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1対1の「個別面談」は、頑なに拒絶せよ!

▼記事内容と写真は関係ありません。(フードパル隈本の薔薇たち)

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 或る会社では、若い女性スタッフが毎年のように何人も辞めて行くと言う。それも入社して間もない一年生やら二年生が多い。それを裸の王様である経営者は、セクションの長の責任として、厳しく咎め、叱責を続けると言う。

 更に詳しく調査すると、辞めて行った要因は、人それぞれ。「専門学校へ行って資格を取りたい。」、「日頃の業務に気力体力がついて行けない。」、「勤務時間が不規則で辛い。」などが主な理由であった。

 セクションの長や同僚たちへの不平不満は、一切ない。よって、裸の王様がセクションの長を責め立てることは、御門違いとなる。辞めた人の中で、「こんな横暴な経営者だから居たくない!」と去った人も居たようだ。

 まさしく、これは長年常態化した企業における「歯車の空回り」である。新卒者たちに「夢」も「希望」も与える事ができなかったというだけの話だが、性懲りもなく、セクションの長を恫喝するのだから、本末転倒となる。

 新卒の女性、特に高卒のスタッフに関しては、数年ごとに回転させる方が、人件費が嵩張らないという狙いかと、疑いたくもなる。「教育プログラム」もままならず、「プロ意識」を植え込むことさえ出来ないのだから、辞めるのも自然の流れだ。

 若い女性スタッフへの関心が異常に強く、自分色に染めたいと思い込む、常軌を逸した裸の王様らしい挙動であるが、その者が「個別面談は任せろ!俺は大の得意だ!」と言うのだから、その変質ぶりにゾッとして身の毛がよだつ。

 密室における「個別面談」。先般も記事の中に登場した「恐怖政治」のファクターの一つとして、キナ臭さだけが漂う。結果的に言いくるめられるような1対1の「個別面談」は、頑なに拒絶すべきであり、中立な第三者の同席が必要だ。

 一人の弱者を、いの一番に救済しないような裸の王様は、1秒でも早く、さっさと「ゴミ箱」へ。そして、「ゴミ箱を空にする」をクリックし、世のため人のために、企業浄化のために、完全に抹消されたし!


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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2020/5/17 03:08 am
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