役のような外部業者専務取締役が解任されていた。心配した筆者がその専務に電話をすると、何と、解任理由が筆者の強力な指示が原因だと言う。とんでもない濡れ衣であるが、隠蔽工作のためには、このような理不尽なる蛮行をする訳だ。今更ながらに、稚拙で権力に酔いしれる会長らの動静が茶番である事がよく分かる。腐れ切った上層部の存在は、善良なる人たちを単に利用して不幸にするばかりとなる。

 悪しき慣習にメスを入れよ!


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写真・文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2022/1/4 12:00 am

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