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ワンクッションは自分で作る!

2014-04-14184533


 日々の仕事に追われ、いつの間にか、自分自身のコントロールを失っている人の方が多いと考えられる。

 無意識に顔を洗い、朝食をバタバタと済ませ、仕事に走る。・・・ランチも不規則となり、気付けば西の空は赤く染まり、月と星たちとバトンタッチ。僅か24時間の1日は、目の前の砂時計以上の体感速度で落ちて行く。

 それが、我々社会人の一日だろうと。

 24年前の筆者は、組織の人間として、仕事の時間帯はきっちりと決まっていた。午前9時から午後6時。これは最低限守らねばならない仕事時間である。よって、一日の楽しみが、ランチタイムと午後3時のお茶の時間。残り僅かの財布の中身を覗き込みながら、喫茶店を出て行く筆者が居た。

 写真は、最近よく立ち寄るようになった「JUST DRINK WINE」のマンゴージュースとベーグル。残念ながら土曜日のみお昼からの営業で、ウィークデイは午後6時から午後11時までの営業となっている。・・・しかし、我がサテライトオフィス近くにあり、考え事をしながら歩いていると、決まって、同店のテーブルに座ってしまうのだ。

 焼き立てのベーグルにバージンオイルを掛け、ボリボリと食べながら同店のスタッフ達との会話を楽しむ。外人サイズ?の大きなグラスでグビグビとマンゴージュースを飲み干す。・・・1000円でお釣りがくるというリーズナブルさだが、そこで1時間〜2時間暇つぶしをしていると、色んなアイデアが湧いてくる。

 日頃の過密なスケジュールに身を任せるというのは、筆者のスタイルではない。・・・どんなに忙しかろうが、必ず、ワンクッションを作る努力をしている。筆者は同年の男性と比較すれば、肌年齢、気力、集中力などなど・・・かなり若い方に位置すると自負している。それは、このような一日のクッションを作っているお陰ではなかろうかと自分なりの思っているのであるが・・・。

 世代を超えたコミュニケーションが、人生のテーマとして常々考えて居る訳で、特に、同店のようにリーズナブルで開放感のある処は、筆者にとって必要不可欠な空間となっている。

 先般は、一眼レフデジカメを使って「Time lapse撮影」の実験を同店で行った。情報発信についてすこぶる興味を抱くスタッフMihoさん。英語も堪能で、何事にも好奇心旺盛の女性だが、筆者がMacをオペレートする画面に食いついていたようだった。・・・たぶん、1984年からMacを使っている人を見るのは初めてだろうと思う。・・・次回は、プロの離れ業をご披露してやろうかと思った次第。

 約30年前に、新聞社主催で「電子システム手帳セミナー&コーヒーブレイク」(計8回のセミナーで、会費は28800円/毎回珈琲とケーキ付きの2ヶ月コース)を喫茶店で開催するという企画を、筆者が作ったことがあった。以前も記事で紹介したが、若い女性ばかり80名以上の応募があり、協賛したシャープ社の担当者が腰を抜かした事もある。

 現在、あちこちで色んなセミナーが開催されているようだが、プロのプロが教えるセミナーは皆無に近い。・・・そろそろ、Macの本格的なセミナーを、このような小洒落た店で定期的に開催しても面白いのかと・・・ニヤリと笑った筆者が居た。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/16 12:00 am

人生の一つのキーワード・・・

▼イメージ写真

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 この世に長く生きていると、順風満帆かと安堵している矢先に、次から次へと災難が降り掛かってくる事が沢山ある。天変地異というよりも、殆どが人災である。・・・そこで、自分の軸をしっかりしておかないと、どう対処するかで、その後の人生は全く変わってくる。・・・所謂、どの教科書にも正解のない分野の一つだが、人間誕生から現代に至るまで、長きに亘り何度も何度も同じ失敗を繰り返しをしている訳だ。

 人は皆、弥次郎兵衛のように、狭い足下で、心身のバランスを保つ為に、自然と安定する方へ思考回路が働く。・・・収入の安定、家族や知人友人関係の安定、仕事関係の安定・・・などなど、本能的な自己防御から生まれる動きなのか否か分からないが・・・世間も己も否定している人物は別として、ただひたすら、無意識の内に「安定」を求めて呼吸をしているに違いない。

 戦後動乱の時期を経て、急成長を遂げてきた我が国が、僅か数十年の歳月で、政経がすこぶる不安定となり、人として家族、友人、知人とのリレーションシップよりも、先ずは自分自身・・・己の為だけの安定指向で動いている。周囲に迷惑を掛けようが、白い眼で見られようが、揶揄されようがお構いなし。・・・そこに、わざとらしい「言い訳の為の美辞麗句」はゴロゴロ転がっていても、結局、他を認めた上での協調性、シェアリングの精神など皆無。・・・勝手気ままな世界観に深く嵌まり込んでいる人物が多い。

 人生を波風少なく生きて行くのが理想的ではあろうが、その為には、周囲の協力者、支援者が大勢存在するお陰で、己の人生が形づくられていることに気付かねばならない。色んなエキスパートから手軽にノウハウを拝借しては、己の手柄のように触れ回る、実のない軽々しい人物も多い。楽して一足飛びに理想的な環境を創れるはずもないが、殆どの人達は、楽な近道だけを探し回っては墓穴を掘っている。

 心許せる我が友人や知人には、前述のような人物は一切居ない。いや、ここ数年前までは居なかった。しかし、最近の「緩い関係」を謳歌するSNS時代となり、実に怪しくもあり、何が目的なのか意味不明な人間が急増している点が気掛かりだ。・・・それに気付かぬ人は、多分に怪しい方の人種に近いと思われるが、気付く人は・・・極力、そのような一過性の出来すぎた話を持ち込む人間や、善人を装う詐欺師とは、一切縁を結ばぬよう一線を引き、「絶縁ハサミ」を常備しているのだ。

 ところが、「何故自分に誰も協力も何もしてくれないんだろう!?」と嘆いている人達も多い。それは、他人様から世話になった時に、きっちりとお返しをして来なかったからというのも、その要因の一つと言える。日々プチセレブに纏わり付いて、只飯只酒を喰らってばかりだったから、人が寄ってこない。・・・他人様からご馳走して貰えば、感謝の念を持ち、お返しをする。・・・それが人の道、鉄則である。しかし、「緩い関係」を謳歌している人達は、そんな事はお構いなし。今が良ければ、自分さえ良ければ大満足なのである。よって、平気で世話になった人を欺いたり、粗野に扱い裏切ったりと・・・さっさと後ろ足で砂を掛けて、他の島々へと渡って行くのである。

 長年良好だったリレーションシップも、妙な心無い他人の介在で、簡単に崩れ去ってしまうことがある。相続問題、仕事の契約、交友関係などなど・・・・特に悪意を持った他人の介在では、そのリレーションシップが崩れるばかりではなく、揺るぐはずもなかった信頼関係は真っ二つに断ち割られ、死ぬまで痼りを残すというように、大変お粗末な結果となってしまうのである。・・・心の中にある素敵な「想い出アルバム」の写真やムービーが、全て真っ白に感光し、情けない人生となってしまう。

 人生の一つのキーワード・・・それは「対人関係」における、適時適切なフィルタリングであろうかと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2014/4/11 03:34 am

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