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真偽を見極める、これ大事。

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 世の中には虚偽は溢れている。真実よりも虚偽が圧倒的に罷り通るのが、この世の中である。マスコミの報道を見ていると一目瞭然となるが、何とも理解し難い。

 自然体にてまっすぐ歩む人は、真実を好む。ところが、自分自身しか見えない視野の狭い人は、自身に不都合なことをひた隠すために、それに蓋をして虚偽を発する。

 真実は、ある時は善人を助け、ある時は悪人を責めることもある。虚偽は、善人に危害を及ぼし、悪人に加担することもある。

 真実を語る人は、言い訳をすることはない。虚偽を語る人は、言い訳を武器として闘わねば、虚偽が暴露される。だから、必死に虚偽を連発する。

 世渡りをする中で、「嘘も方便」と言いながら、いつの間にか、自分自身が虚偽に埋まってしまう人もいる。これが、一番怖いことである。底なし沼のように、虚偽から抜け出すには相当な人間改造が必要となる。

 責任逃れのために虚偽を発し身を守ろうとするが、反面、周囲にその虚偽の火の粉を撒き散らし、迷惑三昧を繰り返す。

 大切なことは、先ず、真実と虚偽を如何に見分けるかである。真偽を見極める眼を持つことである。

 虚偽を武器にして闘っていると、どんどん人相も変わってくる。悪い方に変わってくる。目つきや表情が、虚偽に手を染める前とは別人のように豹変する。

 大人になって、歳を重ねるほど形相が変わるのは、好ましいとは言えない。よって、真実をモットーに世の中を渡り、常に自然体であることが、波風立たずに穏やかな人生になりはしないか。

 虚偽を拡散するのは、実に簡単なことである。しかし、真実を拡散しようとしても、虚偽に潰されることもある。それは、虚偽を好む人間の方が圧倒的多数であるからだ。

 虚偽を虚偽であると証明するには、真実を真実であると証明するよりも難しい。真実は一つを語ればそれが真実であるが、虚偽が虚偽であることを証明するには、その数倍、数十倍の証拠固めが必要になってくる。

 ジャーナリズムは、そこで大きな役割を果たすことになる。しかし、このジャーナリズムを押し潰す独裁国家も多く存在している。

 皆さんがご存知の通り、独裁国家では虚偽のオンパレードが常態化している。僅か一人の独裁者のために、多くの国民が犠牲になり命を落とす。腹立たしい光景として、居た堪れなくなってしまう。

 しかしながら、虚偽で身を固めるような、さもしい人生を送るものではない。できることなら、人生において自然体で真実を手にしている人たちとの語らいを大切にしたいものである。
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2023/10/22 12:00 am

現在のマスコミ情報には、「やらせ」や「虚偽情報」が混在している。

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 昔から問題となっていたのは、「広告段数により広告主を優先する」という偏ったものだ。そこには、広告主の実態とは掛け離れ、美化された情報のみが掲載されることもあり、信憑性のない記事が混在することになる。

 勿論、マスコミと雖も、会社経営には変わりなく、広告主なしでは運営は不可能である。よって、その情報に信憑性があるのか否か、また、「公正中立」なるスタンスであるべき「ジャーナリズム」の存在があるのか否か。そこが重要なポイントである。

 テレビコマーシャルやインフォマーシャルを拝見すると、如何にも凄い人物のように、また、素晴らしい施設のように放映されるが、実態とはかなり異なる情報としてビジュアル化されており、虚偽情報も組み込まれていることも多い。

 先般、あるテレビ番組に出演した人物がぼやいていた。「台本を見ると、事実とは異なるところがあるので、内容を変えて欲しいと言うと、間に合わないのでこの台本通りで進めますと言われ、困惑しました。」と。

 民放全国放送番組において、台本に事実と異なるものが書かれていると言うのは「やらせ」でもあり、番組側に都合の良いものであったり、出演者が納得しないような内容を組み込むなんぞ、本末転倒である。

 マスコミは、「ジャーナリズム」を核として、社会事象を正確に世に伝え、弱者救済を中心に真実を伝えるのが重要な役割である。また、「世直し侍」として、世に蔓延る諸悪の根源を断つことにある。

 しかしながら、最近の記事を拝見すると「こたつ記事」が散在し、世直しどころか、広告主優先の情報展開に成り下がってはいないか。「ジャーナリズム」が欠落したマスコミを、巷ではマスゴミと揶揄されるように、そのレベルでは情報の信憑性はなく、広告収入に傾くマスコミはその役割を果たすことはない。

 JAROなどの監視団体はあるものの、機能不全となっているだけの話で、世に蔓延る不正行為、違法行為、迷惑行為、やらせ、誇大広告などが後を絶たないのは、如何なものかと思うばかりである。

 また、刑事事件としてはマスコミと警察との連動が重要ではあるが、事件事故防止という観点にて、マスコミが社会浄化のために積極的に動かねば、世の中に蔓延る諸悪の根源を断つことはできない。

 一般的には、警察が動き事件となり、初めてテレビ局などが動き出すけれども、それは「ジャーナリズム」とは言えない。新聞社の社会部も然り。「火のないところに煙は立たぬ」であり、ジャーナリストは徹底して裏を取り、社会正義のために突進するが逞しくもあり、理想像ではなかろうか。

 マスコミにおける「ジャーナリズム」の欠落は、世の中をダメにするばかりか、世に蔓延る諸悪の根源は加速度を上げて増大して行く。

 最後に、新聞紙面を読む場合、「記事」と「記事体広告」とは全く異なることを、読者は把握しておかねばならない。よって、「記事体広告」は「記事」と同様に、高い信憑性が求められることになる。

▼西田親生の辛口コラム「呑舟の魚は枝流に游がず」
https://note.com/chikaonishida/m/m14d5ce97aca6Link
▼理不尽なる蛮行
https://note.com/chikaonishida/m/m31863b574fb6Link
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写真・文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/8/29 12:00 am

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