▼牛崎英司シェフ
さて、「天草黒牛」をどう調理するか!?・・・以前、筆者が牛崎英司シェフに出していた宿題の最終チェック日である。
出来上がったものは、噛みごたえのある、プリプリ、どっしりとしたハンバーグ(200グラム)。ナイフで切ると、さっと透明な肉汁が流れ出す。一口サイズに切ったハンバーグの一欠片を口に含み、噛んだ瞬間・・・「これは肉だ!」と激しく主張するハンバーグがサーブされた。
ハンバーグにはいろんな種類があるが、どちらかと言えば、柔かなハンバーグより、嘗てヒルトン東京で「チョップドビーフ・サーロイン」と呼ばれていた、ゴツゴツした肉らしい固まりが大好きだ。
今日の出来具合は、予想をはるかに超えるもので、ほぼ、完成に近い状態となっている。ゴロゴロした粗挽きにこだわり、オリーブ油、塩、胡椒は勿論のこと、練り方、焼き方・・・今までの失敗や苦労が、やっと実を結ばせてくれたようだ。・・・連れの人間も「これは、旨い!」と大拍手。一瞬の内に、200グラムのハンバーグをペロッと食し、更に、フランスパンに挟み込んだもの(ハンバーガー)をも平らげてしまった。
これからも、積極的に新たな料理に挑戦する同シェフであるが、開発段階で、少しでも筆者のグルメのキャリアが役立てば有難いと・・・。
▼「天草黒牛」の粗挽き
▼その他の料理
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