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カメラとレンズ

▼左からCANON EOS 5D MARK II、NIKON D800

cameras



 今日の熊本の空は、遠雷が聞こえる暗くて大変湿度の高い日中となっている。

 こんな時、日頃取材に使用しているカメラの本体やレンズの手入れをしながら、最近の取材写真を見直すのが筆者の習慣。

 しかし、先見塾の楽しい写真撮影会を思い起こしながら記事を書いている間に、遠雷だったはずが、丁度頭上にゴロゴロという音が聞こえてきた。そうなると、また雨が落ちてくるのかと心配しつつ、BLOGを書き綴ることに・・・。

 カメラは・・・本体、レンズに大きく分かれる。国産のカメラメーカーのレベルは高く、海外の大規模なスポーツイベントや戦場、事故現場においてジャーナリストが手にするカメラは、必ずと言って良いほど、NIKON(海外ではナイコンと発音する人の方が多い)かCANON(キヤノン)だ。

 ちなみに、筆者がインターネットに着手した1995年頃の元祖的コンデジは10万画素。1999年に初めて入手した本格一眼レフデジカメの画素数でも280万画素程度(NIKON D1)であった。よって、写るには写るが、現在の高精度のデジカメと比較すると、その粗悪な写真に我慢できず、フィルムカメラで撮影したもののネガをスキャンして使用することの方が断然多かった。

 カメラ店の店頭に並ぶ一眼レフは、殆どがカメラ本体とレンズが組み合わされたお得なセット販売。初心者には実に有り難いリーズナブルな値段だが、写真を撮り始めてくると、段々と高価なレンズが欲しくなってくるものだ。筆者もネットの記事に使用するから、便利なズーム(24mm-105mm、28mm-300mm)レンズで良いかと思っていたが、最近はそれでは物足りず、案の定、超広角レンズ、マクロ、その他単焦点レンズ、おねえちゃんレンズと言われるものなど・・・被写体やテーマによってレンズを交換するようになってきた。

 しかし気を付けなければいけないのは、高価なレンズが故に、試写できる環境があれば良いが、ネットで購入する場合は、先ず、カメラ本体に適合するのかをしっかりと調べる必要がある。

 例えば、NIKONの場合、FXフォーマットとDXフォーマットがある。FXフォーマットは所謂フルサイズ。それに適合するレンズを取り付ければ、非の打ち所のない写真が撮れる。しかし、過ってDXフォーマットの広角ズームを購入すると、ケラレが生じ全く撮影できない事もあるのだ。また、DXフォーマとのレンズに刻まれている焦点距離は、35mm換算でシミュレーションしなければ、表示通りの画角では撮影はできない。

 まだまだ進化する一眼レフデジカメであるものの、大きな写真データを取り扱うとなると、手元にあるパソコンもそれ以上のレベルのものを使用しなければ、画像処理や画像管理がお手上げの状態となってくる。

 まあ、あれこれ言っても話にはならないので、自分のライフスタイルに合った一眼レフカメラをお薦めしたい。・・・周辺を見回すと、最近は写ガール(高精度カメラを手に持ち歩く女子)を良く目にするようになった。・・・蛇足だが、女性の目は男性よりも繊細なところがある。非常に緻密で繊細な作例を見ると、プロ顔負けのものがBLOGなどでアップされつつあるようだ。・・・実に良い傾向だと思う筆者である。

 こうしている間に・・・頭上の雷の音が一層大きくなり、ザーザーと雨が降り出してきたようだ。(熊本市内)


▼SIGMA MACRO 50mmで撮影した加藤神社の手水舎
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▼SIGMA 12-24 スーパーワイドで撮影した阿蘇五岳
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▼20年ほど前のNIKON F4に装着していたレンズ(28-70mm)も現役で使える!
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▼1999年に購入したNIKON D1
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/8/4 11:47 am

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