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蝉の声に、鼓膜が揺れる!

▼水辺プラザの小さな橋の工事中
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 水辺プラザ(熊本県山鹿市鹿本町)に立ち寄った。薄曇りだが、紫外線はやけに強い。よって、木陰を狙い、蝉の声を追ってみた。

 蝉の声に、鼓膜が揺れっぱしと思っていたら、木の幹の下方で鳴いている蝉がいた。ちょうど、人間の目線の高さくらいのところで、じわじわと上によじ登りながら、鳴いては足を動かし、よじ登っては鳴いている。

 アブラゼミを間近に見るのは、数十年ぶりだろうと。よく見ると、ルビーのような小粒の単眼が3つ、それを挟むように複眼が2つある。何とも奇妙な生き物に感じてしまった。まあ、ハエトリグモの8つの目よりも可愛いが・・・。

 上内田川沿いを歩いていると、小さな発見がある。今日は雨のために川の水が濁っていたのは残念だったが、可愛い野草にも出会うことができた。しかし、半袖のシャツを突き通す勢いで汗が出始めた。これは、危険。さっさと車に乗り込んで、エアコンを最大にして水分補給をすることにした。


▼上内田川沿いで見つけたアブラゼミ(無数に居そうだ)
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▼取材ランチ(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏)
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/7/26 12:00 am

連載 山鹿発見伝(4)

▼山鹿市鹿本町上内田川にて
2016-12-19


<年末年始の山鹿市>

 年末年始の郷里を肌で感じるのは、久しぶりのことだった。師走の大掃除風景、山鹿では欠かせない藁苞納豆(田舎納豆)、閑散とした商店街の舗道、餅つきの音、寒空に餌を探しまくる野鳥・・・などなど。

 実際に餅つきを知人の中庭にて見たのは初めてだった。焼きたての餅を掌に載せてパンと叩く。そこに、ネバネバコッテリの藁苞納豆(塩を入れる)をトッピング。半月の形になるように納豆を包み込む。更に、刷毛で甘露醤油をかるく餅に塗り、更に更に有明海苔で包み込む。想像するだけでマウスウォーターものだが、熊本県北部では、餅&納豆はブレッド&バターのようなものなのだ。

 昔の正月となれば、山鹿小学校グラウンドにて凧揚げ、独楽回しなどが一般的な子供達の遊びだった。今ではそのグラウンドで凧揚げや独楽回しをする子供の姿はほとんど見られない。また、室内では双六やトランプ、五並べなどを楽しんでいたが、すこぶるアナログな世界が懐かしくもある。

 田舎は、今も尚、昔ながらの自然が残っている。土も千年の歴史を経ても、生き生きと野菜や果物を育てている。人間と自然の共存を千年以上続けている田舎はどれくらい残されているのか分からないが、デジタルな世界に染まり込んだ私たちにとって、田舎には人としての生き様を教えてくれる、凄い特効薬があるに違いないと・・・。

 熊本地震後に足繁く通いつめた郷里・・・実は、上述のような特効薬を筆者なりに求めていたのであった。


▼有働サイクル中庭で餅つき
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▼相良観音(あいらかんのん)
2016-12-29


▼鍋田横穴群のレプリカ
2017-1-5


▼千代の園本社
2017-1-6



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  • posted by Chikao Nishida at 2017/7/25 12:15 am

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