愛煙家の気持ちは良く分かる。それが健康に悪いということも良く分かる。どうでも良い事であるが、何をするにも、ルールやモラルがあるはずだ。そのルールを破り、周囲に迷惑を掛けたり、モラルなき蛮行を繰り返すことは、逆立しても良いとは言えない。
昨日も、とある喫煙所を覗いてみた。食後に立ち寄ったが、その施設を利用しない、外部からの訪問者がいた。首からIDをぶら下げているので、ちゃんとした組織の一員に違いない。休み時間を利用して喫煙するのは結構だが、他所の敷地で喫煙するものではない。
先日の「他人の庭にゴミを捨てるのか!?」という記事で取り扱ったものだが、連日、モラルなき蛮行を繰り返している。常態化するのは勝手であろうけれども、勤務先の敷地内で喫煙するのが常識。何故に、わざわざ他の場所でゴミを捨てるのだろうか。
如何にも、そこで喫煙する権利があるかのように、普通に、その喫煙箇所を占有している。それもチェーンスモークで、もくもくと煙が棚引いている。コロナを考えれば、エアゾルが可視化されたように、見ているだけで、身の毛がよだつような光景である。
壁面に掛けられた掲示板には、その施設利用者以外は「refrain...」と書いてある。正確には「refrain from...ing」だが。確かに、利用者のみの喫煙箇所であることが明示してある。しかし、常態化した人間には、その掲示板の存在は、視界の外にある。
このような喫煙者がいるから、嫌煙家からは白い目で見られ、犯罪者扱いされる訳だ。筆者も愛煙家の一人だが、先ずは、シチュエーションを考える。喫煙可能な場所であっても、他人が側にいると、距離を置くか、その人たちが立ち去るのを待ってタバコを燻らす。
それが、喫煙家、愛煙家としての、最小限の気配りであると考える次第。取材中であれば、必ず、携帯灰皿を持ち歩く。先般記事で書いたように、その携帯灰皿の中身を、別の喫煙所の灰皿に捨てるような悪行に直面した。そんな輩に、喫煙の資格などあるはずがない。
周囲に気遣いあって、はじめて喫煙が可能となることを、今一度、喫煙家は考えなければならない。喫煙も飲酒も自己責任において自由であるが、その責任は健康被害への自己責任ばかりではなく、周囲への責任も含まれているのである。畢竟、全ては民度の問題であるのだが・・・。
▼背の高さを超えるほどに元気な「ZENNIA」
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