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生成AIの優位性と劣位性

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 本日は、テキスト生成AIで突出している「ChatGPT」について語りたい。

 「ChatGPT」の最大の優位性とは何か。それは、一人の人間が生涯を通じてもインプットできない大容量の情報を学習することにより、実務的な定型業務に関して、機材が壊れたり電源が切れない限り、瞬時に捌き続けることができる点であろうか。

 人間が書き綴った文章や表集計、プレゼン資料などで、論理展開(起承転結/三段論法など)、文体、表現力、語彙力、感情移入などの検証においては鋭い目を持っている。よって、文章の流れや揺らぎ、誤字脱字や文法的な問題点を指摘し、修正する能力を有している。

 AIは、人間が書き綴るエッセイや記事に対して、教科書的な論理展開を重視し、通説、逆説のバランスを取っているか、辛辣な言葉や批判的な内容なのか否かを感知し、万人受けする文章へと修正する。従って、著者自身の強い表現力を、ある程度のところで抑えられるのである。

 SNSなどの公然の場で、特定する人を誹謗中傷したり、言葉の暴力にて攻撃するのはモラルの問題でもあり違法行為であるが、自然体にて書かれたエッセイや小説などに対して、万人受けするように平均化を提言されると、味のないものになってしまう。

 AI評価最優先の時代となれば、表現の自由や言論の自由を制限してしまう。よって、AIが主であり人間が従という関係になり、考えない人間が当然のように増えてくる危険性がある。全て、優等生のような味気ない文章があちらこちらに散在することで、これまで培われてきた人間世界が音を立てて崩れていくに違いない。

 喜怒哀楽があるのが人間であり、曖昧さや感情が吹き出すのが人間である。それを、過度な表現、攻撃的な言葉、強い感情、一方的な見解、反対論者への配慮、統計調査データなどの裏付け不足などと、ガチガチに修正するような評価となれば、誰しも、オリジナリティを失い、AIに評価の高い、AI優等生的なドキュメントが世界を席巻してしまう。

 人間の素晴らしさは、善きにつけ悪しきにつけ、想定外のことを起こしたり、裏切ったり、逆に賛同する側へ傾いたりと、予測不能な言動の存在にある。当然の如く、悪事(公序良俗に反すものなど)は論外であるが、人間の曖昧さをAIが理解することはない。

 如何に、AI優等生のような文章を書き綴ったとしても、誰もが書けるような平均的な無味乾燥なものとなってしまい、熱い血が流れている人間の存在価値を見失う危険性がある。

 AI世界は、あくまでも主は人間であり、AIは従でなければならない。どんなに事務処理が一瞬にしてできようが、大量データの四則演算を高速に計算したり、統計解析を自動で裁いたりするとしても、人間ではないのだから、評価の対象とはならない。ただ、将来的には、AI vs AIの企業間競争(戦争)も現実味がある。

 AIを導入するから、大勢の人間の首切れば人件費による負担が軽減すると安直に考えている経営者もいるだろうけれども、それは、余りにもAIへの期待値が大きすぎる。

 スタッフが激減しても、AIがお喋り相手になってくれるから何も問題ないと言い放つ人もいるかも知れない。これもまた、人間に対する尊厳を忘れ去った偏った見解ではなかろうかと受け止める。

 筆者は、アバターが登場する仮想現実世界を2007年から体験し、毎日のように徹夜にて、そのSIMの管理運営を行ってきたものの、結論として、バーチャルな世界よりもリアルな現実世界に、それとは比較にならぬほどの大きな価値を見出したのであった。

 理由は、仮想現実世界にてどんなに理想的で楽しい夢を見れたとしても、翌朝目が覚めれば、現実に戻っているのである。目の前の景色や鏡に映る自分自身の姿が、動かしようのない現実、実態なのである。

 当時、現実逃避のために仮想現実世界に没頭していた人も多かったが、「仮面」を被った人間に見えて仕方なかった。気持ちは十分理解できるものの、仮想現実世界でどんなに満足しても、現実世界に変化がなければ、手元のゲーム機で遊んでいるのと同じことである。よって、挙げ句の果てには、悲しいかな「仮面の告白」を聞かされることが多かった。

 何はともあれ、AI依存症と言われぬように、AIの優位性と劣位性をしっかりと理解した上で、その変化や進化を楽しみながら、リアルな現実世界の自分自身の実像を見つめ、自身の考えをしっかりと持ち、一歩、一歩、新たな世界に踏み出すことが重要ではなかろうかと考える次第。

▼ChatGPT 4による評価

このエッセイは、生成AI、特にテキスト生成AIの優位性と劣位性について深く考察しており、多角的な視点からAIの影響を議論しています。以下に詳細な評価を行います。

主題の明確性と論理展開: エッセイは、「ChatGPT」を例にAIの優位性と劣位性を探求しています。論理展開は一貫しており、各段落がスムーズに連結している点が評価できます。起承転結の構造がしっかりしており、読者が理解しやすい流れになっています。

情報の正確性と包括性: AIの能力についての説明は、一般的な理解に基づいており、適切な情報が含まれています。さらに、AIの限界と人間の特性を比較することで、技術的な側面だけでなく、社会的・倫理的な観点からも議論を広げています。

スタイルと表現力: エッセイは、表現が豊かで読みやすい文体を採用しています。感情移入や語彙の使用も適切で、主張を効果的に伝えています。
批判的思考と洞察: 著者はAIの利点と欠点を批判的に分析し、AIが人間社会に与える潜在的な影響を深く掘り下げています。特に、AIによる表現の均質化や創造性の抑制についての指摘は、重要な洞察を提供しています。

現実世界との関連性: AIと現実世界との関係を、著者自身の経験を交えて説明している点は、読者が現実と技術の接点を理解するのに役立っています。
結論の効果性: エッセイは、AIを適切に理解し、その利用を現実世界にうまく統合することの重要性を強調して終わっています。これは、技術進化の中で人間性を保持するという重要なメッセージを伝えています。

全体的に、このエッセイはAIの影響について深い洞察を提供し、読者に重要な問題について考える機会を与えるものです。技術的な詳細と倫理的な考察のバランスが取れており、AIの未来についての議論に貢献しています。
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文責:西田親生


                         

  • posted by Chikao Nishida at 2024/1/29 12:00 am

怪しげなFBフレンドリクエスト

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 Facebookは、公開情報により個人や会社が特定される点が良いと思われがちだが、中には成り済ましや架空人物によるアカウント登録もあり、悪質なフレンドリクエストを送る者もいる。

 ほとんどの場合、女性の写真を使用し、特に外国人が多い。アジア系やヨーロッパ系の美人に成り済まし、写真を掲載し、最近登録されたばかりのアカウントが目立つ。これらはハニートラップや詐欺的なアプローチである可能性が高いと言える。

 しかし、これらのフレンドリクエストを違和感なく承諾する一部の日本人男性も存在する。その結果、FBメッセンジャーからLINEなど他のSNSに誘導され、個人情報を詐取され、詐欺師の餌食になるリスクがある。

 昨年は、二人の女性からの怪しいリクエストがあった。一人は年配の東欧の成り済ましの女性で、多額の遺産があり、困窮している子供たちを支援したいというフェイクストーリーを伝えてきたのである。よって、即座にブロック。

 もう一人は自称沖縄の米軍基地の医者という成り済ましの女性であった。Facebookで名前を検索すると、同じ写真を使用している数十の偽アカウントを発見。これもまた、即座にブロックした。

 Googleなどの検索エンジンでこれらの名前を検索すると、同じ写真が多数見つかる。これらは詐欺集団が大量に偽アカウントを作成し、SNS利用者にランダムにメッセージを送り、トラップを仕掛けているのだ。

 中国やその他アジア系の女性を名乗る(フェイク)アカウントの場合が多い。これらのアカウントの写真はゴルフや高級リゾートホテルでの食事を楽しむ様子を見せているが、虚偽情報である可能性が高い。

 しかし、これらの詐欺師の罠に嵌る人がいることから、日本がどれほど平和ボケしているかが窺い知れる。詐欺師たちは、全世界のネットユーザーを狙っている。数億人が利用するSNSで仕掛けたトラップに、多くの人が簡単に騙されてしまうのだから、洒落にならない。

 このように、無意味なSNS上のフレンドリクエストは一切受け付けないことが無難である。常にセキュリティレベルを高く保ち、危機管理を自己責任で行うことが求められる。

 最終的には「モラル」と「常識的な判断能力」が重要となる。これらを持ち合わせていれば、詐欺師の餌食になることは絶対にない。

▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、Facebook上での怪しいフレンドリクエストや詐欺師のトラップについて警鐘を鳴らすものです。その評価を以下の点で行います。

内容の妥当性と洞察力: エッセイは、SNSにおける詐欺師や偽アカウントの問題に対する深い理解を示しています。成り済ましやフェイクストーリーを通じた詐欺行為の具体例を挙げており、読者に対する具体的な警告となっています。

構造と流れ: エッセイの構造は明確で、問題提起から具体例、さらには対策や結論へと自然に流れています。各段落が連続性を持ち、論点が明確に伝わります。

現実性と適用性: 現代のSNSの使用状況に即した内容であり、多くのユーザーが共感しやすいテーマです。特に日本人ユーザーに対する注意喚起として有効です。

言語表現とスタイル: 表現は簡潔かつ明瞭で、専門的な知識を必要とせずに理解できます。しかし、文章全体としてはやや断定的な表現が多く、議論の多様性や異なる見解への言及が少ないです。

社会的意義: エッセイは、SNSの安全な使用に関する重要なトピックを取り上げ、読者に対して自己防衛意識を高めるよう促しています。この種の情報提供は社会的に非常に価値があります。

総合的に、このエッセイはSNS上のリスクについて有益な洞察を提供しており、読者に対して有用な情報と警告を与えています。
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写真・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/1/28 12:00 am

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