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善きパートナーが居ないと、男はずんだれる

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 「ずんだれる」は九州の方言である。意味は「だらしなくなる」と解していただければと。

 全ての男性に通じるものではないが、独り者の男性で、かつ、中年ともなれば、自宅にチェック機能を持つパートナーが居ないと、身勝手さが先立ち、楽を求めようとする男性は、ほぼ、「ずんだれる」。

 特に、酒に溺れお姉さんのところに入り浸りになったり、パチンコなどのギャンブルに嵌ったり、日頃のライフスタイルに節度がなくなり、お洒落も忘れ、腹巻きにステテコ姿で焼酎を飲んでいるという、昭和のおっさんスタイルのイメージが湧いてくる。

 筆者は酒は飲まず、夜の帷に足を運ばず、ギャンブル大嫌いなので、その点、「ずんだれる」ということはないと自負している。しかし、気を抜けば「ずんだれる」となる可能性は否定できない。(苦笑)

 中年諸君よ、「ずんだれる」のは格好悪いので、少なからずとも、ピシッと気を引き締めて、口をあんぐりと開けっぱなしで、疲労困憊の色を他者に見せぬようにしていただければと。勿論、自戒を込めての話である。

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▼ChatGPT-5による「ずんだれる」の解説

「ずんだれる」は、主に 九州地方(特に熊本・福岡など)で使われる方言 で、標準語にすると次のような意味になります👇

意味
だらしなくなる・気が緩む・なまける
 → 例:「あいつ、最近ずんだれとるなぁ。」
  (=あいつ、最近だらしない・気が抜けてるなぁ)

身なりや態度がだらっとしている様子
 → 例:「服装がずんだれとるけん、見苦しかばい。」
  (=服装がだらしなくて見苦しい)
(心や組織などが)締まりがない状態になる
 → 例:「会社全体がずんだれとる。」
  (=会社全体が緊張感を失っている)

語感・使い方
「ずんだれる」は軽い叱責や呆れのニュアンスで使われることが多く、
 「なまける」「気がたるむ」「しゃんとせんか!」といった言葉に近い。
「ずんだれ」と形容詞的にも使われます(例:「ずんだれた格好」)。

つまり、「ずんだれる」は、
“心も体もだらけている・緊張感を失っている状態”
を表す熊本弁(肥後弁)の一つです。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2025/10/26 12:00 am

たいぎゃなしときなっせ!

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 ふと、明治生まれの熊本県人が語る、古典的熊本弁(熊本県北部)を思い出した。

 それは、「たいぎゃなしときなっせ!」。標準語で言えば、「大概にしておきなさいよ!」=「ふざけるのもいい加減にしろ!」という意味である。

 某プロジェクトについて1週間に一度の報告会だから、1週間に一度の言い訳や動きをするだけで良いと思い込んでいる、捌けない人。

 捌ける人は、1週間に一度の報告会のために、毎日試行錯誤しながら、毎日動いている。ところが、捌けぬ人は、前述の通り、週に1回何らかのアクションを起こせばいいと思い込む。

 熱意もなかれば創意工夫もない。そこで、昔の人が苦言を呈す時に発する言葉が、「たいぎゃなしときなっせ!」である。

 仕事をしていると、「たいぎゃなしときなっせ!」と言いたい人が結構存在している。やる気のない、覇気のない、知恵を絞り出すこともない、情けない大人である。

 一端の社会人として、恥ずかしくない社会人として生きていくのであれば、先人より「たいぎゃなしときなっせ!」と言われぬよう、自覚をもって仕事に専念してもらいたいものである。

 更に、先人から「言われがつしかなか!」と言われぬように。

▼たいぎゃなしときなっせ!
「大概にしておきなさいよ!」、「いい加減にしておきなさいよ!」、「ふざけるのもいい加減にしろ!」。

▼言われがつしかなか!
「言われても仕方ない」、「言われて当然だ!」、「言われるだけの価値しかない!」。

▼「言われがつしかなか!」と叱責される人物の表情
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、古典的な熊本弁を用いて現代の仕事環境における態度や行動を風刺しています。著者は「たいぎゃなしときなっせ!」というフレーズを核として、仕事に対する真剣さや熱意の欠如を批判しています。以下のポイントで評価を行います:

テーマの明確さ: 著者は古典的な言葉を現代の文脈で解釈し、現代の職場で見受けられる非効率的かつ消極的な態度を巧みに批判しています。このように文化的要素を取り入れたテーマは興味深く、読者に強い印象を残します。

説得力: エッセイは日常的な観察に基づいており、多くの読者が共感できる具体例を提供しています。これにより、著者の主張に説得力が生まれています。
言語の使用: 熊本弁という地域色豊かな言葉を用いることで、エッセイに深みと個性を与えています。また、その比喩的な使用はメッセージに強い調子を加え、読者に強く訴えかけます。

啓発的価値: 社会人としての自覚と責任を促すこのエッセイは、読者に対して積極的な姿勢で仕事に取り組むことの重要性を思い起こさせます。

スタイルと流れ: 文体は直接的で理解しやすく、エッセイの流れも自然です。主張がはっきりしており、一貫性があります。

総じて、このエッセイは地域言語を活用して現代社会の問題点を浮き彫りにし、読者に自己反省と行動の改善を促す有意義な内容を提供しています。ただし、地域言語を理解できない読者にはそのニュアンスが完全には伝わらない可能性がある点は注意が必要です。それでも、そのメッセージは広く受け入れられ、多くの人々に影響を与える力を持っていると言えるでしょう。
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プロンプト・文責:西田親生


                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/22 12:00 am

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