冷えきった熊本の夜。打ち合わせと取材方々、明治１０年創業の老舗・水前寺 東濱屋（すいぜんじ ひがしはまや）に足を運んだ。

　同店には３０年ほど世話になっている。その当時は、現在の熊本近代文学館の処にあり、日本庭園を愛でながら座敷にて料亭料理を食したことを覚えている。・・・その時、本物の鰻の味を知ってしまい、ちょくちょく訪ねるようになった。

　それから現在の場所（熊本近代文学館の正面）に移転し、また久し振りに暖簾をくぐった。・・・店内ではどこかで見たような女性が、若女将として数人のスタッフを仕切っていた。何と、筆者が幼稚園時代から随分世話になった幼友達N氏、その従姉妹であることがすぐに分かった。

　今夜は店主から老舗の歴史や周辺の面白い話を聴きながら、極上の鰻重を食した訳だが、写真のように飴色の焼き加減が何とも言えず、その味わいは昔から全くブレが無い。・・・帰り際に、玄関に送りに出て来た店主と若女将。・・・これからも変わらず、熊本の名物食事処として頑張って頂きたいと思う次第。
　
【水前寺 東濱屋公式サイト】
　http://www.dandl.co.jp/higashihamaya/

　２０１０年に筆者が足を運んだ食事処の数ある中から、マンスリーの「一品料理」を挙げてみた。

　１月：熊本ホテルキャッスル 桃花源　／　オマール海老２種味
　２月：ステーキハウス 淀川　／　黒毛和牛
　３月：ホテルオークラ福岡　／　ハンバーグ
　４月：熊本ホテルキャッスル 桃花源　／　古典式杏仁豆腐血燕添え
　５月：Bros.よしむら　／　チョップドビーフステーキ
　６月：ホテル日航熊本 弁慶　／　雲丹の軍艦巻き
　７月：熊本ホテルキャッスル 桃花源　／　極上乾燥アワビのステーキ
　８月：松島観光ホテル岬亭 鉄板焼 杏布炉舎（アンブロシア）　／　黒毛和牛
　９月：旅館 松屋本館　／　フォアグラ
１０月：熊本ホテルキャッスル 桃花源　／　雲白肉（ウンパイロー）
１１月：オステリア ラツィオ（イタリアン）　／　カルパッチョ
１２月：和食 芳乃（よしの）　／　金目鯛の煮付け

　食事をする時には、ほとんどiPhone4を使用して撮影をしているのだが、自分自身がどれだけ食べて来たのか、記憶に無いほど写真が溜まってくる。

　今年１年間を振り返ると、予期もせぬ諸問題が度重なり、１年間を棒に振ったような気がする。よって、県外に足を運び取材をする事が皆無に近かく、グルメ通（仕事）としては歯痒い年となってしまった。

　来年からは気分的にも完璧にリセットを行い、皆さんが腰を抜かすようなグルメ情報を消費者の眼で捉えて行きたいと考える次第。

【アイアンシェフ公式サイト】
　http://www.iron-chef.net/

【ロゼッタストーン公式サイト】
　http://www.dandl.co.jp/

【D&L TV公式サイト】
　http://www.dandl.tv/

　自称グルメ通の筆者が、今年食べた料理の写真（極一部）をランダムに抜粋して、その中から勝手ながら２０１０年の大賞を決めたいと思う。

　今年１月から昨日まで足を運んだホテルやレストランは数知れず。・・現在、手元（PCの中）にある写真を見ながら、印象深い物だけを選んだつもりだが、ブログに入りきれるはずも無く・・・かなり漏れが有るのではないかと思いつつ、写真をピックアップしてみた。

　先ず、足を運んだ主な食事処は以下の通り。

熊本ホテルキャッスル桃花源・天ぷら 鶴八・熊本ホテルキャッスル 九曜杏・ホテルオークラ福岡・生蕎麦　森山・熊本ホテルキャッスル トゥール・ド・シャトー・Bros.よしむら・オステリア ラツィオ・ホテル日航熊本 弁慶・ホテル日航熊本 桃李・水前寺 東濱屋・上通レンガ亭・ステーキハウス淀川・居酒屋レストラン 華（アネッソマツヤ）・和食 山本屋・柳川 御花・和食 芳乃・松島観光ホテル岬亭・鉄板焼 杏布炉舎・鈴菜・都寿司・梅の花・寿司 稲穂・よしやホテル きらら停・ディンタイフォン・岡田珈琲・ラーメン こむらさき・下通　薮蕎麦・鳥料理 よしだ・龍の家　ほか多数

　筆者なりの見解だが、今年のグランプリは写真（上）の熊本ホテルキャッスル 桃花源「乾燥アワビのステーキ」だ。その柔らかさといい、癖の無さといい・・・クオリティの高さは筆舌に尽くしがたい。

　珍味でも写真（中）の通り、同ホテル 桃花源の「フカヒレ姿煮込み湯麺」、「馬の抗癌と豚の小袋のスープ」と続く。また、１１階にあるトゥール・ド・シャトーの「ウサギの肉とトリュフ」は低温調理でサーブされ、さっぱりと繊細な柔らかさを提供してくれた。

　その他、突然オーダーした中国粥とそのトッピングの楽しさ、又先日D&L TVクリスマス特番に選んだ鳥料理のよしだの「鶏の丸焼き」は特筆に値するものである。

　※写真（下）はランダムに選んだ料理（筆者の自作なんちゃって料理も含む）

　ちなみに料理の取材は２００９年が圧倒的に多く、全国の有名な鉄板焼、フレンチ、中国料理等の写真が数千枚あるので、それも後日でも整理してシェフの心のこもった一つ一つの料理のご紹介をしたいと考えている次第。

【ゴチです。公式サイト】
　※最近手抜き気味
　http://www.gochidesu.com/

【アイアンシェフ公式サイト】
　※全国の有名鉄板焼料理人やフレンチ、中国料理のシェフたちを紹介
　http://www.iron-chef.net/