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Google Earthの進化・・・

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 昨日、熊本ホテルキャッスル側から、熊本城やNHK熊本放送局などを撮影してみた。

 オフィスに戻り、久しぶりにGoogle EarthのアプリをiPhoneに再インストールしたのだった。しかし、昨日撮影した箇所を見てみようとアプリを起動させたのは良いが、iPhoneの小さな画面に出てきた、Google Earthの描写能力の進化に腰を抜かしてしまったのである。

▼Google Earth公式サイト
 https://www.google.co.jp/intl/ja/earth/Link

 1990年頃からCG制作に着手したこともある経験上・・・特に、リアルタイムにサクサクと三次元のマップが見れるのが信じがたい。25年前と比較して、それに驚くのは当然のことだろうけれども、小さな画面に緻密にモデリングされた建物にテクスチャーマッピングまで施されているのだ。当時では1基数千万円のマシンを使ったとしても、ここまで自在に操れるものは皆無であった。

 いやはや、ITに着手して20年以上のキャリアを持っていても、その進化の度合いに、日々驚きの色を隠しきれない。遊び半分で、日頃から通る道路などをGoogle Earthで立体的に見るのが面白くなり、かなり長時間Google Earthに嵌まり込んでしまった。・・・普段はGoogle Mapsはよく使うものの、今回、Google Earthの新たな楽しみ方を発見したのである。

 皆さんも、是非、スマホのアプリを使って、Google Earthの面白みと体験して頂ければと・・・。

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2015/8/12 04:12 am

他の追随を許さぬ、Mac。

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 今振り返ると、 1970年代にマイコンと出逢い、1980年代にパソコンの進化と共に業務を遂行し、1990年に独立。CGやネット事業に着手し、2000年代になり、次から次へと各業界のスタンダードを変える、Macの大進撃に直面したのだった。これは、タイムリーでもあり、パソコンの黎明期から進化と同じ歩幅で、起業以来歩めたのは、ラッキー以外何ものでもない。

 しかし、Apple社が世に送り込んだMacintoshには、エンドユーザーには気付かれぬほど、小洒落で凄い思想が凝縮されており、その卓越したヒューマンインターフェイスによって、ニューメディアの世界がどんどん進化して行く起爆剤となった。

 先ず、アイコンという「小さな絵」である。スマホ時代となった今では、当たり前の画面やアイコン。当時、その中に、アイコンがひしめき合っているのがMacだった。誰も、それがアイコンであるという認識もなく、一瞬間で何を意味しているのか分かるような、道路標識感覚で、画面の中をドライブしているのである。

 1984年に日本上陸を果たしたMacintoshだが、実は、その画面の至る所に魔法が掛けられていた。それは、デスクトップという概念である。画面が帳面やスプレッドシート感覚だったWindowsに対して、Macは自分の机の上という仮想現実世界からスタートするのである。それも、スイッチを入れれば、Macの中にチビMacが登場し、笑顔で迎えてくれるという演出だ。

 机の上にあるMacの画面の中が、更に仮想現実世界の机の上を演出し、直感的にマウスを握り、動かしてやれば、いつの間にか、ワープロでも、ドローでも、ペイントでも、音楽でも、通信でも・・・自分自身が魔法使いやマジシャンになったかのように、サラサラと業務を処理してしまうのだ。

 当時は、まだ「擬似マルチタスク」と言っていた。・・・現在のマルチタスクという概念をも、既に持っていた。机の上にある要らなくなった書類は、ゴミ箱に投げ込んで捨てる。更に、ゴミ箱を捨てれば、近所のゴミ収集箇所へゴミ出しを完了したことになる。微に入り細に入り、ヒューマンインタフェースを徹底追及したMacは、他の追随を許すことがなかった。(現在でも同様)

 更に、他のパソコンの度肝を抜いたのは、画面の仕様である。何と、ビットマップディスプレイを採用し、画面一杯に、自由自在に輪ゴムが伸びたり縮んだりするように、グラフィックを描けたのである。人によっては、「こんなオモチャなんぞ、仕事に使えるか!」とまで、否定的な見解を述べる評論家も居た。実に身の程知らずの無知な人間だが・・・。(苦笑)

 現在では、パソコンもパッドもスマホも、全て家庭に浸透している訳だが、ここで一番大切なことは、進化したデバイス群を使えるからといって、自分自身が天才になったかのように勘違いしないことである。そこは、自分自身の論理展開や発想などを、日々磨きに磨かない限り、他の追随を許さぬようなスキルを手にすることは出来ない。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/6/27 03:48 am

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