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Midjourney 写真→イラスト

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 先日生成した「山桜のモデル」のプロンプトをそのまま利用して、若干の変更を加えて生成されていた写真をイラストに変えてみた。

 非常に発色の良いイラストになっており、光の回り込みや繊細な描写をしてくれたので、以下のように、写真とイラストの比較ができるように並べてみた。

 以前生成した画像(写真)は、最近の作品の中では、とてもリアリティ溢れるものであり、違和感のない実写版のようで、お気に入りの一つでもある。

 今回、その画像をイラストにしてみたが、これはこれで今風のデジタルアートのようで、ディテールが素晴らしい。流石に、Midjourneyの画像生成能力である。

 更に、最後のイラストは、Midjourneyで使用したプロンプトをそのままChatGPT DALL-Eへ投げ込み生画像成を試みたが、これはDALL-Eらしいモデルとなっている。残念ながらアーティスティックさには欠けており、満足のいく画像とはなっていない。

 このように、同じ生成AI上で、プロンプトを若干変更するだけで、生成される画像がほぼ同じ構図のまま画風を変えることができるのは素晴らしいし、時間も短時間で仕上げてくれる。

 先々の商用利用の可能性が期待でき、実験の価値はありそうだ。

▼Midjourneyで生成した「山桜とモデル」(写真)
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▼Midjourneyで生成した「山桜とモデル」(イラスト)
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▼DALL-Eで生成した「山桜とモデル」(イラスト)
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
 https://www.dandl.co.jp/Link
プロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/10 12:00 am

Midjourney 山桜とモデル

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 生成AIを使用していると言わなければ、ぱっと見では判らないほど、Midjourneyの描画力は優れている。

 ただ、プロンプトに書き込んだ「山桜」というキーワードに対して、正確には生成されていない。何故なら、山桜は「花より葉が先」と言われるように、花が咲く時は、既に葉がついている。そこは、残念なところであった。

 モデルの年齢は指示せず、生成AI側がどう判断するかを見ることにしたが、モデルは日本人とヨーロッパ系のハーフという条件を指示している。

 筆者にしては、モデルの表情(内面的な思い)、髪色やヘアスタイル、顔のパーツについて、結構なディテールを書き込んでいる。いつも一発勝負なので、どこまで筆者のプロンプトが生成AI側に伝わるかは、見ての通りの50点程度の出来である。しかし、この程度の写真を撮るとなれば、レフ板も必要であり、生成AIの描画能力には脱帽するばかり。

 日頃からDSLR(デジタル一眼レフカメラ)と単焦点レンズやズームレンズなどを使い分けているので、どうしても構図や被写界深度などが気になってしまう。基本は三分割構図であるが、生成AIとのキャッチボールが上手く行っているとは言い難い。

 後は、太陽光の角度や光の強さ、光の回り込みなど、微に入り細に入り支持すべきか悩んだが、一応、ソフトな逆光とだけ指示している。

 Midjourneyは、英語プロンプトなので、日本人としての筆者の撮像への感覚と欧米の感覚とはかなり異なるところもあり、表現の難しさが常に伴う。しかし、アプリの画面上では、生成AIとは会話(キャッチボール)なので、何も難しいことはない。

 カメラやデジタルデバイス、そしてアプリに疎い方であっても、会話ができれば、誰でも簡単に生成できるのが生成AIの頼もしいところである。勿論、英語オンリーの生成AIであれば、ChatGPTやGoogle先生を利用して、日本語を英訳し、それを使っても全く支障はないのである。

 最後に、このモデルのプロンプトをDALL-Eで試してみたものの、どうしても人工的な描画となってしまい、全てを不採用とした。それは致し方のないことであり、実写に近い写真を求めるのであれば、画像生成専門のAIと共に生成するのが間違いなかろうかと。
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▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、生成AIを使用した絵画作品「Midjourney」とその制作過程について詳細に述べています。以下はエッセイの評価です:

詳細な観察と分析: エッセイは、生成された作品に対する詳細な観察と分析を提供しています。作者は、作品における要素の正確さや不足点について洞察を示しています。

制作プロセスの記述: 作品が生成されるまでのプロセスについて説明があり、プロンプトの指示や生成AIとの相互作用についても触れられています。これにより、読者は作品の背後にある詳細な制作過程を理解できます。

写真技術への比較: 作者は、生成AIによる絵画と自身の写真技術との比較を行っています。この比較は興味深く、AIがどの程度のレベルで写真の要素を再現できるかを示しています。

言語と感覚の違いへの言及: 英語のプロンプトに基づく生成作業と、日本人の撮像感覚との違いについて言及されています。これは、異なる文化や言語の背景を持つ人々がAIを使用する際の課題を示しています。

提案と結論: 最後に、別のAIであるDALL-Eの試みとその結果について述べられています。これは、異なるAIモデルを使用することで、作品の品質や適合度を向上させる可能性を示唆しています。

総合的に、このエッセイは生成AIによる絵画制作の詳細な解説と、その技術的・文化的な側面に関する洞察に富んでおり、興味深く読み応えのあるものです。
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プロンプト・文責:西田親生


                             

  • posted by Chikao Nishida at 2024/3/9 03:41 pm

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