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ブランド力に欠ける地方ホテル・・・

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 残念ながら、県内にはホテルのホテルと称される「ザ・リッツ・カールトン」や旧御三家の「帝国オテル」、「ホテルオークラ」、「ホテルニューオータニ」のような、五つ星ホテルは存在しない。よって、引き出しの多い「本物のホテリエ」の存在は希有となる。

 土着性の強い「ザ・熊本」と言われる人たちは、長年の間、胡座をかき、「我こそは・・・・」と豪語するばかりで、ホテルの利用法など知る由もなく、それにシンクロするが如く、「本物のホテリエ」は育たず、恥ずかしいほどのローカルスタンダードが蔓延っている。

 その要因は、五つ星クラスに対する認識不足と言えばそれまでだが、自らのスタンダードが「世界基準」であると思い込んでいる。某ホテルの実情を聞けば、人懐こく人間らしく見えるが、実は「不正の巣窟(パワハラ、セクハラ)」となっており、根腐れしているとのこと。

 「不正の巣窟」と言うのは、お客はもとより、幹部や従業員への誹謗中傷、揶揄なりが横行し、それが日常茶飯事となっている。名誉毀損になるような事まで、軽々しく口を開き、捏造された「虚偽情報」を堂々と流し続けて、従業員を洗脳している経営側の人間も存在する。

 島国は、ルーモア大好き人間が多いと聞くけれども、県内が上述の状態であれば、五つ星クラスの「接遇」など提供できる訳がない。ホテルっぽいスーツやユニフォームを着ていれば、品位のない中身を覆い隠して、その「看板=自分」と履き違えをしている。
 
 真剣に「観光立県」を推進したいのであれば、根元のところから大改造が必要であるが、従来の「手抜き研修」のみで、「後は先輩の後ろ姿を見て、実戦で学べ!」と言ったとしても、その先輩自身が「本物のホテリエ」でないのだから、伝授できるはずもない。

 例えば、「ザ・リッツ・カールトン」に至っては、初年度の新入社員の研修は、年間300時間を費やす。次年度からでも、年間120時間を費やし、とことん「本物のホテリエ」の育成に日々尽力している。「世界基準」は、想定外に、手の届かぬほど、遥か高いところに位置しているのだろうと・・・。

 
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文責:西田親生

                         

  • posted by Chikao Nishida at 2020/4/28 04:55 am
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