2009/08/31
メンタルヘルス
「あたりまえ」ではない
私たちは「自分」を通して「他人」を見ます。
すなわち、自分の経験を通して、目の前の人の感情や思惑などを「想像」したり、自分が簡単に出来ることは、相手も簡単に出来ると思い込みます。
しかし、「あたりまえ」に思っていたことが「あたりまえ」でないという体験をしたことがある人は、一歩下がった位置から自分と相手を見ることが出来るようになったりします。
例えば、目隠しをして歩くボランティアワークを体験した人、極限状態における本能の現れ方を体験した人、いつまでも一緒にいるはずの人を亡くした人などです。
「あたりまえ」は自分自身にしか当てはまらない公式だと言うことを、何かの機会に思い出せるといいですね。
■
登録2009/08/31 23:35:04 更新2009/08/31 23:35:04
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/30
日常
バーチャルゴルフ大会
バーチャル空間の中では、空を飛ぶ・テレポートなど、実際には出来ないようなことも可能になっていますが、実際に出来ることも制約はあるものの大抵のことは可能になっています。
ゴルフなどの、クラブの選択や打つ力による球の飛び方や地形や植樹などによる影響の計算などは、もともと電子計算機であるコンピューターのもっとも得意とするところです。
現実にはとてもゴルフ練習場へ行く暇のない人も、バーチャルの世界では自分の代わりにアバターが理想的なスウィングをしてくれますので、距離や芝目を読んで、方向と打つ強さを指定するだけです。
熊本ジャパン杯ゴルフ大会は月例で実施される予定だそうです。
次回は一緒にホールを回りませんか(^o^)
■
登録2009/08/30 18:48:46 更新2009/08/30 18:48:46
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/28
メンタルヘルス
がんばらない と あきらめない
メンタルヘルスの話を書くと、誤解されるものに「がんばらない」「無理しない」という言葉で甘えさせている、というものがあります。
「がんばれ」はいけないとよく言われるのは、自分自身に厳しくずっと無理をさせて、これ以上がんばれないという状態にまでなっている人に、さらに「がんばれ」と言ってその人を追い込まないで下さいという意味です。
エネルギーが有り余っている健康な方は、どんどん頑張って自分のキャリアアップを目指すべきです。
「がんばらない」が必要なのは、休養を必要としているのに。休養できない人です。
健康な人には休養よりも刺激、特に難しい仕事などに挑んでいるという充実感が必要な場合の方が多いです。
そういう大変な仕事にチャレンジするだけのエネルギーがありながら、あきらめて逃げていると、かえって健康を損なう場合があります。
お疲れの人には休養が
元気な人には充実感が
何よりも必要なのではないかと思います。
■
登録2009/08/28 20:52:18 更新2009/08/28 20:52:18
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/23
日常
対象のしぼり込み
この写真は八仙閣という実際にある歴史ある中華料理店のバーチャル店舗です。
ここでは、中華キャンプというユニークな手段で訪れる人の足を止め、「八仙閣」=中華料理店という関連づけを含めて記憶にインプットさせることに成功しています。
きっとここでキャンプをした人は、「八仙閣」という看板や文字を現実の世界で見たときも思わず足を止め、かつ、そこが中華料理店であることをすでに知っているという状態になることでしょう。
情報発信をする際に重要なのは、どの層に働きかけるかという事であると言うことは論を待つまでもないことだと思います。
例えば、このブログであれば、普段メンタルヘルスの知識に接することの少ない健康な人が主な対象で、その人が自分自身あるいは身近な人が「いつもと違う状態」になったときに出来る限り早く受診につなげ、1日も早く健康な状態へ復帰してもらうことを目的にしています。
セカンドライフというバーチャルリアリティーの中にも、文字通り星の数ほどの世界があり、それぞれに運営目的や対象が違います。
ゲームの延長、出会いの場、貸し不動産やモールによる賃金収入等々、何かが成功したという話を聞くと雨後の竹の子のように似たような世界が乱立します。邯鄲(かんたん)の夢のような状態は、ひとえにその世界のビジョンの欠如の現れと言えるでしょう。
■
登録2009/08/23 15:26:18 更新2009/08/23 15:26:18
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/22
日常
インフルエンザ流行期
厚生労働省がインフルエンザ流行期入りを発表しました。大臣の記者会見をご覧になった方も多いと思います。
病院でも、前回の新型インフルエンザ騒ぎから、感染を嫌って不急の外来患者さんの数が少なくなったようです。
個人で出来る予防策として、もっとも効果あるのではないかと思うのは、規則正しい生活をして免疫力を正常にしておくことです。
以前ここに書きましたが、不規則な生活や無理なダイエットなどでストレスが過多になると、生体が緊急事態と認識をし、免疫力を犠牲にして全身を戦闘状態にします。
ずっと戦闘状態が続くと身体がぼろぼろになって、いわゆる生活習慣病を発症しやすくなり、また、一時的に低下した免疫力を正常に戻すには24時間かかると言われています。
外出から帰ったときのうがい・手洗いはもちろん
栄養と休養等バランスを整えて、安全な状態にあると本能を安心させましょう。
■
登録2009/08/22 09:06:51 更新2009/08/22 09:06:51
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/21
メンタルヘルス
逆も真なり
メンタルヘルスの講義というと、屁理屈のような心理学と、休養が大事だって話で終わりだろうと言う方がいらっしゃいますが、そういう方に「疲れたり病気の時に休養が必要なのは当然でしょう。元気な方にはどういう人が休養が必要な状態にあるかという認識を持ってもらえればいいのですよ。元気な方に必要なのは休養よりも緊張ですから」と説明すると納得されます。
何かがクローズアップされると、その一面だけが拡大解釈されて、さらにその教義に従っていないのは誤りだという、まるで学校の○Xの試験のような認識が広まってしまうと言うことがままあります。
■
登録2009/08/21 18:34:16 更新2009/08/21 18:34:16
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/20
メンタルヘルス
思い込み
人は自分の想像の中で生きています。と言ったら大げさに聞こえるでしょうか。
思春期になって、気になる相手が出来たときに、自分のなかであれこれと思い悩んだ経験はありませんか?
普段の生活でも、目の前の人が喜んでいるな、とか悲しそう、とか怒っているなと感じていますが、それは目の前の人の動作や表情、言葉の感じから過去の自分が経験した感情に照らし合わせて想像しているのに過ぎません。
よく「大変」とか「かわいそう」などという言葉を口にする人がいますが、それはその人にとってはそうであるのであって、その言葉をかけられる人からすれば「大きなお世話」であることも珍しくありません。
事実、目の前の人が何を考え、何を感じているかは目の前の人にしかわかりません。
言葉はそのなかのほんの一部です。
時には言葉よりも表情や沈黙が雄弁に物語ることもあります。
「私だったら、とても耐えられないくらい辛いんだけど、大丈夫?」というような語りかけ方のほうが、相手に対する自分の感情の押しつけが少ないということは分かりますでしょうか。
■
登録2009/08/20 08:31:45 更新2009/08/20 08:31:45
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
2009/08/19
メンタルヘルス
ぐずと呼ばれた子
カウンセリングは時として、少し立ち止まって物事を見ることの大切さを教えてくれます。
よくある相談ではありますが、お子さんの事でお悩みになっているお母さんが、「うちの子はぐずで」と表現される事があります。
最初は幼児の感受性の高い状態を指しているのかと思って聞いていると、どうもそうではなく、「ぐず」は「ぐずっている」のではなく「ぐずぐずしている」状態だと言うことに気がつきました。
「じっくり考えてから行動に移す事が多いのですか?」という質問をすると、たいてい的外れな「?」が返ってきます。
要は、お母さんが望むタイミングでてきぱきと行動しないため、お母さんの罵詈雑言がお子さんの頭から津波のように襲いかかり、お子さんが身動きが出来ない状態のことを「ぐず」とおっしゃっているようなのです。
お母さんから見ているお子さんの姿は、さしずめお母さんが操作しないと動くことが出来ないリモコン人形のようで、お母さんもお子さんも息が詰まりそうです。
そこからの展開はここでは省きますが、面白いことに「ぐず」と呼ばれていた子は、何年かすると親に相談もなく勝手に好きな子を決めて、いきなり婚約者を連れてきたりする「勝手な子」に変化したりすることです。
そうすると、今度は母親が口を出すと反発すると相談にこられたりします。
「ぐず」な状態も「勝手」な状態も、本質的には変わっていないということにお気づきでしょうか?
■
登録2009/08/19 09:41:46 更新2009/08/19 09:41:46
コメント
(0) |
トラックバック
(0)
次のページ >>
カテゴリー
静岡ブランチHOME
BLOG TOP
観光案内 (108)
グルメ (103)
旅行 (56)
健康情報 (7)
日常 (189)
お知らせ (14)
取材 (62)
メンタルヘルス (315)
ご挨拶 (3)
最近の記事
無粋の極み
夏だ! 火の国だ! 熊本だ! のお知らせ
沼津夏まつり開催中!!
狩野川花火大会開催中!!
古民家でゆったり 〜御殿場 石狩いわぶち亭のおもてなし その4
古民家でゆったり 御殿場 石狩いわぶち亭のおもてなし その3
古民家でゆったり 〜御殿場 石狩いわぶち亭のおもてなし その2
古民家でゆったり 〜御殿場 石狩いわぶち亭のおもてなし その1
スタミナ駅弁はいかが?
こんなデザートはいかが? 梨氷
灯ろう流し
楽寿園開園60周年記念&三島市フードフェスティバル
三島うなッキー 〜 ついに新発売! 三島発産学協同プロジェクト
スタミナUP!! かつ銀のみぞれ特厚厚切ロースかつ
相談されない原因
友人がいない?
労働力の減少
梅雨明けの香り
7月の富士山
今日も勝負中、つけ麺処くっちゃいな
沼津仲見世「葉月」でひとやすみ
七夕祭り@沼津
生シラス
助言はいいこと?
BLOG内検索
カレンダー
2009 年 08 月
S
M
T
W
T
F
S
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
BLOG TOP
翌月
プロフィール
産業カウンセラーは、心理学的手法を用いて、働く人たちが抱える問題を、自らの力で解決できるように援助することを主たる業務としています。
その仕事は、時代とともに変化してきました。創成期は高度成長時代の初期にあたり、地方から集団就職してくる若者の援助者として。高度成長時時代のピークには、OA革命に象徴される職場環境の激変の中における、メンタルヘルス対策の推進者として。そして現在は、リストラに苦しむ多くの人たちや、過度なストレスにより心身の不調をきたす人たちの良き理解者・援助者として活躍しています。
また、産業カウンセラーには、その学識、技能および素養によって段階があり、資格取得後も日々自己研鑽に励んでいます。
コメント
梅雨明けの香り
└
夏の香り
└
カブトムシ(^o^)
伊豆っぱこで行こう〜1100系さよなら運転
└
ワンマン運行だったんだぁ〜
└
そうなんです
はや夏の香り
└
★
└
こんばんは
気軽に楽しめる京懐石
└
★
└
こんばんは
活きている技術
└
お久しぶりです
「しっかり支えなさい」
└
そうだね。
└
日々変化
富士の高嶺に
└
雪解けはまだ遠く。。。。
└
水の旅
└
世界で一番美しい雪景色ですね。
静岡特派員熊本を行く その2 松島観光ホテル岬亭到着
└
素晴らしい!
└
素晴らしか
静岡特派員熊本を行く その1 三角(みすみ)駅
└
ようこそ 熊本へ!
YUTORIAN 修善寺ホテルの料理 その4
└
知りませんでした…
└
本当ですね(^o^)
トラックバック
沼津夏まつり開催中!!
└
沼津夏まつり花火大会で宴会
狩野川花火大会開催中!!
└
沼津夏まつり花火大会で宴会
さがみ湖イルミリオン
└
さがみ湖イルミリオンの画像たち。
YUTORIAN 修善寺ホテルの料理 その4
└
YUTORIAN修善寺ホテル格安温泉宿泊レポート。
冬はよく見えないのでご注意を
└
静岡の格安旅館
由比街道まつり
└
静岡 城下町 オタク ウォッチ/ご迷惑でしたらお手数ですが削除してください。
冬の動物?たち
└
アニマルセラピー
プラス思考
└
「プラス思考」という、イメージは?
田子猫の由来
└
田子猫さん、ログアップありがとでした^^コメントのお返事ですぅ☆
怒り方
└
怒り方
最近の画像
無粋の極み...
Photo Gallery 2009/08
過去記事
2012/08 (1)
2012/07 (23)
2012/06 (21)
2012/05 (28)
2012/04 (19)
2012/03 (8)
2012/02 (17)
2012/01 (26)
2011/12 (28)
2011/11 (22)
2011/10 (32)
2011/09 (22)
2011/08 (27)
2011/07 (25)
2011/06 (30)
2011/05 (25)
2011/04 (22)
2011/03 (7)
2011/02 (24)
2011/01 (29)
2010/12 (33)
2010/11 (26)
2010/10 (16)
2010/09 (20)
2010/08 (22)
2010/07 (14)
2010/06 (13)
2010/05 (12)
2010/04 (12)
2010/03 (16)
2010/02 (14)
2010/01 (16)
2009/12 (14)
2009/11 (18)
2009/10 (10)
2009/09 (15)
2009/08 (22)
2009/07 (18)
2009/06 (21)
2009/05 (19)
2009/04 (8)
2009/03 (13)
2009/02 (12)
2009/01 (24)
2008/12 (13)
pplog2 by Rocomotion
■
Today:191 / Yesterday:190 / Total:655581
すなわち、自分の経験を通して、目の前の人の感情や思惑などを「想像」したり、自分が簡単に出来ることは、相手も簡単に出来ると思い込みます。
しかし、「あたりまえ」に思っていたことが「あたりまえ」でないという体験をしたことがある人は、一歩下がった位置から自分と相手を見ることが出来るようになったりします。
例えば、目隠しをして歩くボランティアワークを体験した人、極限状態における本能の現れ方を体験した人、いつまでも一緒にいるはずの人を亡くした人などです。
「あたりまえ」は自分自身にしか当てはまらない公式だと言うことを、何かの機会に思い出せるといいですね。