筆者とMINIとの出逢いは、十数年ほど前のROVER MINIの時に遡る。メイフェアというグリーンのミニ。ひょうきんな雨蛙のようなセカンドカーとして、日々活躍していた。

　しかし、当時のROVER MINIの足回りは固いゴムまりがショックを和らげる仕組みとなっていた。凹凸の酷い悪路を走ると、天井に頭を打ち付けるくらいピョンピョン蛙であったのだ。たまにはオイル漏れなどを起こして、持ち主を困らせたりもした。



　それから数年経った今、目の前にあるのはBMW社が開発しているMINI。当時のROVER MINIより数段サイズも大きくなっているが、伝統的なコンセプトは継承されつつも、更に洗練されたお洒落さを十二分に注入している。若い人からお年寄りまで、誰にでも似合ってしまう不思議なビークル（vehicle）でもあるのだ。

　現在のMINIを簡単に解説すると、「可愛い・お洒落・パワフル・凄い・タフ・便利」と言ったところであろうか。時には宝石のように見えたり、又ある時は野生のチーターのように走る俊敏さも持ち合わせている。



　最近はリアが観音開きのものも発売されており、そのユニークさは数あるビークルの中でも突出している。いつでもどこでもピクニック気分のMINIは、ファーストカーとして、セカンドカーとしても家族のように馴染んでくれるのではないか。

　次世代のMINIがどのように進化するか、またまた楽しみなところである。・・・久し振りにMINIで突っ走りたくなった。・・・アデルカーズで試乗車体験に行く事にしよう！

【アデル・カーズ オフィシャルサイト】
　http://www.adelcars.com/