ロゼッタストーンBLOGニュース

　昨日は、恒例の先見塾を熊本ホテルキャッスルにて開催した。今回のテーマは、塾生が保有するパソコンやスマホなどを使い、複数のアプリを駆使して、如何にストラテジックな活用ができるかを解説し、実演した。

　ネット時代となり、既に約２３年が過ぎ、現在はSNSが台頭し、完璧なるユビキタス時代となっている。この恵まれた環境下で、フェイスブックやインスタグラムなどを使い、不特定多数の人々に披露し、自己満足するばかりに傾注するのは、実に勿体ない。

　先見塾では、自己管理（頭の整理と脳みその垢落とし）を中心とした、効率の良い情報収集と蓄積、更にはデータ解析を行いつつ、戦略的業務展開へのベクトルを強く推し進めている。勿論、複数アプリの連動が大前提となるが、全てのデバイスをシンクロさせ、ストラテジックなツールとして、如何に使い切るかのノウハウを学んでいただいている訳である。

　周囲を見回すと、ほとんどの方々は、単純なアプリ使用で安堵しているが、そこまでパソコンやスマホ、タブレットは万能ではない。ハードがどんなに優れていても、そのOS上に乗っかる優れたアプリをフルに活用してこそ、目的を達成できることになる。時には数種アプリの編隊飛行のように、一つの目的に向かって、高速かつ一直線に飛んで行かねばならない。

　よって、クロスメディア時代を常にマクロ及びミクロに捉え、自らのパワーアップの為に、目を瞑っていても、アプリを束として使えるように指導している次第。何事も、「人並みにできれば十分！」というような、やる気のなさや軽さが通用するような仕事は一切ない。一つ一つの基本をしっかりと身につけてこそ、初めて、未知の領域に足を踏み入れる事ができるのだから・・・。

　
▼先見塾副読本「如水」（１巻〜５巻）

▼イメージ写真：ブルーインパルスの編隊飛行

▼先見塾ランチ：同ホテルの「肥後てまり膳」

◎ロゼッタストーン公式サイト（since 1995）
　http://www.dandl.co.jp/

情報解析情報分析情報発信の手法ハードウェアソフトウェアヒューマンウェア戦略的発想先見塾

posted by Chikao Nishida at 2017/7/19 02:23 am

３月２日の先見塾・・・

▼熊本ホテルキャッスル　四川料理　桃花源の個室にて

　昨日、３月最初の先見塾が、熊本ホテルキャッスル四川料理桃花源（個室）にて開催された。

　インフルエンザで欠席者も居たが、写真下の豪華ランチを食し、今回のテーマである「治水事業と孫子の兵法」、「如水について」、更に、現在各人を取り巻く環境の改善についての報告も含め、レクチャーを行った。

　「治水事業と孫子の兵法」では、二千年以上も前の中国四川省成都盆地における李冰親子の治水事業や、武田信玄と加藤清正の治水事業と石高などについて語った。

　「如水」については、変幻自在な水の特性や、人との距離感と接し方など、人間学を中心とした内容であった。各自の表情で分かるように、皆、真剣そのもの。また、いろんな問題に直面し、それを一つ一つ解決して来た各自の自信のようなものを感じた３時間だった。

　そもそも先見塾は、筆者が２０１１年に開塾したものだが、IT総論各論、ホテル文化と食文化、パソコンの基礎から応用（Macのアプリ三種の神器の裏技活用法）、オプションで写真撮影法、英会話、新商品開発（ブランディング）、メニュー開発など、社会人として大抵の人間が不得意とする分野を克服する為の、自己研鑽の学び舎である。

　最初は取っ付きにくいのかも知れないが、塾生間の信頼関係が育てば、互いに切磋琢磨するようになり、輝く人生の為に、気合が入ってくると言うもの。その切っ掛けは、人それぞれ。気楽に遊び感覚の中で、実は、人生にとってすこぶる重要なものを学習する仕組みとなっている。

　・・・それに気づいた塾生は、数ヶ月後に目の色が変わってくるのである。

　今回も、十数年の悪循環を解消した塾生が居た。時間は掛かったが、自らの立ち位置、身の丈、そして、近未来の己の姿がしっかりと見えて来たのではないか。表情も以前とは別人のように余裕があり、懐が深くなりつつある。筆者にとっては、この瞬間がたまらなく快感となる。

　人間・・・学ばざる者の人生は一生低空飛行だが、学ぶ者の人生は色鮮やかなものとなるに違いない。