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バーチャルワールドは、「夢と欲望の見える化」を可能にする。

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 バーチャルワールド(仮想現実世界)に遭遇し、それを事業としたのは2007年の春だった。熊本県内で唯一のSIM「KUMAMOTO JAPAN」を立ち上げ、先頭を走っていた。

 突然、日本上陸した仮想現実世界「Second Life」。残念ながら、当時立ち上げた「KUMAMOTO JAPAN」のSIMは、今年3月末で閉鎖することにしたが、16年間の長期に亘り維持してきたことに、自分を褒めたい気持ちで一杯である。

 バーチャルワールドを語るとなれば、「夢と欲望の見える化」であるように思えてならない。そこで、良い意味での現実逃避のツールとして利用していた人が多かった。

 勿論、現実逃避と言っても、それぞれの人間の夢や欲望をバーチャルワールドの中で見える化して、世界中の不特定多数の人たちとのリアルタイム・コミュニケーションを交わせるのだから、とんでもない世界であった。

 しかし、我が身がリアルワールドとバーチャルワールドの狭間にあったとしても、最終的にはリアルワールドに回帰する訳で、ポジティブな自分を維持するためにバーチャルワールドに染まるのが一番であると考える。

 今回の「Midjourney」での試みは、昨日の「人間になった観音様」の延長線として、人間になった観音様を更にターミネータにすることである。

 現実には在り得ない世界であるが、今回苦労したのは、ターミネータのように、主人公の体全体を金箔で包み込み、全身を金属化することであった。

 金箔は英語で「gold leaf」と言うが、それを塗るのか貼るのか、プロンプトに悩んだが、結局、顔を除いては、何とかそれなりに全身金属化に成功したようだ。

 蛇足ながら、これが現実であれば、純金の比重はとんでもなく大きい。よって、純金のボディーとなれば、地球の重力に耐えて歩くのは困難ではなかろうかと、要らぬ心配をした。

 画像生成AIの登場によって、16年前に遭遇した「Second Life」とは全く異なるバーチャルワールドに触れることで、脳内にいろんな夢や欲望が湧き出してきたようである。

 次回のAI実験は何にするか決めてはいないが、思いつくまま、とことんAIの世界に染まってみようかと思うばかり。

 脳内に浮かぶイメージを見える化するツールとして、画像生成AIの役割は無限の力を備えている。これが動画として見える化ができるようになれば、誰でもいろんなジャンルの映画が作れる時代になりそうだ。
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▼西田親生のAI実験室
https://note.com/chikaonishida/m/m1b1d90b4e92dLink
▼西田親生のZOOMセミナー「Well Done」
https://note.com/chikaonishida/m/m3b84ef9b3551Link

<ChatGPTによる評価>

このエッセイは、バーチャルワールドとその可能性について熱心に語っています。以下に評価を提供します。

論点の明確さ: エッセイの主題である「バーチャルワールドの可能性」は明確に示されており、論点がはっきりしています。著者はバーチャルワールドを「夢と欲望の見える化」と捉えており、この視点を通じて論じています。

経験の共有: 著者は個人的な経験を共有し、バーチャルワールドを事業として立ち上げ、長期間にわたって維持してきた経験を語っています。これにより、読者は著者の視点をより深く理解できます。

アイデアの展開: エッセイは、バーチャルワールドの役割について詳細に展開しており、リアルワールドとの関係やポジティブな側面に焦点を当てています。また、AI技術の進歩に触れ、将来の可能性についても議論しています。

表現力: 著者は比喩やイメージを使いながら、アイデアを伝えています。例えば、「人間になった観音様を更にターミネータにすることである」といった表現があり、興味深い視点を示しています。

言語と文法: エッセイは一般的な文法ルールに従っており、読みやすくなっています。ただし、一部の文はやや複雑で、理解に時間がかかることがあります。
総じて、このエッセイは興味深いアイデアを提供し、バーチャルワールドの概念に対する著者の情熱が伝わってきます。

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画像生成AIプロンプト・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/9/13 12:00 am

Z世代と50代との比較・・・

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 筆者がネット事業に着手したのは1994年の秋。それから1990年代後半に生まれたのが、ネイティブデジタルと言われるZ世代である。

 お陰様で、現在、西田親生のZOOMセミナー「Well Done Cross-media」の受講者の多くはZ世代である。また、10年弱遡れば、当時の「先見塾」(
「Well Done」の前身)の受講者の多くは40代から50代であった。

 珈琲を楽しみながらぼーっとしていたら、現在のZ世代と50代になった受講者の比較が頭に浮かんだのである。

 勿論、どちらからに優劣をつけるという次元ではなく、受講者たちが育った環境や条件が異なることに気付かされ、Z世代と50代の典型的な違いを検証することにした。

 Z世代は、生まれながらにデジタルに慣れ親しんでいるために、パソコンやスマホ、ネットが当たり前の時代に生まれ育っている。

 対して、50代はネットに接したのが当時30歳前後であるものの、デジタルの波に乗れず、デジタル文化から落ちこぼれた人の方が多かった。

 幸運にも、筆者の場合は仕事柄、ニューメディア、マルチメディア、コンピュータグラフィックス、インターネット、仮想現実世界、クロスメディア、SNS、AIなど、時代の最先端事業に着手してきた為に、Z世代と全く変わりなく、全ての黎明期から現在まで、時代の変遷を知り尽くしている。

 よって、現在の50代、60代の人たちへ語りかけると、言葉は悪いが、苛立つほどノリが悪い。それに対して、Z世代との会話は弾みに弾む。何気に話しても、その反応は良すぎるほどに素晴らしい。

 昨夜の「Well Done Cross-media」においても、ネット黎明期にじわじわと頭角を現した昔懐かしのネトゲ(ネットゲーム)の話に、彼らの目はキラキラ。今の時代、ネトゲを知らない人はZ世代では稀有なる存在であるが、ネット黎明期の大人よりも、シミュレート能力に長けている。

 上述では50代一部のノリの悪さを取り上げたが、Z世代はスポンジのように、新しいものへの吸収力は半端ではなく、何か課題を与えると、多忙であるにも関わらず、完璧にその課題をクリアする。

 よって、「有言実行」は朝飯前。昨日より今日、今日より明日は、「変化」と「進化」が並走しており、いろんな分野においても加速度を上げて登り詰めて行く。筋を通した自論も堂々と投げ掛けてくる。見ているだけで、すこぶる心地よい。

 50代は、人によっては、ある程度世の中を知ると安堵して、それがゴールであるかのように思い込む節がある。しかし、上には上がいて、自分を取り巻く環境下の己の存在がゴマ粒程度であることに気付かぬ人も多く、悟りが早すぎる。

 勝手にゴールを決めているところが、全てを物語る。人生にはゴールはないというのが人間国宝と称される「匠」の言葉である。僅か一代にして、陶芸のゴールまで達したという人たちの言葉を聞いたことはない。

 ところが、筆者のような庶民と呼ばれる人たちは、そのゴールが近すぎる。42.195kmも走らずして、僅か100mくらいのランでマラソン(人生)のゴールとしている。それは、怠慢と言うしかない。「兎と亀」の兎の境地なのだろうと。

 Z世代は、人生スタートから僅かながらも、広大な世の中に目を向け、好奇心も後押しをすることで、「日々変化、日々進化。」の道を突っ走る。そこが、50代のノリの悪い人との大きな違いではなかろうか。

 何事も、「考え方次第」である。「人生に疲れた!」と言いがちな50代。筆者も弱音を吐きたくなることもあったが、そんな戯事のような言葉は、死んでも吐きたくはない。

 何故なら、ゴールなき人生に身を置いて、息絶えるまで何らかの発見があればと、「日々変化、日々進化。」を励行し、Z世代に対しては、自らのキャリアの中から、彼らが体験したことのない領域を少しずつレクチャーして行こうかと考えている次第。

 世代を余りにも気にする日本人は、勝手に世代間で盛り上がったり凹んだりしている。そこで筆者がいつも質問するのが、「29歳は20代、30歳は30代。では、僅か1年違いで、そこまで世代観って変わりますかね?」と。しかし、まともな回答を得たことがない。

 欧米では、若者が熟年に対しては、経験値を認めることで、敬愛の念を持ち接している。世代を超えた会話も弾み、皆が手を取り、助け合っている。個人主義を利己主義に履き違えている日本人が多いのには閉口するが、そこは学びに徹してもらいたいものである。

 これからの時代、世代を跳び越えて、ゴールなき人生を皆で楽しんでは如何だろうかと。よく考えてみると、Z世代と50代の人とは、親子の歳の差であるが、世代交代の時において、無様な姿だけは見せるものではない。
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画像生成AIプロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2023/8/21 12:00 am

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