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金剛乗寺の石門・・・

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 幼い頃に、友達と良く遊びに行っていた真言宗 金剛乗寺。同寺入り口にある石門は、山鹿市指定文化財となっている。その形状が珍しく、本日、それを潜る瞬間に、当時へとワープしてしまった。

 日々取材で色んなところへ足を運ぶけれども、寺社仏閣へは、祈りや願いを伝える為に訪ねるものではなく、その歴史と文化に触れることが主な目的となる。よって、感謝の心を伝える寺社仏閣は、菩提寺と或る神社に決めている。また、幼い頃を思い出したのは、自然の成り行きであり、現実世界と同じ時空にある訳だ。

 すなわち、仏や神は自分の心に存在するものであり、日々先祖を思い起こし、日々神に対して感謝の意を持っている。ただ、あちこちの寺社仏閣へ足を運ぶことで、その加護を祈るなど、横着にも考えたことはない。ちなみに、日本の「家」には、神と仏が存在している。世界でも珍しい宗教のスタイルが故に、幼心に大変不思議に思ったことの一つでもあった。

 中に入ると、関係者の方々とすれ違った。とても、ご挨拶が優しく、同寺らしいと思った。昔からそうだった。敷居が高く、偉ぶる寺もある中、このお寺さんは、枯れた優しさがあちこちに見え隠れする。決して大寺院ではないが、隠れた観光名所として、是非お勧めしたい、アッタカイお寺さんである。

 多分、山鹿市を訪れた方は、八千代座やさくら湯がメインとなる。そこで、八千代座から坂道を少々下り、右手に曲がると、この石門が見えてくる。小さく可愛い石門で、形状と色味が素晴らしく、存在感がある。できれば、その石門のちょっと前に立ち、50mm程度の標準レンズf1.4で撮影すると、凄く抜けの良い透明感のある記念写真が撮れるはずだ。

 
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/3/20 12:18 am

光と影が織りなす世界・・・

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 夕刻になれば、どちらかの木漏れ日を撮影したくなる。今回選んだのは、熊本大学近くにある泰勝寺。午後5時までなので、約40分間ウォーキングをしながらの撮影とした。

 一人200円の拝観料を支払い、パンフレットを受け取り、奥へと進む。そこで何やら崩れた石垣の修復工事にお二人が汗びっしょりとなり作業に専念していた。声を掛けると、笑顔で応えてくれた。一部の石垣が崩れ、元に戻すために、1個1個の石に付けられた番号通りに、積み上げるという、ジグソーパズルよりも大変な作業のようだ。

 庭内は鴨の姿もなく、静かなもの。苔庭や茶室に通じる小道、竹林に落日前の光が落ちていた。苔むした土に陽が射すと、何とも言えぬエメラルドの宝石を小さく散りばめたような輝きを放つ。光と影の芸術品が、眼前に広がる訳だ。

 微に入り細に入り、ファインダーを覗き込むけれども、レンブラントのような「光と影の魔術師」ではないので、なかなか思ったような絵面にはならない。ただ、その樹木や竹の影や、回り込む光の曲線の「美」を感じ取りながら、ウォーキングを楽しませて頂いた。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/3/19 12:22 am

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