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「覚醒」への、いざない。

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 社会人となり、日が経つに連れて、馴れ合いとなり、生気のない仕事をダラダラとする人間が増えてくる。

 若き頃の会社訪問から、入社試験、晴れての合格通知を受けて、意気揚々としている瞬間が懐かしい。そう思っている人は、思いのほか少ない。

 企業が育つのは、勿論、全社員の「情報共有」が前提ではあるものの、経営側のビジョンなり決断なりが、途中で淀み、全スタッフへフィードバックされぬまま、時間だけが過ぎて行く。

 それは、中間管理職の未熟さと狡さが蔓延している企業に多い現象であり、意気揚々としている新入社員の夢も希望も削ぎ落とすことになりかねない。

 初任者研修は大変重要なものだが、この中間管理職に腐ったミカンが1個でもあれば、健全な企業環境を阻害する場合も多々出てくる。よって、腐ったミカンは早期に切り捨てる必要がある。

 タイミングを逸すると、隣のミカンも、底に潰されようとしてるミカンも、上にちょこんと載っているミカンも、皆腐ってくるわけだ。しかし、早期発見すれば、腐れは皮一枚で止まり、救われる。

 中間管理職の使命は、セクションごとのマネジメント。その手法を誤れば、何年、何十年経っても、その企業に明るい兆しなど訪れることはない。致命的な欠陥がそこに存在する。

 愛社精神など育つこともなく、身勝手で歪んだ世界感が蔓延することになり、堕落した空気が常に漂いはじめることになる。その堕落こそが美徳と勘違いしている、無能なる中間管理職が彼方此方に。

 これは、即刻退場処分とし、若手の逸材を登用することが、腐りかけたミカン箱の浄化に繋がるのである。全社員に「覚醒」を求めることは大変な作業であるけれども、絶対に残すべきは「積善之余慶」の精神を持つ人間なのである。



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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2019/9/21 02:14 pm

若きウェイターに託すこと・・・

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 38年以上足繁く通う、熊本ホテルキャッスル。同ホテルは来年10月に60周年を迎える、熊本県内でも歴史と伝統を誇る、名門ホテルの一つ。今回は、写真下の若きウェイターである松岡勇太さんをご紹介することにする。

 彼は、同ホテル1階のダイニングキッチン九曜杏(くようあん)の黒服として活躍している人物で、独り黙々と動いているのが目に入ってくる。無駄口がなく、寡黙な中に、お客の動きやレストランホール全体を見回し、一所懸命に自らの業務に専念している。ややはにかみ屋さんのところもあるものの、考え方はしっかりとしており、「正論」への反応は人一倍早い。

 本日は、取材ランチ後に、新調したタキシードを着て、目の前に来てくれた。折角なので、モノクロームにて撮影したのだが、ファインダーを覗き込むと、一瞬にしてその人物の人格が入り込んでくるのである。筆者は差別的な依怙贔屓なるものは好まないが、一所懸命さが滲み出ている人物には、すこぶる好感を持ち、微力ながら応援したくもなる。

 とにかく、巷のホテルや旅館では「人の噂は酒の肴」的なところもあり、これまでに、嫌な思いをしたり、驚愕したり、腰抜かしたことも多々あった。しかしながら、このような人物がホテルを支えているとなると、すこぶる安心することができ、「足繁く」が加速する。

 持論ではあるが、「ホテルは文化発信基地」であるというのが、筆者のホテルに対する捉え方である。よって、そこに就業している人たちもまた、「文化の香り高き人」になるべきではなかろうかと。・・・その香りを届けてくれる凄腕ホテリエとして活躍する彼の将来を、勝手にシミュレートしながら、撮影していった。とにかく、「民度」の高い人間に育って欲しい。


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文責:西田親生

                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2019/9/20 01:51 am

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