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冬の入り口

fuyunosora



 九州、熊本も冬へ向かってまっしぐら。澄み切った空の下では、植物たちが冬支度。小さな我が家の庭にも、一斉に芽吹くもの、実を付けるもの、枯れ落ちるもの・・・と、いつの間にか冬の入り口に来てしまったようだ。

 小さな庭には、金柑、南天、山茶花、黒竹、孟宗竹、蘭、さつき、ツツジなどがある。・・・時には金柑を摘み取り甘露煮にして、小さな自然の恵みを得ているが・・・父がこの世を去ってからというもの、今まで庭など見廻すこともなかった筆者が、日々、庭にある植物たちの表情が気になるようになった。

 本日はNIKON D800にSIGMAの50mm標準レンズを装着し、庭を見廻りながら撮影したのだった。数日前に撮影したばかりだが、既に金柑は色付きはじめ、山茶花もびっしりと花芽が付いており、ぼーっとしている間に、植物たちはしっかりと規則正しい生活をしているのであった。

 ・・・

 写真撮影の醍醐味は、その被写体に注がれる光の反射光、屈折したり透過する光の演舞を目の辺りにする事である。水晶玉のように研ぎ澄まされた大口径のレンズに飛び込んで来る被写体の姿は、どれ一つを撮っても同じ写真は撮れはしない。・・・光を感じ、風を感じ、そして、被写体の息吹を感じながらの撮影・・・瞬く間に500枚以上撮影してしまった。

 冬の入り口にあたり、僅かな時間であったが、我が家の小さな庭との語らいが出来た事に感謝する次第。・・・先祖から受け継いだ小さな庭・・・。


▼金柑
kinkan


▼南天
nanten


▼山茶花
satsuki


▼石燈籠(福岡県八女市)
ishidoro



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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/23 01:59 am

50mm単焦点標準レンズ

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 一眼レフを始めた頃は、本体に附属しているズームレンズ一本(セット販売のカメラ)だけで撮影をしていた。・・・しかし、今思い起こせば、割安なのは良いが、その暗いズームレンズを一所懸命弄りまくっては、首を傾げながら撮影していたような気がしてならない。

 今回ご紹介するのは、「SIGMA 50mm f1.4 DG HSM EX」という、50mm単焦点の標準レンズだ。前玉が大きく、フィルタ径は何と77mmもある。周辺の光を拾い集めて、野外での高速シャッターは勿論の事、暗がりでもフラッシュ無しで楽々撮影できる明るいレンズである。

 本日の被写体は、庭にある赤松と黒竹、そして水玉。絞り開放でとこまで表現できるかを試してみた。写真のように、針のように小さな松の葉と、その先端にぶら下がる水玉。マクロレンズであればどのような接写でも堪えうるが、標準レンズでどこまでディテールを収めきるかの実験である。

 カメラ本体はNIKON D800を使用しているので、画素数は全く問題無い。しかし、曇天の中、このレンズとの相性がどうなのかを見極めたかったので、ありとあらゆる角度から赤松の葉と水玉、そして背後にある黒竹を重ねて撮影して行った。

 単焦点レンズは美しいぼかしの面白みがあり、そのぼかしがきめ細やかで完璧に近いアーティスティックな写真が撮れると、大満足となってしまう筆者である。・・・今日の出来映えは、50点。自分なりに納得の行くような、究極の写真が撮れるまでには、相撲で例えれば序二段といったところなので、道のりは遠い。

 因みに、明日はクライアントの取材の予定が入っている。マクロ、標準、ワイドと使い分け、出来るだけクライアントニーズに合った写真を沢山撮影し、同クライアント公式サイトの素材として活用できるようなものを撮影したいと気合いを入れている次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/19 05:26 am

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