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村瀬明道尼より料理の心を学ぶ・・・

▼料理写真は、日本料理 ENOKIZONOで食したランチ。
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 日本料理 ENOKIZONO(店主:三代目 榎園豊成氏)へ、久しぶりに足を運ぶことにした。

 本日、すごく衝撃的だったことは、榎園豊成氏が若かりし頃、月心寺の村瀬明道尼(2013年7月19日没)より料理の心を学んだと言う。正直なところ、熊本県内で村瀬明道尼を直接知る人は皆無に近いと思っていたのだが・・・眼前に居た。驚きだった。

 随分昔・・・33年ほど前のこと。RICOHが主催していた「MUG(マイツール・ユーザーズ・グループ)」で、筆者が全国講師をしていた頃の話だが、その仲間たちと月心寺の村瀬明道尼を訪ね、すこぶる美味しい普茶料理を食したことがあった。名門吉兆も絶賛するという、日本一の胡麻豆腐もしっかりと食した。

 その村瀬明道尼より料理の心を学んだとなると、これは只者ではない。筆者も33年前(新聞社時代)に月心寺へ行き、和食(現在ユネスコ無形文化遺産)の奥深さ、繊細さとその心を体感したのだが、それ以来、明道尼のファンとなり、書籍を買いあさったこともあった。・・・筆者主宰の「先見塾」のカリキュラムの一つでもある「食文化」の原点は、実は、この月心寺にあった。

 そんなこんなを想い出しつつ、本日は、鮎の塩焼きやレトロな和風ハンバーグ、サイコロステーキなどを楽しませて頂いた。拘りの職人が創った料理は、インパクトが強い。それも、ボディーブローのようにじわじわと効いてくる。それもリーズナブルで提供されるとなると、また、行きたくもなる。食いしん坊にとっては、とても恐ろしく嬉しい食事処となる訳だ。

◎月心寺(〒520-0062 滋賀県大津市大谷町27-9)
 http://gesshinji.jp/guide/Link


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◎日本料理エノキゾノが移転/以下は店主からのメッセージ 2018.7.8現在)

<移転のお知らせ>

 平素は当店をご利用いただき、心より御礼申し上げます。さて、このたび熊本市中央区の新屋敷に移転の運びとなりましたことをお知らせいたします。突然のことで驚かれるかと思いますが、移転と申しましても近くです。現在の店舗大江は閉店いたしました。また、オープン日は夏頃を予定しておりますが不確定な為、このような中途半端な形での報告となってしまいますことお詫び申し上げます。確定しましたらお知らせいたします。今後とも宜しくお願い申し上げます。

▼「えのきぞの」の移転先(2018年8月3日情報)
  〒862-0975 熊本市中央区新屋敷1丁目9−19 濫觴77A(8月下旬開店予定)
  電話番号:096-211-5525(8月下旬開通予定)

◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/28 12:00 am

さようなら、蕎麦屋木阿彌!

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 十五年続いた、蕎麦屋木阿彌。その店は、歴史的に価値ある船山古墳が隣接する、熊本県和水町の肥後民家村にある。古式手打ち十割蕎麦の店で、県内外に多くのファンを持つ、すこぶる居心地のよい店であった。筆者も和水町で野鳥を撮影する時には、必ずと言って良いほど、あの極上の蕎麦がきを目当てに立ち寄った蕎麦屋でもある。

 しかし、その蕎麦屋木阿彌が、昨日(2017年6月25日)をもって営業を終了したと言う。とても残念なことだが、廃業の理由を聞くと、行政側が新たに設定した集客力、イベント企画力などの「採用基準」に満たなかったこと、更に、他店とのプレゼンに破れ、撤退せざるを得なくなったとのことであった。

 先般、熊本日日新聞にも二度ほど記事が掲載されていたが、いささか「きな臭さ」があるようなので、静かにその経緯を見守ることにした。それから、にわかに署名運動(1054人の署名が集まる)や議会での追及が始まり、これはただ事ではないと思ったのである。地元の方々の話によれば、或る人物の不誠実な対応、公正中立さを欠く動きと虚言、更に、唐突な「不採用通知」などが、住民やファンの逆鱗に触れたらしい。

 プレゼンについても、同店に対して十分且つ丁寧な説明もなく、落選についての結果報告も文書による通知ではなく、口頭で知らされたようだ。もしかすると、巷でよく耳にする、完璧出来レースだったのかも知れないと、疑いたくもなる。ここで、或る人物のFacebookを閲覧することにした。案の定、以前から個人的に派手な動きが目立ち、今回採用された店舗へ足繁く通っていた事実を、写真や呟きで確認することができた。・・・何とも情けないと言うか、大人気ない話である。

 何はともあれ、十五年以上も肥後民家村玄関口にて、本物の十割蕎麦を打ち続け来た老夫婦に、「大変お疲れ様でした。理不尽なことに巻き込まれ、心の中は煮え繰り返っていることでしょうが、心ない人たちとは同じ空気を吸う必要はないと思います。これからも、お元気でご活躍下さい。そして、医者要らずで長生きをして下さい!」と、お伝えしたい。

 さようなら、蕎麦屋木阿彌!


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◎ロゼッタストーン公式サイト(sicne 1995)
 http://www.dandl.co.jp/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/26 01:05 am

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