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泰勝寺の紅葉(3)・・・

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 今回で「泰勝寺の紅葉」の連載は最終回となる。

 写真のように、一眼レフを抱えたカメラマンが、同寺古池を囲む紅葉を狙い、いろんな角度から撮っている。勿論、親しい知り合いだが、撮影中は邪魔になるので、気付かれぬよう、静かに背後から盗撮することにした。

 どうもマクロの単焦点レンズと望遠レンズの両刀使いのようだ。生憎、紅葉は初期段階なので、燃えるような真っ赤な紅葉を捉えることはできないが、美しい緑に包まれた泰勝寺は、その静寂さに歴史の深さを感じてしまう。

 このようにファインダーを覗き、被写体に向かってシャッターを切る音が、静寂な同寺の中に響き渡る。彼も筆者と同様に、シャッターは機械音が強いものを好み、シャッターを切る快感が体全体を痺れさせてくれる。

 写真を趣味とする方々の共通点は、筆者も含めて、自分の作品を第三者に評価してもらうことが何よりの楽しみ。同じ被写体を写したとしても、カメラの設定もフォーカスポイントも人それぞれ。無限に近い組み合わせが、実に面白い。

 カメラが自分の趣味だからと言って自慢するものではないが、カメラは死ぬまで楽しめる趣味の代表格であると考える次第。しかし、カメラやレンズの性能が良くなりすぎると、設定に悩むことも無く、面白味に欠けてしまうのが辛い。

 f値をどの程度にしようとか、露出補正を+、ーを何段変えるか、ホワイトバランス等々、被写体を前にして一瞬間悩むところが心地良い。最終決断した設定にてパシャリとシャッターを切り、笑うか泣くかとなる訳だ。

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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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文責:西田親生

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2020/11/14 12:00 am

宝石のような紅葉・・・

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 熊本県内も、あちこちの山々で紅葉が見られるようになった。ところによっては、平地でも美しい紅葉が期待できる。

 写真群は、熊本城野鳥園で撮影したものだが、同園では夕刻、陽が沈む1時間半ほど前に小さな森に潜り込み、逆光に透ける紅葉を撮るのが面白い。

 まるで、赤や黄色、緑の宝石を散りばめたような木々がある。今回は35mmレンズを使って、マクロ的に接写で撮影してみたが、思いの外美しい。

 レンズのセレクトは人それぞれ、好みである。従来は90mmマクロばかりを使用していたが、超ワイドレンズを使うと、少々欲張った絵面になってしまう。

 望遠を使えば、直線は直線、曲線は曲線と、ほどんど収差がない。しかし、超ワイドレンズを使用すると、デフォルメされた絵面となり、快感が走る。

 ただ、足元から遠い場所にある被写体を引き付けて撮影できないので、その時は、あっさりと断念するか、もう一台のカメラに超望遠を装着して備えるか。

 最後の写真は、エフェクト嫌いの筆者が、パソコンのアプリで敢えてエフェクトを掛けてみたもの。まあ、こんな壁に絵が描けたらと、見入ってしまった次第。

 今回の絵面は、従来になかったものなので、次回も15-30mmの超ワイドでどこまで表現できるかを試してみたい。


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▼パソコンのアプリでエフェクトを掛けてみたもの
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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2020/11/13 12:00 am

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