ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

カテゴリー » 企業IT&AI戦略

進化しつつあるiCloud・・・

▼ブラウザSafariで覗き込んだiCloudの表紙

1


 MacのOS Xが10.10のYosemiteがリリースされ、更に、iOSも8.1となり、じわじわと動き出した。

 特に、iCloudはSafariのブラウザだけで、多種多様となったデバイスを使用し、ほとんどの業務をこなせるベクトルを持ったようだ。以前は、何の為のiCloudが分からず、大容量の年契約を結んだとしても、使うにはまだまだ不備な点がたくさんあり、無用の長物であったことは否めなかった。

 ところが今回、業務の三種の神器でもある「Pages(文書作成ツール)/Wordと同等」、「Numbers(表集計ツール)/Excelと同等」、「Keynote(プレゼンテーションツール)/Powerpointと同等」に限らず、日頃から使っている色んなデータを一括管理できるだけでなく、現在、β版と言えども、それが一つのブラウザだけで、何の支障もなく、各種デバイスを通じて処理ができることになる。

 これは大きな進化であり、特にiPadなどにおける不自由さも一挙に解消されることになる。従来のように、iTunesを介して複雑多岐な管理をするよりも、全くイライラモタモタなく、各デバイス間でデータ共有を可能にしてくれる訳で、遥かに作業効率がアップすることになる。

 蛇足だが、筆者は1984年に車を購入するのを諦めて、Apple社のMacintoshをゲットした事が正解だったと、今更ながらに、人生の重要な分水嶺であったことを思い起こした次第。

 さてさて、このiCloudのβ版が、全て日本語にて軽やかに動作するようになるのを楽しみにしたい!!


▼ブラウザSafar上で、iCloudにログインした時のもの
2


▼ブラウザSafar上で、iCloudの「写真」を覗いた時のもの。
3


4


▼住所録で調べて、住所を押せば???
6


▼Google/ZENRINで即座に位置を確認できる
7



【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/Link

【ディー・アンド・エルリサーチ社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2014/10/24 06:16 am

インターネット黎明期(2)

CNJ_9898


 1994年に日本上陸を果たした、商用インターネット。今年で丁度20年を迎える。当時は、全国でもWEBサイトが1000も存在しない頃の話である。・・・日経新聞が、全国のWEBサイトのURLなどを盛り込んだ、電話帳のような冊子を出版したことを思い出した。・・・それだけ、まだまだ国内は、インターネットに関しては、暗闇の方が断然多かった時代でもある訳だ。

 新しいものが生まれると、必ず、言葉は悪いが、ハイエナのような、コバンザメのような会社や個人が現れ、一過性のものとして、濡れ手に粟のような商売をしては、消え去って行く。インターネット黎明期も同様に、似非プロバイダや似非ホームページ屋さんが、加速度を上げて活発に動き出したのだ。

 アクセスポイントと言って、バケツにモデムも放り込み、2000人を超える会員に対して、僅か30個程度のモデムで契約を行い、売り上げを伸ばしたプロバイダもあった。当時、博多に足を運んだ時に、そのビルの持ち主に案内をされて、その実態を見て腰を抜かしたのである。悪質極まりない、ネット屋の実態であった。

 PodcastsもUstreamも、FacebookなどのSNSも、その時に嵐のように周囲を巻き込みながら、訳の分からぬセミナー展開をしたり、法外な契約を次から次へと結び、暴利を貪る輩がわんさと居る。眼の前に大きな落とし穴が有ったとしても、それが流行ると思うと、危険など度外視で、無闇矢鱈に研修会に参加する無知な人たちも沢山居た。

 何が本物で、何が偽物かの判断は、しっかりとした検証をしていない人は到底出来ぬ事。そこで、失敗しても、「まあ、いいか!?」程度で、再び、世の中の激しい変化に伴い、同様の失敗を繰り返すばかりで、最終的には不信感に苛まれて、その時代から去って行く。実に浅はかな事ではなかろうか。

 それに、素人が口を挟み、如何にも評論家になったように思い込む、稚拙な輩も居る。人から聞いた事、所謂、受け売りを堂々と持論の如く伝える人物も居る。表層的なものしか知らずに、如何にも詳細について全てを知り尽くしているプロであるかのような虚言である。

 しかし、大抵の人たちは、その虚言に簡単に騙される。当時、PhotoshopやIllustratorなども普及し、そのソフトを使っているというだけで、如何にもデジタルプロフェッショナル、プロのクリエイターのような口調で威張り腐っていた素人も沢山居た。同様に、最近のSNSに関しても、下らんセミナーを展開し、下心たっぷりの誘い水的なサークルを作っていた輩も居た。

 無知というものは、実に怖いものだ。大人になり、法律を知らないからといって、罪を犯して免罪になることは皆無である。SNSも色んな事件に巻き込まれたり、騙されたり、悪用されたり・・・「見知らぬ輩の見えざる罠」にすっぽりと嵌まり込む人も後を絶たない。

 会ってもいない人と、水面下でメッセージを送り合って、それで相手を安直に信用するなんぞ、大人の成す業ではない。それこそ、脇の甘さに突っ込まれて、気付けば、大変な状況に陥っていることになる。・・・後の祭りである。

 インターネットは世界を光の速度で繋いでしまった。今まで、直径約12750キロほどの地球(周囲約4万キロ)が、その距離感もなく、瞬時に繋がる・・・これは、20世紀最大の発明と言っても過言ではない。

 現在は、スマホでもiPadでも、ノートブックでも、Wi-Fiや4G、LTEなどの無線で、いつでもどこでも繋がり、情報を共有したり、自分の位置等を即座に知らせる事も、買い物の決済も簡単にできる時代となった。

 この20年を振り返ると、従来の業種と比較すれば、10倍の早さでインターネットの世界は進化したのである。単に便利というだけなら何も問題ないが・・・いつの時代でも必要な事は???

 諄いようだが、何が本物で、何が偽物なのかの判断は、皆さんが自己の責任の下にすべきもの。・・・決して、似非○○に騙されぬよう、気を引き締めて頂ければと考える次第。

 騙されてからでは、間に合わない!!


【ロゼッタストーン公式サイト since 1995】 http://www.dandl.co.jp/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2014/10/12 03:50 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp