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踏ん張れ、キャッスル!

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 日々、熊本ホテルキャッスルへ足を運んでいると、1階ダイニングキッチン九曜杏のメニュー設定が如何に大変かということに気付かされた。コロナ禍の中、現在はグランドメニューも日頃のランチメニューも縮小モードであるものの、ランチを楽しむ常連客は想定外に多い。

 同レストランでは、洋食と和食を楽しむことが可能だが、ウィークデイのランチタイムは圧倒的に洋食を選ぶお客ばかり。よって、洋食厨房のシェフたちは、2週間毎に変わるランチメニューに頭を痛めているに違いない。縮小モードであるので、尚更のことだろうと。

 本日、最近お気に入りとなっている「真鯛のポワレ」のランチを食させていただいた。過去最高の出来だったので、つい、料理長へ感謝のメッセージを書き、ウェイトレスに手渡し、伝えてもらうことにした。はにかみ屋の料理長は、厨房からニコリと笑顔を見せてくれた。

 分厚い鯛の白身はフワフワで、皮目がしっかりと焼かれて香ばしい。ソースを絡ませて食せば、ご飯がどんどん進む。先日も感動ものだったが、本日のは更にグレードアップしたようで、素晴らしいバランスの「真鯛のポワレ」であった。二皿食べたいほどに・・・。

 以下写真群は、最近食させて頂いた同レストランの料理。リーズナブルな料金だが、各料理の食材で、大変な苦労の跡が見え隠れする。それは、同ホテルに40年ほど足繁く通い詰めた筆者でもあり、全てを知り尽くしているからこそ、目を瞑っていても理解できる。

 同ホテルは、5年前の熊本地震により被害を受け、復興の兆しが見えた途端、コロナ地獄に苦しんでいる。コロナ禍は同ホテルだけではないが、長年通い詰めているホテルであるからこそ、この悪夢の時期を乗り切って貰いたい。若手スタッフに笑顔が戻るように・・・。

 「踏ん張れ、キャッスル!」


▼真鯛のポワレ(胡桃が添えられていた)
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▼パスタランチ(2週間毎に変わる)
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▼カレーランチ(ビーフ、エビフライ、三元豚の三種)
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▼ステーキピラフ(単品)
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▼オムライス(メニュー外)
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▼オニオングラタンスープ(単品)
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▼最近癖になったグリンピース冷製スープ(手前)
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▼馬肉料理(グランドメニュー)
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▼岩塩とブラックペッパー
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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/4/15 12:00 am

端午の節句のオーナメント・・・

▼忠保作

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 世の中はコロナ禍により騒然としているけれども、熊本ホテルキャッスルでは、既に「端午の節句」のオーナメントを設置して、翌月コールデンウィークの準備をしていた。

 写真上は、忠保作の「加藤清正公」。蛇目紋の長烏帽子がトレードマークの加藤清正。築城の天才と謳われているが、実は、治水事業の神でもあり、熊本城の初代城主である。熊本県内では、「清正公(せいしょうこう)さん」という愛称で親しまれており、当然の如くファンが多い。

 写真下は、瑞観作。生きているような赤子の表情に圧倒され、つい、何枚もシャッターを切ってしまった。何気に母親を見上げる、甘えたところが何とも言えず、寂しさがじわじわと伝わってくるような傑作である。このような逸品を見ていると、コロナ禍を完全に忘れてしまいそうになる。

 同ホテル1階にあるダイニングキッチン九曜杏では、和食と洋食が楽しめ、和食は黄綬褒章受賞者の脇宮料理長が居る。4年前だったか、イギリスから来客があったので、同料理長にオーダーしたところ、素晴らしい料理を提供していただき、客人はその料理群に魅了されっぱなしであった。

 残念ながら、昨日、熊本県の新型コロナウイルスに関しては、クラスターが生じて15名が感染している。気が緩んでいるのかどうか定かではないが、結構、平和ボケの日本人らしい安直な挙動に愕然とするばかりである。韓国を学べと言ったり、イギリスをお手本にと報じたり。節度がない。

 マスコミの報道を見ているだけでも、ウイルス感染数をやたらと報じていると思えば、さっさと、オリンピックや居酒屋情報などを垂れ流す。いつもながらの中途半端で軽々な判断と対応に、食傷気味の筆者であるが、そろそろ本気モードでコロナ殲滅に向けて走ったらどうかと・・・。

 イリテイティッドな気持ちを隠し切れないが、同ホテルのオーナメントを眺めていると、その苛立ちを忘れ、心が穏やかになってしまった。


▼瑞観作
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▼4年前にイギリスから来客(個室の細川にて)
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文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2021/4/14 12:00 am

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