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ファーストインプレッションの大切さ

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 昨日、親しい経営者の紹介で、午後1時にお二人(会社代表者と部長職)とお逢いすることになっていた。定刻15分に、既に予約していたテーブルに着座しているお二人。

 筆者は正午に到着し、ランチを済ませ、午後1時を待っていたのだが、約束の15分前に到着され、着座されている姿を見て、「流石だな!」と思った。

 よって、午後1時前10分にそのテーブルへと進み、手前の椅子に座っているお二人に、会釈をしながら、奥の柔らかなソファー席をお勧めした。実は、手前の椅子は座り心地が悪く、足元が寒いのである。

 人との出逢いは、ファーストインプレッションで全てが決まる。今回のように15分前に着座されている様子を伺うだけでも、そのお二人の紳士さと遣る気が伝わって来るというもの。

 名刺交換をした後、早速、お二人のお話に耳を傾けた。話の流れは誇張も棘もなく、すこぶる自然。初の対面となったお二人、そして紹介者と筆者の4人は、僅か10分後には既に融合している感があった。噛み合いの良い歯車の状態である。都市部の起業家との話は、とても楽しい。

 話はどんどん蛇花火のように盛り上がる。30分間ほどの顔見せとの予測に反し、気づけば午後3時半を過ぎていた。あっという間の2時間半。・・・数年ぶりだろうか、初対面の空気に全く淀みも濁りも曇りも勘繰りもない。・・・この心地よさはたまらない。

 本日の善き出逢いに対して、「I hope you keep in touch with us for a long time !」と強く申し上げたい。途中で、お二人の代表者が「熊本にこのような方がいらっしゃるとは、失礼ながら知りませんでした!」と紹介者に向かって笑顔で話してくれた。(少々照れてしまう)

 真向かいの若手の方も、真剣な眼差しで質問をポンポンと投げかけてくれる。その決断の早さとヤル気満々の波動が、筆者の体全体に当たって来たのだった。ケチ臭い田舎経営者とは異なり、入り口から出口までのビジョンがハッキリしており、恩着せがましさも全くない。

 夕刻にオフィスへ戻り、今日の善き出逢いに、感謝の意を込めたメールを紹介者に送った。本当に、紹介者の役割は大変重要であることを再認識した1日だったが、1時間ほどで戻ると伝え、近場で待たせていたアシスタントの存在を忘れてしまったのは洒落にならないと・・・。(苦笑)


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/21 12:50 am

白鷺のねぐら?発見!

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 仕事の打ち合わせを除いて、この地を歩き回ったのは、43年ぶり(当時はガキだった)であった。

 以前、父の金魚の糞として住んでいた一軒家の官舎はなかったが、あちらこちらに当時の記憶を思い起こさせるものが、点在していた。しかし、距離感や方向が定かではない。その中でも、苦労して辿り着いたのが、小さな美容室。

 当時と全く同じ店構えで、元気でなさっているのならば、80歳近くであろうかと。突然だったが、ドアを開け、ご挨拶に足を踏み入れた。午後4時を過ぎていたが、お客の姿が無かったので、遠慮なく声を掛けた。

 頭の中に浮かんだ店主の映像は、白髪の背中が曲がった弱ったご老人の姿だった。声を掛けた途端、中からしっかりした足取りで店主が出て来た。筆者の顔を見るなり、どこの営業マンだろうといった顔をされたが、直ぐに、「アラーーー!」と、気付いたようだ。

 毎日、300メートルを犬と一緒に走り回り、冬でも裸足で靴下を履かず、膝腰の痛みもなく、背筋も真っ直ぐに、元気いっぱいだと言う。その母親は昨年他界したとの話だったが、それも大往生の105歳。その店主の若く生き生きとした姿に納得したのだった。

 突然の非礼なる訪問だったので、日を改めて立ち寄ることを約束し、その場を立ち去った。

 それから、近くにある博物館へ行き、午後5時前だったので、しばし川岸から野鳥を観察することにした。白鷺、鴨などの姿がたくさん見えた。工場地帯であるが故に、大きな煙突が白煙を吐き、威圧感が漂う。しかし、人工物であるテトラポットと白鷺が何となく融合しているところが面白い。

 日々、自然の中の野鳥たちを撮影しているので、違和感がありながらも、その景色に段々と慣れて来たのだった。数分も経たずして、日没となった。対岸から数羽の白鷺がテトラポットに結集して来たらしい。そこが「ねぐら」なのか分からないが、降り立った白鷺たちは、直ぐに棒立ちとなり、寒さに耐えながら目を瞑っている。

 頭上を黒い鳥の影が通って行った。あまりに近かったので、去り際に距離をおいて撮影したところ、どうやら川鵜らしい。周囲は人工物だらけだが、野鳥たちはその環境を上手く利用して、そこに居座っているように思えてならない。多分に、餌となる魚がたくさん生息しているのだろうと・・・。

 日没から15分。そろそろ帰途につかねば、真っ暗となる。次回来る時の駐車場の位置を確認し、高速道路を通り、約1時間後にオフィスに戻った。行き当たりばったりで訪ねた工業都市、八代市。記憶に残っている映像と今の映像が、うまい具合に重なり、最後の記憶のジグソー1個がハマった気分である。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/20 10:31 am

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