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茶番劇たる大統領選挙・・・

▼写真群は「泰勝寺」の茶室と竹林

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 第46代アメリカ合衆国大統領選挙を見守っていたが、舌戦と言えども、相手に対する誹謗中傷の雨霰とフェイク戦術を眼前にして、民度の低さを感じるばかりであった。それが、民主主義国家を代表する超大国アメリカ合衆国国家元首の選挙なのだ。

 昔は、このような情報は新聞などの活字媒体や、ラジオやテレビなどの電波媒体でのみ入手可能であったが、ユビキタス時代に至っては、いつでもどこでも、掌にてリアルタイムで情報を得ることができる。更に、何度もリプレイが可能となる訳だ。

 77歳と74歳の高齢者の舌戦は、威厳と気品があり、政治家としての「徳」があると思っていたが、特に、トランプ大統領に至っては、自分自身がフェイクであるのが常となり、「恥ずかしさの境界線」を逸脱し、筆舌に尽くし難き「醜態」ばかりであった。

 口を尖らし、妙なパフォーマンスを多用し、如何わしいダンスを披露する。やはり、国家元首としての認識が浅く、全権を握った瞬間に、家族ご一同様がキャビネットを私物化し居座る始末。個人主義というよりは、利己主義だけでキャビネットに鎮座していた。

 自分大好き人間の顛末は、世界中の人々が注視しており、特に、歴史と伝統を重んじる国家の国民には、想定外に低俗な選挙戦であったのだろうと推察する次第。日本国内であのような舌戦が繰り返されるとなれば、「資質に欠ける!」と嘲笑ものである。

 棚ぼた的に絶大な権力を持つと、人間は、勘違い、履き違えのベクトルにて世界を掻き乱す。独裁者の常套手段が眼前に繰り広げられることになる。現在でも、世界の一部の国家では、同様な独裁者たちが、己の「格付け」と「保身」のために搾取に専念。

 何とも情けないことであるが、貧富の差があって当然の政治手法であり、古今東西、異常なる独裁者の出現で、世の中は砂塵舞い散る砂漠のように乾き切り、庶民はすこぶる厳しい生活を強いられてしまうことになる。何とも合点の行かぬことばかりである。

 蛇足ながら、常に頭に血が上った状態のトランプ大統領のような人間は、アップル社創始者であるスティーブ・ジョブズがこよなく愛した日本の「禅」を学べば宜しかろうと。少しは、己の「醜態ぶり」を背中から見えるようになるかも知れない。(期待薄)

 いや、74年も積み重ねてきた歪んだトランプ大統領の思考回路は、今更、改善の余地はなさそうである。しかし、テレビ画面に登場する大統領の全体のオーラに翳りが見えてきたのは事実。大統領の眼力もなければ、立ち去る背中に、脱力感と侘しさしか見えなくなってしまった。


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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/11/15 12:00 am

泰勝寺の紅葉(3)・・・

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 今回で「泰勝寺の紅葉」の連載は最終回となる。

 写真のように、一眼レフを抱えたカメラマンが、同寺古池を囲む紅葉を狙い、いろんな角度から撮っている。勿論、親しい知り合いだが、撮影中は邪魔になるので、気付かれぬよう、静かに背後から盗撮することにした。

 どうもマクロの単焦点レンズと望遠レンズの両刀使いのようだ。生憎、紅葉は初期段階なので、燃えるような真っ赤な紅葉を捉えることはできないが、美しい緑に包まれた泰勝寺は、その静寂さに歴史の深さを感じてしまう。

 このようにファインダーを覗き、被写体に向かってシャッターを切る音が、静寂な同寺の中に響き渡る。彼も筆者と同様に、シャッターは機械音が強いものを好み、シャッターを切る快感が体全体を痺れさせてくれる。

 写真を趣味とする方々の共通点は、筆者も含めて、自分の作品を第三者に評価してもらうことが何よりの楽しみ。同じ被写体を写したとしても、カメラの設定もフォーカスポイントも人それぞれ。無限に近い組み合わせが、実に面白い。

 カメラが自分の趣味だからと言って自慢するものではないが、カメラは死ぬまで楽しめる趣味の代表格であると考える次第。しかし、カメラやレンズの性能が良くなりすぎると、設定に悩むことも無く、面白味に欠けてしまうのが辛い。

 f値をどの程度にしようとか、露出補正を+、ーを何段変えるか、ホワイトバランス等々、被写体を前にして一瞬間悩むところが心地良い。最終決断した設定にてパシャリとシャッターを切り、笑うか泣くかとなる訳だ。

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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/11/14 12:00 am

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